小学生・中学生・高校生の塾選びなら【塾シル】|塾・学習塾の検索サイト

大学受験予備校にはいつから通えばいい?予備校に通うおすすめの時期とは
受験・進路の基礎知識

2022.08.01

2024.02.29

大学受験予備校にはいつから通えばいい?予備校に通うおすすめの時期とは

大学受験のために予備校へ通う高校生は多いですが、一般的に何年生から予備校へ通っているかご存知ですか?また、予備校に通うおすすめの時期はいつなのでしょうか。
このページでは予備校に通うおすすめの時期や予備校を利用するメリットを解説します。

どれくらいの高校生が予備校・塾に通っているの?

まずは高校生の予備校・塾の通塾率をご紹介します。文部科学省が令和3年度に発表した「子供の学習費調査」によると、公立では約3割、私立では約4割の生徒が予備校・塾へ通っているようです。(学習塾費の支出のうち支出0円を通塾していない、支出1円以上を通塾していると定義した場合)

ただし、この数値は就職などを希望しているすべての生徒を含めての調査となりますので、進学を希望している生徒のみを対象に集計をした場合には予備校・塾へ通っている割合はさらに高くなることが予想されます。

参考:文部科学省 令和3年度子供の学習費調査「2 調査結果の概要」

それでは受験生はいつから予備校・塾へ通っているのでしょうか?また予備校・塾へ通うおすすめの時期とはいつなのでしょうか。続いてみていきましょう。

高校生はいつから予備校・塾に通っている?

まず、いつから予備校・塾に通っているのかについてですが、高校1年生の1学期から通い始める生徒と、高校2年生の3学期から高校3年生の1学期にかけて通い始める生徒の大きく二つに分かれます。特に進学校に通っていたり、国公立大学や難関私立大学を目指している生徒は前者の傾向が強く、部活動に力を入れていたり、2年生の冬になるまで大学受験を意識していなかった生徒などは後者の傾向が強いようです。

次に、予備校・塾へ通うおすすめの時期ですが、現在の偏差値より高い大学を目指す場合には受験対策は早く始めたほうがいいといえます。特に、中高一貫校や進学校に通っている生徒の場合、高校2年生(学校によっては1年生)までに高校の学習範囲を終えてしまう学校もあります。そのため、特に国公立大学や難関私立大学を志望する場合にはこれらの生徒とも競い合わなければいけないため、志望校が固まったら受験対策はすぐに始めましょう。

ただし、1年生・2年生のうちから予備校・塾へ通うことのリスクとして、学習意欲が思うように上がらずに「通っているだけ」の状態になってしまう生徒がいることも事実です。実際に高校3年生の夏から大学受験の対策を始めても高いやる気と集中力で難関校に合格する生徒もいます。ですから早くから対策を始める場合には、モチベーション管理が重要となりますので、予備校・塾に通うことの目的(志望校や進学先でやりたいこと)を明確にしてから予備校・塾へ通うことをおすすめします。

予備校・塾に通うことのメリットとは?

ここでは予備校・塾に通うことのメリットをご紹介します。まず最も大きなメリットとして、あらかじめ決められている時間割に沿って授業を受けることで、大学受験の入試までに対策を終わらせることができることが挙げられます。そのため、自分で学習計画を立てたりスケジュール管理を行うことが苦手な生徒は予備校・塾が向いているといえます。

特に予備校の場合には、大学受験専門の講師が多いので大学受験のプロから指導をしてもらうことができる点は心強いですよね。また、大学ごとの最新の入試情報も持っているので、最新の出題傾向に基づいた対策と解説を受けられる点も大きなメリットです。

ただしメリットだけではありません。サービスや環境が充実している予備校・塾へ通うためには年間で多くの費用がかかります。また授業がわかりやすい反面、授業を受けるだけで理解した気になってしまったり、満足してしまう生徒もいます。予備校・塾で学習した内容を復習して知識として定着することで学力は伸びていきますので、予備校・塾へ通う事に満足せずに、日常的に学習習慣を持つことが大切となります。

さいごに

このページでは予備校に通うおすすめの時期や予備校を利用するメリットを解説しましたがいかがでしたでしょうか。予備校を上手に活用するためには、目的意識を持って予備校へ通うことが大切となりますので、志望校がまだ固まっていないという方はまずは志望校や将来のことを考えることから始めましょう。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

一緒に読まれている記事