- 河合塾の模試シリーズ(全統模試・冠模試)の種類と違い
- 2026年度の学年別・全模試の実施日程・成績返却日一覧
- 学年・志望校別のおすすめの受け方
河合塾の模試は「全統模試シリーズ」と「オープン模試」の2系統があり、学年・志望校によって受けるべき組み合わせが変わります。
種類が多い分「どれを受ければいい?」と迷いやすいのが正直なところです。
この記事では、各模試の特徴と2026年度の学年別日程を整理し、自分に合った受け方を選べるようにまとめました。
河合塾の模試シリーズ一覧
河合塾の模試は大きく「全統模試シリーズ」と「オープン模試(大学別模試)」の2系統に分かれています。
系統 主な模試 対象 全統模試シリーズ 全統記述模試・全統共通テスト模試・全統プレ共通テスト・全統高2模試・全統高1模試 高1〜高卒生 オープン模試
(大学別模試)東大入試オープン・京大入試オープン・名大入試オープンほか 高3・高卒生
全統模試は「全国の受験生の中での立ち位置」を測るための模試で、母集団が大きく偏差値の信頼性が高いのが特徴です。
大学別模試(オープン模試)は、特定の志望大学の出題傾向に特化した実戦演習として秋以降に活用します。
それぞれの種類と特徴を確認しておきましょう。
全統模試シリーズ
全統模試は、河合塾が主催する「全国統一模試」シリーズの総称です。高1・高2・高3・高卒生(浪人生)を対象に、年間を通じて複数回実施されます。
1回あたりの受験者数は数万人規模で、年間延べ受験者数は数十万人にのぼります。
形式は「記述・論述式」と「マーク式(共通テスト型)」の2系統があり、学年・志望大学の入試形式に合わせて組み合わせて受けるのが基本です。
全統記述模試
記述・論述形式の大学受験向け模試です。高3・高卒生を主な対象とし、年3回(5月・8月・10月)実施されます。
二次試験に記述問題が出題される国公立大学や、記述形式を採用する私立大学の志望者向けです。
全統共通テスト模試とセットで受けると「ドッキング判定」が利用でき、共通テストと二次試験を合算した合格可能性を把握できます。申し込み時には数学の型(Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型)を選択します。
型は志望校の入試出題範囲に合わせて選ぶのが基本です。
全統共通テスト模試
マーク式の共通テスト対策模試です。高3・高卒生向けに年3回実施されます。
国公立大・私立大を問わず、共通テストを利用する受験生全般が対象です。全統記述模試と同じ回で受験するとドッキング判定が利用できます。
全統プレ共通テスト
11月に実施される共通テスト直前の最終確認用模試です。本番と同じ日程・時間割で行われるため、試験当日の流れをシミュレーションする場として役立ちます。
全統高2模試・全統高1模試
高2生・高1生向けの記述式模試です。年3〜4回実施され、現時点の学力を全国規模で把握できます。受験学年の全統記述模試と同じ形式で出題されるため、早い学年から継続して受けると高3時点での比較基準になります。
高2の年度末(1月)には「全統記述高2模試」と「全統共通テスト高2模試」が追加されます。
全統模試に加えて、難関大を志望する高3生は大学別模試も活用しましょう。
大学別模試(冠模試)
大学別模試(冠模試)は、東大・京大・名大などの志望大学に特化した記述式の実戦模試です。志望校の出題傾向・難易度に合わせた問題で構成されており、全統模試では測れない「志望校との距離感」を把握できます。
河合塾の冠模試は「〇〇大入試オープン」という名称で、主要国公立大・私立大向けに秋以降(8〜11月)に実施されます。
他の予備校も含めた2026年度の冠模試実施日程は以下の記事にまとめています。
日程の全体像が把握できたら、2026年度の具体的なスケジュールを確認しておきましょう。
【2026年度】全統模試日程一覧
全統模試は学年によって実施日が異なります。年間スケジュールを事前に把握して、学習計画に組み込んでおくのがおすすめです。
高3・高卒生の年間スケジュール
| 実施日 | 模試名 | 形式 |
|---|---|---|
| 4月26日(日) | プライムステージ | マーク式 |
| 5月3日(日) | 全統共通テスト模試 第1回 | マーク式 |
| 5月10日(日) | 全統記述模試 第1回 | 記述・論述式 |
| 7月26日(日) | 全統共通テスト模試 第2回 | マーク式 |
| 8月23日(日) | 全統記述模試 第2回 | 記述・論述式 |
