- 2026年度の実施日程・受験料・出題範囲
- 本番レベルの出題形式と他社模試との違い
- 成績表の判定・分野別正答率の読み方
- 模試結果を学習計画に活かす方法
東進共通テスト模試(正式名称:共通テスト本番レベル模試)は、大学入学共通テストの対策として多くの受験生が活用している模擬試験です。2026年度は年4回実施され、本番と同じレベル・形式と詳細な成績分析が特徴となっています。この記事では、東進模試の基本情報から効果的な活用法まで、受験生が知っておくべきポイントを網羅的に解説します。
模試選びで迷っている方、東進模試の難易度や成績表の見方を知りたい方に向けて、実施日程・申し込み方法・他社模試との比較・結果の活用法を順に紹介します。模試の特性を把握しておくと、結果を次の学習に活かしやすくなります。
東進共通テスト模試は年4回、本番形式で実施される
東進共通テスト模試は、東進ハイスクール・東進衛星予備校が主催する全国規模の模擬試験です。本番の共通テストと同じ出題形式・時間配分で実施され、現在の実力を測る目安になります。
年間を通じて定期的に開催されるため、学習の進み具合の確認と目標設定に最適な模試として位置づけられています。
実施回数と年間スケジュール
共通テスト本番レベル模試は年4回実施されます。東進ハイスクール・東進衛星予備校で受験でき、定期的に実力を確認できる点が高く評価されています。
さらに東進では6月・11月に「全国統一高校生テスト」も実施しており、これらを合わせると年6回の共通テスト型模試を受けることができます。
2026年度の実施日程と出題範囲
2026年度は年4回実施されます。申し込み締切は実施日の3日前に設定されているため、受験を検討している場合は早めに確認しておきましょう。
回次 実施日 申込締切日 受験目的 受験料
(一般生)第1回 2026年2月22日(日) 2月19日(木) 受験計画の出発点となる実力把握 6,000円(税込) 第2回 2026年4月26日(日) 4月23日(木) 新学年スタート時の基礎力確認 6,000円(税込) 第3回 2026年8月23日(日) 8月20日(木) 夏の学習成果測定・秋の方針決定 6,000円(税込) 第4回 2026年12月20日(日) 12月17日(木) 本番直前の最終確認・仕上げ 6,000円(税込)
第1回〜第4回共通の出題範囲
東進模試は年間を通じて同じ出題範囲で実施されます。共通テストの全教科・全範囲が対象のため、受験する回に関わらず同じ準備で臨めます。
無料で受けられる「全国統一高校生テスト」も活用しよう
東進では、共通テスト本番レベル模試とは別に「全国統一高校生テスト」を年2回、無料で実施しています。うまく組み合わせると、年6回のサイクルで実力確認ができます。
回次 実施日 申込締切日 受験料 対象学年 第1回 2026年6月14日(日) 6月11日(木) 無料 高1〜高3・高0生 第2回 2026年11月8日(日) 10月29日(木) 無料 高1〜高3・高0生
受験料と申し込み方法
東進模試の受験料は、東進生と一般生で異なる設定になっています。
区分 受験料 申し込み方法 東進生 校舎で確認 校舎窓口 一般生 1回あたり6,000円(税込) 東進公式サイトから申し込み、支払手続きへ進む
定員に達すると締め切られるため、実施日の2週間前までには申し込みを完了させましょう。
共通テスト本番レベル模試4回に全国統一高校生テストを加えると年6回のサイクルで受験できますが、すべての回を受験目標にする必要はありません。お子さんの学習進度に合わせて「この時期は基礎固め優先」と割り切る判断も大切です。
東進模試は本番と同じレベル・形式で実施される
東進模試は「本番と同じレベル・形式・出題範囲」を掲げており、共通テストの実戦演習として活用できます。
