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大学受験で個別指導塾を選ぶ際のポイントと注意点について
塾の選び方

2022.08.01

大学受験で個別指導塾を選ぶ際のポイントと注意点について

公立の高校生の3人に1人が塾へ通っているといわれていますが、高校2年生の秋ごろになると受験対策を始めようと考え始める生徒も多いと思います。

最近では駅前に多くの個別指導塾が教室を構えていますが、大学受験の対策のために個別指導塾を利用するのはどうなのでしょうか。

そこでこのページでは大学受験で個別指導塾を選ぶ際のポイントと注意点を解説します。

大学受験といえば大手進学塾や予備校という選択肢が一般的

最近では自宅でスマートフォン端末やタブレット端末を用いて有名講師の映像授業で学習している生徒も増えていますが、やはり大学受験というと大手進学塾や予備校のような大人数の生徒が講義形式で一斉に授業を受けるといったイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

実際に多くの大学受験生が大手進学塾や予備校へ通っていますが、その理由として志望校に合格するためのカリキュラムが用意されており、周囲の受験生と共に授業を受けることで刺激し合いながら勉強に励むことができることが挙げられます。

また大学入試では高校受験とは異なり試験範囲が膨大で、問題の難易度も高いです。そのため指導をする講師の学力や経験が大切となりますが、大手進学塾や予備校では社員講師が授業を担当するケースが多く、大学受験のプロフェッショナルから指導を受けられるため安心して通うことができます。

大学受験の対策で個別指導塾が適している場合とは?

それではどのような場合に個別指導塾がおすすめといえるのでしょうか。まず大学受験のために何から始めたらいいのかわからない生徒や、自ら学習計画を立てることが難しい生徒は向いているといえます。個別指導塾では現在の学力や志望校のレベルに合わせて個別の学習プランを設計してもらうことができますので、進学塾のような講義形式の授業には付いていけないと不安に思う生徒でも個別指導塾なら安心です。

進学校に通っていて苦手な科目や単元だけ指導を受けたい場合にも個別指導塾が向いています。個別指導塾では1科目だけの受講ができる塾が多いので特定の科目だけ通うことができることに加え、曜日や時間帯も自由に選べるので習い事や部活動と両立しながら通うことができます。

また、大学受験の進路指導に特化している講師と1対1形式で指導を受けられる個別指導塾もありますので、進学塾の授業では物足りなかったり更にハイレベルな指導を受けたい場合には、このような塾を検討してもいいでしょう。

大学受験で個別指導塾を選ぶ際のポイントと注意点

ここでは個別指導塾を選ぶ上でのポイントと注意点をご紹介します。まず、個別指導塾の多くは進学塾とは異なり、学校の授業のサポートや定期テスト対策が中心となりますので、いわゆる「補習塾」としての位置づけとなります。

そのため受験範囲が膨大な大学入試の対策に必ずしも適している訳ではありません。特に個別指導塾の多くは学生講師が指導を担当するケースが多いので、講師の質という点では塾の中でもバラつきがあります。ですから指導力や経験のある講師に担当してもらえるかが大切となりますので、塾選びの際には体験授業や学習相談を実施してから信頼できる塾を選ぶようにしましょう。

また今の偏差値より高いランクの大学を目指す場合には、週2回や3回の塾の授業だけでは学習時間が足りません。そのため塾以外でも自宅や自習室で日常的に勉強する習慣を持つ必要がありますが、この点に関しても日々の学習管理や計画表を生徒と一緒になって親身になって考えてくれる塾を選ぶといいでしょう。

さいごに

このページでは大学受験で個別指導塾を選ぶ際のポイントと注意点を解説しましたがいかがでしたでしょうか。近年、大学入試の難易度はさらに上がっています。志望校に合格するためには塾選びは大切となりますので、後悔のないよう塾選びは慎重にしていただければと思います。また、授業を受ける科目数やコマ数にもよりますが、個別指導塾の料金の相場は集団指導塾の料金の相場よりも高い傾向にありますので入塾前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。塾では月々の授業料以外にも、夏期講習などの季節講習費や教材費、模試代など様々な料金が発生しますので入塾後に金銭面で悩むことのないように事前に把握しておきましょう。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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