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東大模試はどれを受けるべき?日程・難易度・河合塾/駿台/東進/代ゼミの違い【2026年】
受験・進路の基礎知識

2026.06.24

東大模試はどれを受けるべき?日程・難易度・河合塾/駿台/東進/代ゼミの違い【2026年】

この記事でわかること
  • 2026年度の東大模試(河合塾・駿台・東進・代ゼミ)の日程一覧
  • 各模試の特徴・難易度・受験者層の違い
  • 東大オープンと東大実戦模試、どちらを優先すべきか
  • 夏・秋それぞれで受けるべき模試の組み合わせ

東京大学を志望する受験生の多くが直面するのが、「東大模試はどれを受ければいいのか」という疑問です。河合塾・駿台・東進・代ゼミそれぞれが東大向けの冠模試を実施しており、日程・難易度・回数が異なります。

この記事では、2026年度の日程一覧と各模試の特徴、受け方の考え方をまとめました。

東大模試とは?主な種類一覧

東大模試とは、東京大学の二次試験(個別試験)の出題傾向・難易度に合わせて設計された記述式模試のことです。

全国統一型の模試とは異なり、東大志望者だけが受験するため、自分の立ち位置を東大受験者の母集団の中で把握できるのが最大の特徴です。

2026年度に受けられる主な東大模試は以下の4種類です。

模試名主催年間回数形式
東大入試オープン河合塾2回記述式・論述式
東大入試実戦模試駿台(Z会共催)2回記述式・論述式
東大本番レベル模試東進4回+最終記述式
東大入試プレ代ゼミ2回記述式・論述式

このうち河合塾と駿台の2模試が「東大冠模試」の定番として位置づけられています。東進は回数が多く、代ゼミは土日2日間の本番形式に近い日程が特徴です。

受験する模試を迷っている場合は、まず河合塾と駿台の両方を受けるのが基本です。各模試の特徴と受験者層の違いを順に確認していきましょう。

河合塾 東大入試オープンの特徴

河合塾の東大入試オープンは、東大冠模試の中で受験者数が最も多い模試です。母集団が大きいほど判定の精度が上がるため、A〜E判定の信頼性という点では最も安定しています。

試験科目は東大の二次試験に準じた記述式・論述式で、英語・数学・国語・理科(理系)または地歴(文系)が出題されます。

主な特徴
  • 東大冠模試の中で受験者数が最多
  • 全統共通テスト模試とのドッキング判定が可能
  • 第2回はフォローアップ添削(Web提出・返却)あり
  • 成績返却後の答案・解説確認

第2回の添削は、記述答案に対してコメントがつくため、「なぜ減点されたか」を具体的に把握できます。答案作成力を磨く機会として活用してください。

駿台の実戦模試は、難度と受験者層の面で河合塾オープンとは性格が異なります。

駿台 東大入試実戦模試の特徴

駿台の東大入試実戦模試は、Z会との共催で実施される記述式模試です。受験者は難関校志望者が中心のため、河合塾のオープンより受験者数はやや少ないですが、難易度はやや高めに設定されています。

主な特徴
  • 駿台・Z会共催の高難度な記述式模試
  • 受験者層が難関校志望者中心で、競合集団の質が高い
  • 駿台・ベネッセ共通テスト模試とのドッキング判定が可能
  • 答案返却と詳細な解説授業(Web視聴)あり

駿台の実戦模試は、本番より難しめの問題で歯ごたえある演習ができるのが特徴です。難問でどこまで得点できるかを確認する場として有効です。

東進は回数の多さが際立っており、夏前から段階的に受験できるのが強みです。

東進 東大本番レベル模試の特徴

東進の東大本番レベル模試は、年4回+最終と回数が最も多い模試です。6月から受けられるため、夏前の段階で自分の実力を把握したい受験生に向いています。

主な特徴
  • 年4回+最終の計5回と、東大模試で最多の受験機会
  • 6月からの受験が可能で、夏前の実力確認に対応
  • 試験当日より解答解説・リスニング音声をWeb公開
  • 東進生は解説授業(講師によるWeb授業)を視聴可能

