- 全統記述模試の概要と、記述模試を受けるべき受験生の条件
- 2026年度の学年別日程・受験料・申し込み手順
- 偏差値・判定の読み方とドッキング判定の活用法
- 全統マーク・全統共テ・大学別模試との使い分け
全統記述模試は、河合塾が主催する記述・論述形式の模試で、国公立大学の二次試験対策を軸に学力の推移を追うための模試です。
年間延べ20万〜30万人が受験する規模の大きさから、偏差値の信頼性が高く、志望校の合否判定にも広く活用されています。
「全統記述模試とマーク模試、どちらを受ければいいの?」「偏差値はどう読めばいい?」という疑問にも、この記事でまとめて答えます。
- 全統記述模試とは?
- 他の模試との難易度比較
- 2026年度の試験日程・申込締切・成績公開日
- 高3生・高卒生
- 高2生
- 高1生
- 受験料と申し込み手順
- 試験科目・時間割・配点
- 2026年度の出題範囲
- 高3・高卒生の出題範囲
- 高2・高1の出題範囲
- 偏差値・判定の見方
- 偏差値の読み方
- 大学群別の偏差値目安
- 平均点と偏差値60の目安
- ドッキング判定の活用法
- 結果はいつ出る?成績の確認方法
- 2026年度の成績公開日(高3・高卒生)
- 成績表の見方・確認手順
- 過去問の入手方法
- 全統模試の種類と使い分け
- よくある質問
- Q. 高2・高1でも全統記述模試は受けられますか?
- Q. 数学の型はどれを選べばいいですか?
- Q. 英語のリスニングは必須ですか?
- Q. 自宅受験と会場受験で偏差値に差が出ますか?
- Q. 浪人生と現役生で偏差値の出方は違いますか?
- まとめ
全統記述模試とは?
全統記述模試は、河合塾が主催する記述・論述形式の大学受験向け模試です。正式名称は「全国統一記述模試」。高1・高2・高3および高卒生(浪人生)を対象に、年3〜4回実施されます。
最大の特徴は受験者数の多さです。1回あたりの受験者数は数万人規模にのぼり、年間累計では20万〜30万人が受験します。
母集団が大きいほど偏差値の精度が高まるため、全統記述模試の偏差値は大学や予備校からも信頼性の高い指標として扱われています。
対象は「二次試験で記述問題が出題される国公立大学の志望者」や「記述形式を採用する私立大学の志望者」です。
マーク式の共通テストだけを使う受験生には不要ですが、国公立大学を目指すなら早い学年から継続して受けることで学力の推移を追うことができます。
- 国公立大学(二次試験あり)志望者
- 記述・論述形式の私立大学受験予定者
- 長文記述・論理構成力の定期確認を希望する受験生
- 全国規模の母集団での立ち位置の把握したい受験生
マーク式の私立大学専願であれば、後述する全統共通テスト模試の方が優先度は高くなります。
他の模試との難易度比較
全統記述模試の難易度は「標準〜やや難」の位置づけです。問題にクセが少なく、幅広い大学の出題形式に対応した構成になっています。他の主要な記述模試との比較は以下の通りです。
模試名 主催 難易度の目安 主な対象層 駿台全国模試 駿台 高い 難関大(東大・京大・医学部)志望者 全統記述模試 河合塾 中〜やや高 国公立大・記述式私大志望者全般 進研模試
(ベネッセ)ベネッセ 低〜中 幅広い層(学校採用が多い)
駿台全国模試は受験層が絞られるため、偏差値が低く出やすい傾向があります。
進研模試は受験者数が多く幅広い層が受けるため偏差値が高く出やすくなります。
全統記述模試は中間に位置しており、中堅〜難関大志望者にとって現実的な目標設定がしやすい模試です。
2026年度の試験日程・申込締切・成績公開日
全統記述模試は学年ごとに実施日が異なります。受験を考えている場合は、学年に応じた日程を事前に確認しておきましょう。
高3生・高卒生
| 回 | 実施日 | 申込締切 | 成績公開日 (会場受験) |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 5月10日(日) | 5月1日 15:00 | 6月15日(月) |
| 第2回 | 8月23日(日) | 8月12日(水)15:00 | 10月13日(火) |
