多くの塾では12月上旬~中旬までを冬期講習の申込期日としていますが、事情によって申込みができていなかった生徒や、冬休みの直前・直後に冬期講習の受講を検討し始めた生徒もいますよね。期日を過ぎた場合には授業は受けられないのでしょうか。
そこでこのページではそのような生徒でも冬期講習の受講が間に合うかどうかを解説します。
個別指導塾の場合
まずは個別指導塾からみていきましょう。個別指導塾の場合は、多くの塾で冬休み中はいつでも冬期講習の申込みを受け付けていますので、冬休みに突入してしまっていても申し込むことが可能です。
その理由として、個別指導塾では冬休みの期間を通したカリキュラムが組まれている訳ではなく、生徒一人ひとりの状況に応じた個別の学習プランが組まれます。そのため冬休みに入ってしまっていたとしても、その時点から講習期間終了日までの間に学習プランに沿って指導を受けることができるのです。
また、途中からの参加でも講習代を満額請求されてしまうのかと不安に思う方もいると思いますが、多くの個別指導塾では参加した授業回数分のみの請求となります。気になる塾に問合わせて確認してみましょう。
集団指導塾の場合
続いて集団指導塾の場合をみていきましょう。集団指導塾の一般的な冬期講習の申込期日は12月上旬~中旬となりますが、冬休みに入ったあとでも申し込みを受け付けている塾はあります。
ただし、集団指導塾の冬期講習の途中参加には注意が必要です。集団指導塾の冬期講習では事前にカリキュラムが組まれており、スケジュールに沿って授業が進行していきます。そのため途中からの参加だと授業に付いていけない可能性もありますので、途中参加を希望する際にはしっかりと復習をしてから参加しましょう。
もし途中参加に不安がある方は個別指導塾であれば希望する内容に合わせて学習計画を組んでくれますので、個別指導塾の冬期講習への参加をおすすめします。また集団指導塾の講習代ですが、多くの塾では参加日数分の日割り計算した費用で参加できますので、気になる塾へ確認してみましょう。
冬期講習の費用の相場とは?
それでは冬期講習に参加する場合の費用の相場はいくらになるのでしょうか。
お子さんが受験学年か非受験学年か、または個別指導か集団指導かによって費用の相場は大きく異なります。
また、一般的に年末年始は冬期講習の授業はお休みとなりますが、進学塾では年末年始に正月専用の特別講座が設けられています。年末年始の特別講座の相場は5~6万円となりますので、参加する場合には冬期講習の費用とは別に特別講座の費用も発生します。
学年別の費用の相場はこちらにまとめておりますので参考にしてください。
さいごに
個別指導塾を中心に冬休みに入った後からでも冬期講習に申し込むことができますのでご安心ください。ただ冬休みは約2週間しかありませんので冬期講習への途中参加を検討されているようであれば、お早めに塾へ学習相談をするようにしましょう。
※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。