河合塾・駿台と比べると受験者層の幅が広いため、両社との判定と多少異なることがあります。頻繁に受験できる分、学力の推移を時系列で追いやすい模試です。

代ゼミの模試は、実施形式が他社と大きく異なります。

代ゼミ 東大入試プレの特徴

代ゼミの東大入試プレは、土日2日間にわたって実施される点が他の模試と異なります。本番の東大入試も2日間形式のため、実際の試験スケジュールに近い環境で受験できます。

主な特徴
  • 土日2日間での実施(本番の入試日程に近い形式)
  • 第1回の成績表発送(9月2日)で、秋の学習計画への反映が可能
  • 第2回の成績表発送(12月22日)で、年内の最終判定確認に対応

代ゼミの東大入試プレは、他の模試と並行して受けることで判定の幅を広げる選択肢になります。

つづいて、各模試の日程と特徴を確認しましょう。

2026年度 東大模試の日程一覧

2026年度(2027年度入試対応)の日程をまとめました。

河合塾 東大入試オープン

試験日申し込み開始日
第1回2026年8月2日(日)6月17日(水)〜
第2回2026年10月25日(日)9月16日(水)〜

駿台 東大入試実戦模試(Z会共催)

試験日申し込み期間
第1回2026年8月9日(日)6月1日(月)〜7月31日(金)
第2回2026年11月15日(日)9月7日(月)〜11月6日(金)

東進 東大本番レベル模試

試験日申し込み締切
第1回2026年6月7日(日)6月4日(木)
第2回2026年8月30日(日)8月27日(木)
第3回2026年10月11日(日)10月8日(木)
第4回
(最終)
2027年1月23日(土)〜24日(日)1月20日(水)

代ゼミ 東大入試プレ

試験日申し込み開始日成績表発送日
第1回2026年7月18日(土)〜19日(日)5月18日(月)〜9月2日(水)
第2回2026年11月14日(土)〜15日(日)9月14日(月)〜12月22日(火)

申し込み締切・受験料は変更になる場合があるため、受験前に各予備校の公式サイトで確認してください。

なお、各社で掲載できる情報の粒度が異なるため、成績返却日や締切日は各予備校の公式ページで個別に確認してください。

東大模試はどれを受けるべき?

受験できる環境があれば、河合塾と駿台の両方を受けるのが基本です。2社の模試は出題傾向・採点基準が異なるため、複数の角度から実力を確認できます。

また「オープンではB判定だが、実戦ではC判定」のようにばらつきが出る場合、どちらの状態が実力に近いかを判断する材料になります。

4社の横断比較

模試受験者数難易度特徴こんな人に
河合塾 東大オープン最多本番準拠ドッキング判定・添削あり判定の安定感を重視する人
駿台 東大実戦やや少やや難難関志望者中心の母集団高難度で実力を測りたい人
東進 東大本番レベル幅広本番準拠年5回・6月から受験可早期から回数を重ねたい人
代ゼミ 東大入試プレ本番準拠土日2日間の本番形式本番スケジュールに慣れたい人

状況別のおすすめ

状況おすすめ
時間・費用に余裕がある河合塾+駿台を基本に、東進で回数を補う
1社だけ選ぶなら受験者数が最多の河合塾を優先
夏前から実力を確認したい東進(6月・8月)を活用
本番形式に慣れたい代ゼミ(土日2日間)

河合塾と駿台は「どちらが正確か」という問いではなく、どちらも精度の高い模試です。出題傾向・受験者層が異なるため、2社の結果を総合して自分の実力を把握するのが最も効果的な使い方です。