| 第3回 | 10月4日(日) | 要確認(受付開始後に更新) | 11月20日(金) |
自宅受験は会場受験より1〜2週間遅くなります(第1回自宅受験は5月24日実施・成績公開6月23日、第2回自宅受験は9月13日実施・成績公開10月26日)。
高2生
| 回 | 実施日 |
|---|---|
| 第1回 | 5月17日(土) |
| 第2回 | 8月16日(日) |
| 第3回 | 10月25日(土) |
| 年度末 | 2027年1月24日(土) |
高1生
| 回 | 実施日 |
|---|---|
| 第1回 | 5月17日(土) |
| 第2回 | 8月16日(日) |
| 第3回 | 10月25日(土) |
| 第4回 | 2027年2月28日(土) |
受験料と申し込み手順
受験料は7,600円(税込)です(高3・高卒生向け)。
申し込みルートは、専用申込案内書の有無と所属によって異なります。
- 河合塾生: 塾生マイページからログインして申し込み
- 学校・マナビス・塾経由(案内書配付あり): 案内書の二次元コードをスキャン、または河合塾PORTALからログインして申し込み
- 個人・外部生(案内書なし): 河合塾PORTALにログインし、「模試申込」から直接申し込み
河合塾に通っていない外部生でも申し込めます。申し込み締め切りは実施日の9日前(15:00)が目安です。詳細は河合塾公式サイトで確認してください。
試験科目・時間割・配点
試験科目は志望校の入試科目に合わせて選択できます。高3生・高卒生の試験科目・時間・配点は以下の通りです(第2回実施要項より)。
英語・国語・数学
教科 型・形式 試験時間 配点 英語 リスニング、中文空所補充、文法・語法、総合問題、英作文(*は2題から1題選択) 100分 200点 国語 現・古・漢型(現代文2題+古文+漢文) 100分 200点 現・古型(現代文3題+古文) 100分 200点 現代文型(現代文3題) 80分 150点 数学Ⅰ型 数学Ⅰ(・A)範囲 80分 100点 数学Ⅱ型 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(・C)範囲 ※平面上の曲線と複素数平面は除く 100分 200点 数学Ⅲ型 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ・C範囲(第2回は積分法・面積まで) 120分 200点
理科
科目 試験時間 配点 理科基礎
(物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎)2科目合計60分 各50点 理科発展
(物理・化学・生物・地学)各60分 各100点
地歴・公民
科目 試験時間 配点 世界史・日本史・地理・政治経済・倫理 各60分 各100点
時間割(第1回・第2回共通)
時間帯 教科・科目 開始〜終了 午前
(共通)数学Ⅰ型 9:30〜10:50(80分) 数学Ⅱ型 9:30〜11:10(100分) 数学Ⅲ型 9:30〜11:30(120分) 英語(リスニングなし・あり共通) 11:45〜13:25(100分) 昼休み 13:25〜14:10(45分) 午後
(主に文系)国語 現代文型 14:10〜15:30(80分) 国語 現・古型/現・古・漢型 14:10〜15:50(100分) 地理歴史・公民(1科目め) 16:05〜17:05(60分) 地理歴史・公民(2科目め) 17:15〜18:15(60分) 午後
(主に理系)理科(1時間目) 14:10〜15:10(60分) 理科(2時間目) 15:20〜16:20(60分) 国語 現代文型 16:35〜17:55(80分) 国語 現・古型/現・古・漢型 16:35〜18:15(100分)
入室は9:10〜(予定)。数学は型によって終了時刻が異なるため、入室は9:10までに済ませておくとスムーズです。英語のリスニングは英語の試験時間内(11:45〜)に約10分組み込まれます。
文系で地歴・公民を2科目受験する場合や、理系で国語も受験する場合は最大18:15まで続くことがあります。昼食・飲み物の持参と体調管理をしっかり準備しておきましょう。
