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中学受験生のおすすめの2学期の過ごし方とは?
受験・進路の基礎知識

2022.08.01

中学受験生のおすすめの2学期の過ごし方とは?

2学期が始まると中学受験生である小学6年生にとっては、入試に向けた受験勉強が本格化する時期です。しかし、初めての中学受験を控えている保護者の方にとっては2学期をどのように過ごせばいいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

そこでこのページでは中学受験生のおすすめの2学期の過ごし方を解説します。

中学受験生にとっての2学期とは?

夏休みはこれまでの総復習や重要単元の理解、苦手科目の克服など計画的な学習スケジュールによって乗り切ったというご家庭が多いと思います。その上で、2学期は入試までの限られた時間での戦いとなります。

入試まで時間はありません。特に年内が勝負となりますので、科目・単元ごとに優先順位を付け、時間の配分を見極めながら学習を進めていく必要があります。季節の変わり目で体調が崩れやすいこの時期、保護者の方のサポートも必要不可欠です。インフルエンザの予防接種も忘れずに受けるようにしましょう。

また、夏にすごく頑張ったのに成績が思うように上がらなかったという状況のご家庭もあると思います。成績はすぐに上がるものではありませんので安心していただいて大丈夫です。夏のモチベーションや学習意欲を維持して秋以降も継続して取り組めば成績はあとから付いてきます。

おすすめの勉強法について

まず、夏の間にお子さんの第一志望の学校が決まっていない場合は、早めに志望校を決めるようにしましょう。目標が明確になっているほうが学習意欲も高まります。第二志望・第三志望はすぐに決める必要はないですが、第一志望は早めに決めることをおすすめします。

次に勉強法ですが、入試までの限られた時間の中で効率的に学習を進めることが大切です。進度が速いご家庭では夏休み明けから過去問を取り組み始めると思いますが、学習時間にメリハリをつけることをおすすめします。例えば、得意科目の学習に多くの時間を配分し、苦手科目は時間をかけずに基礎をとにかく徹底するといったようにメリハリをつけましょう。

入試の得点力を上げるためには、多くの受験者が答えられる問題を如何に落とさないかが重要となります。そのため、得意科目はさらに得点を高められるように対策を進め、苦手科目はこのような基本的な問題を解けるようになるために基礎を徹底するようにしましょう。一方で、この時期に苦手科目で難問を解けるレベルまで時間を割くことは非効率といえます。

小学5年生は2学期をどう過ごせばいい?

中学受験を控えた5年生の2学期の過ごし方もみていきましょう。この時期は5年生にとっても苦しい時期です。大手進学塾であれば4年生から5年生にかけて授業の回数や時間が増えたと思いますが、5年生の2学期からはさらに授業の内容も難しくなります。

また、まだ志望校も定まっていない場合が多いですからお子さんにとってもモチベーション管理が難しい時期です。塾側も受験生である6年生に対してどうしても時間を割いてしまいますので、4年生・5年生に対しての十分なフォローは期待できません。そのため、保護者の方の積極的なフォローが大切となります。

特に5年生の秋から冬にかけて固めた基礎は6年生になったときに必ず活きます。6年生の授業は5年生までに習ったことを理解していることを前提に授業が進行するためです。ですからお子さんにとっては苦しい時期だとは思いますが、フォローしつつもこの状況を親子一緒に乗り切って頂ければと思います。

さいごに

このページでは中学受験生のおすすめの2学期の過ごし方を解説しました。夏休みを過ぎてしまうとここから入試まではあっという間です。限られた時間の中で効率的に学習を進めるためにも少しでも参考になれば幸いです。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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