科目別の特性や他社模試との違いを見ていくと、東進模試がどんな受験生に向いているかが見えてきます。出題形式を正しく理解しておくと、模試結果を学習方針に活かしやすくなります。
本番との難易度比較
東進模試は本番の共通テストを忠実に再現することを目指しており、出題形式・問題量・時間配分がほぼ同一です。公式では「年間を通じて同じレベル・形式・出題範囲」とされています。
受験時期によって受験者の学習進度が異なるため、同じ難易度でも春と秋では体感的な難しさが変わります。
特に数学と理科は思考力を問う問題が多く、英語リーディングは読解量が多いため速読力が求められます。共通テストの出題形式への慣れという点では、繰り返し受験することで対応力が自然と身につきます。
他社模試と何が違うのか
東進模試の最大の差別化ポイントは、実施回数の多さと成績返却の速さです。他社模試と並べて比較すると、東進模試の特徴がより明確になります。
項目 東進 河合塾 全統模試 駿台・ベネッセ模試 難易度 本番と同等 標準的 共通テスト対策向け 実施回数 年4回 全統共通テスト模試3回+全統プレ 年2回(9月・11月) 母集団 一般生も受験可能 大規模 高3生・高卒生中心 強み 返却が速く短サイクルで復習できる 大規模な母集団に基づく判定精度 共通テスト対策・ドッキング判定に活用しやすい 向いている人 短いサイクルで復習を回したい 全国規模で立ち位置を確認したい 共通テスト型の判定を秋以降に確認したい
複数の模試を組み合わせる場合、東進模試を定期的な実力確認のペースメーカーとして使い、河合や駿台の模試を学期ごとの総合判定に活用するのが効果的です。
春の模試でE判定でも、落ち込む必要はありません。受験時期が早い分だけ学習が追いついていないだけで、ここからの積み上げが本番の結果を決めます。判定は「今の立ち位置」として冷静に受け止め、次の学習テーマを絞る材料にしましょう。
成績表は「分野別正答率」から読み解く
東進模試の成績表は、点数や偏差値だけでなく、分野別の正答率や具体的な学習アドバイスまで詳しく記載されています。
各項目が何を意味するかを理解しておくと、結果を次の学習に活かす道筋が見えてきます。どこを重点的に強化すればよいか、成績表から読み取るポイントを確認しましょう。
判定結果の読み方
成績表には志望校ごとの合格判定(A~E判定)が表示されます。各判定の目安と推奨アクションを確認しておきましょう。
判定 合格可能性の目安 推奨アクション A 80%以上 現状維持で合格圏内。さらなる得点力強化を目指す B 65%以上 合格圏内だが、弱点科目を重点的に強化する C 50%以上 合格ライン上。弱点科目の底上げが必須 D 35%以上 学習方法の見直しと基礎固めを優先する E 35%未満 基礎から立て直し、まず土台を固める
重要なのは、判定そのものより「あと何点で上位判定に届くか」を確認することです。成績表には判定ラインとの得点差が明記されているため、優先的に伸ばすべき科目を特定できます。
また、科目別の偏差値を見ることで、全国平均との比較から自分の強み・弱みを客観的に把握できます。
分野別分析の活用法
東進模試の成績表で特に価値が高いのが、科目内の分野別正答率です。例えば英語なら「文法」「読解」「リスニング」、数学なら「数と式」「図形」「確率」といった単元ごとに正答率が表示されます。
正答率のレベルに応じて、次のように学習の優先順位をつけると効率的です。
正答率 状態の目安 推奨アクション 50%未満 基礎理解が不足 教科書レベルの復習から始める 50〜70% 基礎はあるが定着が甘い 演習量を増やす 70%以上 定着済み 応用問題・過去問で得点力を磨く
成績表には各分野の推奨学習教材や東進の講座案内も記載されているため、具体的な学習リソースの選定にも役立ちます。
判定アルファベットだけを見て一喜一憂するのは避けたいところです。むしろ分野別正答率で「あと5点伸ばせる単元」を2〜3個特定し、次回までの具体的な学習テーマにする使い方が成績向上の近道になります。