自宅受験の時間割も会場受験と同じ時間帯で設定されています。第3回の時間割は公開後に河合塾公式サイトで確認してください。
数学の型は入試の出題範囲に対応しています。文系志望であればⅠ型またはⅡ型、理系志望であればⅢ型を選ぶのが基本ですが、志望校の入試科目と照らし合わせて選択してください。
2026年度の出題範囲
全統記述模試は学年の進度に合わせた出題範囲を設定しています。特に理系科目(数学・物理・化学)は回ごとに範囲が変わります。
高3・高卒生の出題範囲
英語・国語・理科基礎・公民は全範囲が対象です。数学・理科(発展)・地歴は回によって以下のように変わります。
数学の出題範囲
型 出題範囲 数学Ⅰ型 数学Ⅰ、または数学Ⅰ・A 数学Ⅱ型 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(・C) ※「平面上の曲線と複素数平面」は除く 数学Ⅲ型 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ・C 全範囲(ただし第1回・第2回は一部制限あり)
数学Ⅲ型の回別出題範囲
回 出題範囲 第1回(5月) 数学Ⅲ「微分法・積分法」と数学C「平面上の曲線」を除く 第2回(8月) 数学Ⅲの積分法(面積)まで。数学C「平面上の曲線」は除く 第3回(10月) 全範囲(数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ・C)※数学Ⅱ・Ⅲ型は数学B「確率分布と統計的な推測」を除く
理科(発展)の回別出題範囲
科目 第1回(5月) 第2回(8月) 第3回(10月) 物理 物理基礎全範囲+物理(力学・波動) 物理基礎全範囲+物理(磁気・原子分野を除く) 物理基礎全範囲+物理(原子分野を除く) 化学 化学基礎全範囲+化学(反応速度と化学平衡を除く理論分野) 化学基礎全範囲+化学(高分子化合物を除く) 化学基礎全範囲+化学全範囲 生物 生物基礎全範囲+生物(生物の進化・生命現象と物質・遺伝情報の発現と発生) +生物の環境応答 生物基礎全範囲+生物(生態と環境を除く) 地学 地学基礎全範囲+地学(地球の活動・マグマと岩石・地球の歴史・大気と海洋・太陽系の天体) 地学基礎全範囲+地学全範囲 地学基礎全範囲+地学全範囲
地歴・公民の回別出題範囲
科目 第1回(5月) 第2回(8月) 第3回(10月) 世界史 ヨーロッパ▼15世紀末まで(ルネサンス・大航海時代は除く)、中国▼元朝末まで、西アジア・東南アジア・インドなど▼14世紀末まで(ティムール朝は除く) ヨーロッパ・アメリカ▼19世紀前半まで、中国・西アジア・インド・東南アジア▼18世紀末まで 全範囲 日本史 原始・古代〜中世(室町時代まで) 原始・古代〜近世(天保の改革まで) 全範囲 地理 地理情報と地図、自然環境、資源と産業、交通・通信と観光、貿易、人口、村落・都市、生活文化、民族・宗教、地誌など 同左 同左 政治・経済 【公共】政治・経済部分全範囲+【政治・経済】現代日本の政治 【公共】政治・経済部分全範囲+【政治・経済】現代日本の政治・経済・諸課題 【公共】政治・経済部分全範囲+【政治・経済】全範囲 倫理 【公共】倫理部分全範囲+【倫理】心理学説・源流思想・西洋近現代思想「経験論と合理論」まで 【公共】倫理部分全範囲+【倫理】心理学説・源流思想・西洋近現代思想・日本思想「近世日本の思想」まで 【公共】倫理部分全範囲+【倫理】全範囲
※第3回の範囲は2025年度実績。2026年度第3回の正式範囲は公式サイトの実施要項PDFで確認してください。
全統記述模試の範囲は、標準的な進学校の進度に合わせて設定されています。学校によってはまだ習っていない内容が含まれることもあります。
受験前に自分の学習進度と照らし合わせて確認しておきましょう。
高2・高1の出題範囲
高2生・高1生向けの全統記述模試(全統高2模試・全統高1模試)も、同様に学年の履修範囲に合わせた出題範囲が設定されています。詳細は各実施回の公式案内で確認してください。
偏差値・判定の見方
全統記述模試の偏差値は、マーク模試とは別に算出されます。記述式では「正解か不正解か」だけでなく、部分点が加算されるため、得点分布がマーク模試とは異なります。