科目の強みと弱みを横断的に確認するために、夏の受け方について次で整理します。

夏と秋で受けるべき組み合わせ

東大模試は夏と秋で役割が異なります。

夏(6〜9月)の位置づけ

春〜夏の学習の成果を測り、秋に向けた弱点を洗い出す時期です。

  • 東進 第1回(6/7):夏前の基礎力確認
  • 東進 第2回(8/30)・河合塾 第1回(8/2)・駿台 第1回(8/9):夏本番の実力測定

夏の模試では「どの科目・どの大問で点が取れていないか」を把握することが目的です。判定の良し悪しより、失点パターンの分析を優先してください。

秋(10〜11月)の位置づけ

直前期の最終確認と、判定精度の高い時期です。受験者数が最も多くなり、母集団の精度が上がります。

  • 東進 第3回(10/11)
  • 河合塾 第2回(10/25)
  • 代ゼミ 第2回(11/14〜15)
  • 駿台 第2回(11/15)

秋の模試では、共通テスト模試とのドッキング判定も出揃います。合否ラインとの差を数値で把握し、残り期間の優先科目を絞り込むのに役立てましょう。

判定の数値の見方と、結果の活用方法を次で解説します。

東大模試の判定・結果の見方

東大模試の判定はA〜Eの5段階で示されます。各判定の目安は以下の通りです。

判定合格可能性の目安
A80%以上
B65%以上
C50%以上(合格圏の目安)
D35%以上
E35%未満

判定を見る際に注意したいのは、夏と秋では母集団の構成が異なる点です。

夏はまだ本格的に勉強を始めていない受験生も含まれるため、同じC判定でも秋より母集団が緩い傾向があります。夏の判定が悪くても、秋までに大幅に改善するケースは珍しくありません。

判定の数値より優先すべきなのは、「どの科目・大問で失点しているか」を分析することです。

返却された答案と採点コメントを確認し、失点の原因を科目別・大問別に整理してから、次の学習計画に反映させてください。

共通テストとのドッキング判定は、河合塾・駿台ともに対応しています。二次試験だけでなく共通テストの得点を加味した総合判定が出るため、本番の合否ラインに近い形で判定を確認できます。

よくある質問

成績はいつ返却されますか?

各社で異なります。東進は試験日の翌週月曜(約8日後)にWeb返却されます。

代ゼミは第1回が9月2日、第2回が12月22日に成績表を発送します。河合塾・駿台の返却日は申し込み時または公式サイトで公表されますので、受験前に確認してください。

東大模試と東大入試同日体験受験は違いますか?

別物です。東大入試同日体験受験は東進が実施する高1・2年生向けのイベントで、過去の東大入試問題を本番と同じ日程・時間で解く体験型の模試です。

高3以上が受ける冠模試(東大オープン・実戦など)とは対象学年・目的が異なります。

東大模試の過去問は入手できますか?

各予備校の公式サイト・校舎で販売・配布される場合があります。

一般書店での市販は限られるため、在籍している予備校の窓口に問い合わせるのが確実です。過去問での形式把握は、時間配分の練習に役立ちます。

東大模試は高2生も受けられますか?

河合塾・駿台・代ゼミの東大冠模試(オープン・実戦・入試プレ)は基本的に高3生・高卒生(浪人生)対象です。東進は高2向けの「高2東大本番レベル模試」を別途実施しています。

河合塾と駿台、どちらが難しいですか?

一般的に駿台の方がやや難しめとされています。駿台は難関校志望者が中心の受験者層のため、問題の難易度が本番よりやや高く設定されている傾向があります。河合塾は本番に準じた標準的な難易度です。

東大模試の判定と実際の合格の関係は?

あくまで確率の目安です。A判定でも不合格になることがあり、C判定やD判定から合格するケースも毎年存在します。秋の模試でC判定以上を目指しながら、答案の質を高めることに集中してください。

まとめ

東大模試には河合塾・駿台・東進・代ゼミと複数の選択肢があります。基本は受験者数が最多の河合塾と、難度が高めの駿台の両方を受けることです。

夏前から実力を確認したい場合は東進(6月〜)が有効で、代ゼミは土日2日間の本番形式で受けたい受験生に向いています。

模試は受けることより、返却された答案を活用することに価値があります。判定に一喜一憂するより、「どこで失点したか」の分析と学習計画への反映を繰り返すことが、東大合格への道筋をつくります。

東大以外の冠模試(京大オープン・早慶模試)や、志望校別のおすすめ模試スケジュールは以下の記事で詳しく解説しています。

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