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中学受験生の3学期・入試直前期の過ごし方とは?
受験・進路の基礎知識

2022.08.01

中学受験生の3学期・入試直前期の過ごし方とは?

入試が迫っている時期は色々と不安を感じてしまいますよね。

始業式から入試まで学校に行ったほうがいいのか?入試までまだ時間があるから新しい参考書を買って対策したほうが良いのか?など悩みは尽きないと思います。

そこでこのページでは中学受験生の3学期・入試直前期の過ごし方を解説します。

3学期の始業式から入試までについて

受験生の子を持つ多くの親御さんが悩む問題が『中学入試が終わるまで学校は休んではいけないのか?』だと思います。

これは凄く難しい問題ですよね。実際に都内のとある学校では、クラスの半数近くの生徒が受験生だったようですが3学期が始まってから入試までの約1ヵ月のあいだ、ほとんどの受験生が学校を欠席したようなケースもあるようです。そのため風邪・感染症対策や入試まで勉強に集中させてあげたいなど事情は様々だと思いますが、学校ごとの状況担任の先生の考え方によっては、先生に相談した上で学校を休むという選択肢を持ってもいいのではないでしょうか。特にインフルエンザの感染予防という点でいえば、入試の数日前からは学校を休むことは検討すべきだといえます。

ただしお子さんが学校が好きだったり、学校の友達と話すことで気分転換が図れているようでしたら無理に長いあいだ休ませることは止めましょう。このような場合には親の考え方を無理に押し付けて休ませるのではなく、始業式から入試までのあいだどうしたいかをお子さんとしっかりと話し合った上でベストの選択をすることをおすすめします。

入試直前期の過ごし方とは?

続いて入試直前期の過ごし方をみていきましょう。この時期の過ごし方で気を付けるべきことは無理に新しい参考書や過去問を解き始めないほうがいいということです。

不安だからこそ更に知識量を増やすために新しい問題に挑戦させたいという気持ちはわかりますが、仮に問題が解けなかったときにお子さんが自信を失くしてしまったり不安を大きくしてしまうリスクがありますのでおすすめできません。それよりも、この時期にやり慣れている参考書や問題書を何度も読み返すことが重要です。やり慣れていることで負荷が少ない一方、解き直すことで改めて知識の定着を図ることができます。また、基礎が固まっているこの時期に見直すことで新しい発見や気付きを得られる可能性もありますので効果は大きいといえます。

そして入試本番で最大限の力が発揮できるように早寝早起きをした上で体調管理はしっかりしましょう。特に入試の開始時刻に合わせて頭を働かせられるように、直前のこの時期から入試本番に合わせた生活リズムを意識して生活することが大切です。

小学5年生の3学期はどう過ごせばいい?

ここでは小学5年生の3学期の過ごし方を解説します。まず小学5年生の場合、大手進学塾では2月から新6年生のカリキュラムがスタートします。

そのため2月以降は今以上に授業時間も長くなり、宿題の量も増えます。そのため冬休みの冬期講習も大変だったと思いますが、新6年生のカリキュラムが始まるまでの1月のあいだにこれまでの総復習をして基礎を固めることをおすすめします。特に算数は一度つまずいてしまうと遅れを取り戻すことが困難ですので、お子さんが算数が苦手という場合には新6年生のカリキュラムが始まる前までに手を打つようにしましょう。

また大手進学塾のなかには6年生の夏休み前までにカリキュラムが終わり、夏休み以降は過去問対策や総復習へと移行する塾もあります。このような塾では2月から7月にかけて授業のスピードもさらに上がり覚えないといけないことも多くなります。そのため3学期はお子さんの負担も増えて苦しい時期となりますので、保護者の方の積極的なフォローが大切となります。

さいごに

冬休みが終われば入試まであっという間です。中学受験はお子さんにとって人生に一度しかない貴重な経験ですので、後悔のないよう全力を尽くしていただければと思います。少しでも参考になれば幸いです。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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