偏差値の読み方
偏差値は「その回の受験者集団の中での相対的な位置」を示します。全統記述模試は受験者数が多いぶん偏差値の安定性が高く、第1回から第3回にかけての推移を追うことで学力の伸びを客観的に把握できます。
判定はA〜Eの5段階で表示されます。目安は以下の通りです。
判定 合格可能性の目安 A 80%以上 B 65%程度 C 50%程度 D 35%程度 E 20%以下
「何点取ればC判定になるか」は志望校によって異なります。成績表には志望大ごとの合格者平均点と自分の得点が並んで表示されるため、その差が学習の目標値になります。
まずC判定(合格可能性50%)を確保し、次のA判定(80%以上)を目指すという段階的な目標設定が一般的です。
大学群別の偏差値目安
河合塾のボーダー偏差値は全統記述模試の偏差値と同じ基準で設定されているため、模試の結果と志望校のボーダーを直接比べられます。大学群別の目安は以下の通りです。
偏差値帯 大学群の目安 70以上 東大・京大・東京一工 65前後 旧帝大(阪大・東北大・名古屋大など)・早慶 60前後 GMARCH・関関同立(看板学部) 55前後 成成明学獨國武・金岡千広レベル 50前後 日東駒専・産近甲龍
平均点と偏差値60の目安
全統記述模試の平均点は、例年配点の約40%が目安です。難易度が高めに設定されているうえ、受験者の多くが現役生のため、平均点はマーク式模試より低くなる傾向があります。
偏差値60を取るためには、おおよそ以下の得点が必要です(2025年度第3回参考)。
科目 配点 偏差値60の目安得点 得点率 英語 200点 約110点 約55% 数学(Ⅱ型) 200点 約100〜105点 約50〜53% 国語 200点 約107点 約54%
※回や年度によって変動します。目安としてご活用ください。
第1回は現役生の学習進度が途中段階のため平均点が低くなりやすく、第3回にかけて上昇する傾向があります。
浪人生は学習が一通り終わっているため偏差値が高く出やすく、現役生は相対的に低くなりやすい点も押さえておきましょう。
ドッキング判定の活用法
全統記述模試と全統共通テスト模試を同じ回で受験すると、両方の結果を組み合わせたドッキング判定が利用できます。
これは「共通テストの得点+二次試験の得点」を想定した総合的な合否判定で、国公立大学志望者にとって最も実態に近い判定が得られます。
同じ時期に記述模試と共通テスト模試の両方を受ける場合は、ドッキング判定を前提にスケジュールを組むと、より精度の高い情報として活用できます。
判定が出たら、忘れずに成績の確認と返却日のチェックをしておきましょう。
結果はいつ出る?成績の確認方法
記述模試は採点に時間がかかるため、実施日から成績公開まで約5〜7週間かかります(マーク模試より長め)。
2026年度の成績公開日(高3・高卒生)
| 回 | 実施日 | 成績公開日 (会場受験) | 成績公開日 (自宅受験) |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 5月10日(日) | 6月15日(月) | 6月23日(月) |
| 第2回 | 8月23日(日) | 10月13日(火) | 10月26日(日) |
| 第3回 | 10月4日(日) | 11月20日(金) | 要確認 |
成績公開日をあらかじめ確認して、次の学習計画に組み込んでおくとスムーズです。
成績表の見方・確認手順
成績は河合塾PORTAL内の「模試ナビ」でオンライン公開されます。紙の郵送はなく、PDFでのダウンロードが基本です。
成績表に含まれる情報は以下の通りです。
- 総合成績・科目別成績
- 全国偏差値・順位
- 志望大学への合格可能性評価(A〜E判定)
- 設問別成績分析
- 学習アドバイス機能「ANTENNA」
確認には解答用紙番号が必要です。受験票は成績公開まで捨てずに保管しておきましょう。
過去問の入手方法
全統記述模試の過去問は、大学入試の過去問のように公式での一般公開はされていません。入手できる主な方法は以下の通りです。