| 10月4日(日) | 全統記述模試 第3回 | 記述・論述式 |
| 10月18日(日) | 全統共通テスト模試 第3回 | マーク式 |
| 11月15日(日) | 全統プレ共通テスト | マーク式(本番同形式) |
各模試には会場受験のほかに自宅受験(Web形式)も設定されています。自宅受験は会場受験の1〜3週間後に実施されます。
高2・高1の年間スケジュール
高2生
実施日 模試名 形式 5月17日(土) 全統高2模試 第1回 記述式 8月16日(土) 全統高2模試 第2回 記述式 10月25日(土) 全統高2模試 第3回 記述式 2027年1月24日(土) 全統記述高2模試 記述式・論述式 2027年1月31日(土) 全統共通テスト高2模試 マーク式
高1生
実施日 模試名 形式 5月17日(土) 全統高1模試 第1回 記述式 8月16日(土) 全統高1模試 第2回 記述式 10月11日(日) 高1プライムステージ マーク式 10月25日(土) 全統高1模試 第3回 記述式 2027年1月24日(土) 全統高1模試 第4回 記述式
【2026年度】オープン模試(大学別入試オープン)の日程一覧
オープン模試は高3・高卒生向けに夏(8月)と秋(10〜11月)の2シーズンで実施されます。申込開始は夏実施分が6/17〜、秋実施分が9/16〜です。
実施日 模試名 成績公開日 8月2日(日) 東大入試オープン 第1回 9/15(火) 8月9日(日) 京大入試オープン 第1回 9/18(金) 名大入試オープン 第1回 9/16(水) 10月25日(日) 東大入試オープン 第2回 12/2(水) 11月1日(日) 京大入試オープン 第2回 12/11(金) 北大入試オープン 12/8(火) 九大入試オープン 12/9(水) 11月1日(日) 一橋大入試オープン 12/9(水) 11月3日(火・祝) 東京科学大入試オープン 12/9(水) 神大入試オープン 12/11(金) 11月8日(日) 名大入試オープン 第2回 12/17(木) 東北大入試オープン 12/15(火) 阪大入試オープン 12/17(木)
駿台・東進・代ゼミとの4社横並びの日程はこちらの記事もあわせてご確認ください。
日程が把握できたら、次は自分の学年と志望校に合わせた受け方を整理しましょう。
学年・志望校別のおすすめの受け方
模試の組み合わせは学年と志望校によって変わります。以下を参考にしてください。
高3生・国公立大志望
全統記述模試と全統共通テスト模試を同じ回でセットで受けるのが基本です。ドッキング判定が国公立大の合格可能性を最も実態に近い形で示してくれます。
5月・8月・10月の3回を継続して受けて推移を追い、秋以降は志望大学の冠模試も加えるのがおすすめです。
高3生・私立大志望(共通テスト利用)
全統共通テスト模試を中心に受けます。記述式を使わない私立大専願であれば全統記述模試の優先度は低く、全統共通テスト模試3回と全統プレ共通テストを年間の軸にすると効率的です。
高2・高1生
全統高2・高1模試を年3回受けて、偏差値と全国順位の推移を把握するのが基本です。高2の1月に実施される全統記述高2模試・全統共通テスト高2模試は、受験学年を意識した仕上げとして活用できます。
受け方が決まったら、申し込み方法と受験料も確認しておきましょう。
申し込み方法・受験料
受験料は全統記述模試(高3・高卒生)が7,600円(税込)です。その他の模試の受験料は河合塾公式サイトでご確認ください。
申し込みルートは3種類あります。
- 河合塾生: 塾生マイページから申し込み
- 学校・マナビス・塾経由(案内書あり): 案内書のQRコード、または河合塾PORTALから申し込み
- 外部生・個人(案内書なし): 河合塾PORTALの「模試申込」から直接申し込み
河合塾に通っていない外部生でも申し込めます。申し込み締め切りは実施日の約9日前(15:00)が目安です。詳細は河合塾公式サイトで確認してください。
まとめ
河合塾の模試は、全統模試シリーズで学力の推移を定期的に確認しながら、秋以降に冠模試で志望校との距離感を測るという組み合わせが基本です。
国公立大志望の高3生は全統記述模試と全統共通テスト模試をセットで受けてドッキング判定を活用し、高2・高1生は年3回の全統模試で早めに全国規模の基準を把握しておきましょう。
まずは年間スケジュールを確認して、受ける模試の計画を立てるところから始めてみてください。
※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。