東進模試のメリットと注意点
東進模試には他社模試にはない独自の強みがある一方、受験生によっては合わない側面もあります。強みと注意点を両面から把握しておくと、自分の学習状況や目的に合った使い方を判断しやすくなります。
多くの受験生に支持される理由
東進模試が選ばれる背景には、他社模試では代替しにくい3つの特徴があります。特に「返却の速さ」と「解説授業」の組み合わせは、受験後すぐに学習サイクルを回せる点で評価されています。
メリット 具体的な効果 実施回数が多い 共通テスト本番レベル模試4回+全国統一高校生テスト2回で、年6回のサイクルで実力確認できる 成績返却が速い 中5日程度で結果が届き、記憶が新しいうちに復習できる 解説授業が充実 主要科目の解説授業を受験後に活用でき、理解が深まる
特に解説授業は、東進の実力講師陣が担当し、解き方や考え方を確認できる解説授業を受験後に活用できます。自己採点と並行して理解を深めやすい点が高く評価されています。
また、本番と同じ形式を繰り返し経験することで、時間配分や問題の取捨選択といった実戦的なスキルが自然と身につきます。
受験前に確認しておきたい注意点
一方で、東進模試にはいくつか注意しておきたい点もあります。受験のタイミングや費用面など、事前に知っておくと判断の参考になります。
解説授業の充実は東進模試の強みですが、視聴に時間を取られすぎて自習時間が減っては本末転倒です。全問視聴ではなく、間違えた問題と正解でも自信がなかった問題に絞る、といった優先順位づけを保護者からも促してあげてください。
模試の効果は受験後の行動で決まる
模試は受験するだけでは意味がなく、結果をどう次の学習に活かすかが最も重要です。
受験前・当日・受験後それぞれの行動を整えておくと、模試が単なる実力測定ではなく、成績向上のペースメーカーとして機能するようになります。
模試前後の学習サイクル
東進模試を効果的に活用するには、受験前・当日・受験後の3段階で適切な行動を取ることが重要です。
①受験前
②受験当日
③受験後
特に重要なのは、模試で間違えた問題を「なぜ間違えたか」まで分析することです。
知識不足なのか、時間不足なのか、問題文の読み違いなのかによって、取るべき対策が変わります。間違えた問題は専用ノートにまとめ、次回模試の直前に見直すことで、同じミスの繰り返しを防げます。
各回に役割を持たせた年間計画
東進模試は年4回実施されるため、各回に明確な目標を設定することで計画的な学習が可能になります。各時期の模試に役割を持たせておくと、目的意識を持って臨みやすくなります。
時期 模試の役割 主な目標 2月・4月 基礎力の確認と弱点発見 夏休みの学習方針を決める 8月 実戦力の養成 時間配分・解答戦略の確立 12月 本番直前の総仕上げ メンタル面の調整も含めた最終確認
また、模試の結果は必ず記録し、得点推移をグラフ化することで、自分の成長を可視化し、モチベーション維持にもつなげられます。
模試を受けただけで終わらせてしまう受験生は意外と多いものです。成績表が届いたタイミングで保護者から「どの分野を次回までに強化する?」と具体的に問いかけ、一緒に学習計画を立てる習慣をつけると、模試が成績向上のツールとして機能し始めます。
まとめ|東進共通テスト模試は「回数」と「分析」を使い切ることで差がつく
高校生のお子さんが東進共通テスト模試を受験する際に押さえておきたい、この記事のポイントを振り返ります。共通テスト本番レベル模試は年4回、全国統一高校生テストを含めると年6回の共通テスト型模試を受けられます。
東進模試の強みは、本番と同じレベル・形式での実戦演習と詳細な分野別分析にあります。受験後の復習と次回への計画立てをセットにすることで、模試が共通テスト対策の軸になります。
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