方法 入手のしやすさ 備考 河合出版「黒本」の購入 ○ 書店・Amazonで購入可。主に共通テスト模試収録 通っている学校・塾に相談 △ 保管状況による。予備校・塾のほうが入手しやすい傾向 Kei-Navi(河合塾公式) ✕ 2026年4月末でサービス終了済み
河合出版の「黒本」シリーズは書店やAmazonで購入できますが、収録されているのは主に共通テスト模試です。記述模試の過去問は現状、書籍では入手が難しいため、通っている塾や予備校の先生に相談するのが最も確実な方法です。
過去問が入手できない場合は、類似の難易度帯の記述問題集や、二次試験の過去問演習で代用するのも有効です。
模試の活用方法が整理できたら、全統模試シリーズの中でどの模試を組み合わせるかも確認しておきましょう。立てやすくなります。
全統模試の種類と使い分け
河合塾の全統模試には複数の種類があり、それぞれ形式と目的が異なります。目的に合わせて組み合わせるのが基本です。
模試名 形式 主な対象 全統記述模試 記述・論述式 国公立大・記述式私大志望者 全統共通テスト模試 マーク式 共通テスト受験者全般 全統プレ共通テスト マーク式(本番同形式) 共通テスト直前の最終確認 大学別模試(冠模試) 記述式 東大・京大など難関大志望者
全統記述模試と全統共通テスト模試の使い分けは特に迷いやすいポイントです。
記述模試は二次試験で求められる「論理構成力・記述表現力」を測り、共通テスト模試は「速読力・マーク形式への慣れ」を測ります。どちらか一方ではなく、両方を同時期に受けてドッキング判定を活用するのが国公立大志望者の基本的な使い方です。
全統プレ共通テストは11月に実施され、本番と同じ日程・時間割で行われます。共通テスト直前の最終調整として位置づけると効果的です。
東大・京大・名大などの大学別模試(冠模試)は、志望校の出題傾向に特化した実戦演習として秋以降に活用します。冠模試の受験タイミングや選び方については、以下の記事も参考にしてください。
全統模試シリーズ全体の種類と学年別の受け方は、以下の記事でまとめて確認できます。
よくある質問
Q. 高2・高1でも全統記述模試は受けられますか?
受けられます。高2生・高1生向けには「全統高2模試」「全統高1模試」として同形式の模試が設定されており、それぞれ年3〜4回実施されます。
高3生・高卒生向けの全統記述模試と同じ記述・論述形式で出題されるため、高2のうちから継続して受けておくと、高3時点での偏差値と比較する基準データになります。
Q. 数学の型はどれを選べばいいですか?
文系志望の場合はⅠ型(数学Ⅰ・A)またはⅡ型(数学Ⅱ・B)、理系志望の場合はⅢ型(数学Ⅲまで)が基本の選び方です。
入試本番で使う科目の出題範囲に合わせて選ぶのが原則で、志望校の入試科目が確定していない場合は担任や進路指導の先生に相談するのがおすすめです。
Q. 英語のリスニングは必須ですか?
リスニングは必須ではなく、希望者が追加申込をする形です。志望校の二次試験にリスニングが課される場合や、英語の総合力を把握したい場合は受験しておくと参考になります。
Q. 自宅受験と会場受験で偏差値に差が出ますか?
同じ問題を使いますが、受験者属性が異なるため母集団の構成に多少の違いがあります。公式な判定に使う場合は、会場受験での受験をおすすめします。
Q. 浪人生と現役生で偏差値の出方は違いますか?
浪人生はすでに学習内容が一通り終わっているため、特に第1回では偏差値が高く出やすい傾向があります。
現役生は第1回から第3回にかけて平均点が上がっていく傾向があるため、第1回の偏差値が低くても焦らず、回を重ねての推移を見るようにしましょう。
まとめ
全統記述模試は、国公立大学を目指す受験生にとって学力の客観的な指標となる模試です。
年間3〜4回の受験を通じて偏差値の推移を追い、全統共通テスト模試とのドッキング判定を活用することで、志望校への合格可能性をより正確に把握できます。
外部生でも河合塾PORTALから個人申し込みができるので、塾や予備校に通っていなくても受験は可能です。
まだ受けたことがない場合は、次の試験を目安に計画を立てて、自分の記述力の現在地を確認してみましょう。
※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。
