- 駿台ベネッセ共通テスト模試の特徴と他模試との違い
- 9月・11月、年2回の実施スケジュールと受験料
- 成績表・判定の正しい読み解き方
- 受験後の復習が得点を左右するポイント
駿台ベネッセ共通テスト模試は、駿台予備学校とベネッセコーポレーションが共同で実施する、共通テスト対策に特化した全国規模の模擬試験です。共通テストに近いマーク式の形式で実力を測定でき、詳細な成績表によって弱点分析と志望校判定が可能になります。この記事では、模試の特徴から難易度、成績表の見方、効果的な活用法まで網羅的に解説します。
年2回実施されるこの模試を計画的に受験することで、夏から秋にかけた学習の進み具合の確認と軌道修正が効率的に行えます。受験料や日程、他の模試との違いも含めて、駿台ベネッセ共通テスト模試を最大限に活用するための具体的な方法を見ていきましょう。
- 駿台ベネッセ共通テスト模試の基本情報
- 実施時期と受験料
- 2026年の実施日程
- 共通テストを意識した出題形式、思考力・読解力が問われる
- 科目別の難易度傾向と対策ポイント
- 全統・東進との違い、秋以降の判定に強い
- 9月と11月で広がる、回ごとの出題範囲
- 成績表の判定結果を正しく読む方法
- 「分野別正答率」が復習計画の出発点になる
- A〜E判定の意味と、次に何をすべきか
- 模試の価値は復習で決まる、受験後すぐの手順と年間サイクル
- 当日から始める5ステップの復習手順
- 次の模試までの間をどう使うか
- 本番シミュレーションと高精度判定、2つの強み
- 共通テストに近い形式で本番を意識した演習ができる
- 全国規模のデータが判定精度を支える
- まとめ|駿台ベネッセ共通テスト模試の結果を、次の学習に活かすために
共通テスト対策に強い塾を、料金や口コミで比較できます
駿台ベネッセ共通テスト模試は、秋以降の実力確認や志望校判定に活用しやすい模試です。 結果を受けて苦手科目や復習方針を見直したい場合は、共通テスト対策に対応した塾を比較してみましょう。
- 共通テスト対策
- 料金比較
- 口コミ確認
駿台ベネッセ共通テスト模試の基本情報
駿台予備学校の問題作成力とベネッセの膨大なデータ分析力を組み合わせた模試で、信頼性の高い全国規模の実力測定が特徴です。主に高校3年生と既卒生を対象としており、共通テストに近いマーク式の形式で実施されます。
年2回開催で、夏から秋にかけて段階的に学習到達度を確認できる設計になっています。まず、概要と実施体制を確認しておきましょう。
実施時期と受験料
駿台ベネッセ共通テスト模試は、第1回(9月)・第3回(11月)の年2回実施されます。第1回で夏の学習成果を測り、第3回では本番直前期に向けてより広い範囲の完成度を確認する設計になっています。
回 時期 出題範囲・特徴 第1回 9月 夏の学習成果を測定、理科・地歴公民は一部範囲指定あり 第3回 11月 本番直前、より広い範囲の完成度チェック
受験料は7,700円(返却料600円別途)です。学校単位での団体受験の場合は費用が異なることがあるため、所属校での実施状況を確認することをおすすめします。
9月の第1回は夏の学習成果を確認し、11月の第3回で本番直前の仕上がりを測るという2段階の活用が基本です。お子さんの学習進度と照らし合わせ、「この時期までにどの範囲を固めるべきか」という目標設定に活用してください。
2026年の実施日程
2026年度向けの日程は以下の通りです。会場受験のみの実施となります。申し込み締切を過ぎると受験できないため、早めに確認しておきましょう。
回次 受験日 申込受付期間 受験料 成績発送予定 第1回 9月13日(日) 6月1日〜9月4日 7,700円+返却料600円 11月2日(月)以降 第3回 11月1日(日) 9月7日〜10月23日 7,700円+返却料600円 12月11日(金)以降
共通テストを意識した出題形式、思考力・読解力が問われる
駿台ベネッセ共通テスト模試は、共通テスト本番を意識したマーク式の出題形式で実施されます。
思考力や読解力を問う問題が多く、単なる暗記では対応しにくい点が特徴です。科目ごとの傾向と他の模試との違いを整理しておくと、受験計画を立てる際の参考になります。
科目別の難易度傾向と対策ポイント
科目によって問われる力が異なります。得点だけでなく分野別の正答状況を確認し、対策の優先順位を決める際の参考にしてください。
科目 問われる力・特徴 英語 読解量が多く、速読力と情報処理能力が必要 数学 思考力を問う問題が多く、計算力だけでは対応しにくい 国語 現代文の論理展開が複雑、古文漢文は基礎知識の定着が重要 理科 実験考察問題が充実、知識の応用力が試される 社会 資料読解と複数知識の統合が求められる
受験時期が本番より早く学習が完成していない段階での受験となるため、得点が本番より低めに感じる受験生もいます。偏差値や判定を見る際には、時期による学力の伸びしろを考慮することが大切です。
苦手科目から、共通テスト対策に強い塾を比較できます
模試で点数が伸びにくかった科目がある場合は、科目別に対策できる塾を比較してみましょう。
全統・東進との違い、秋以降の判定に強い
駿台ベネッセ共通テスト模試は、河合塾の全統共通テスト模試や東進の共通テスト本番レベル模試と並ぶ、主要な共通テスト模試の一つです。受験者数が多く、全国規模の豊富なデータに基づくため、偏差値や志望校判定の信頼性が高いのが特徴です。
どの模試を受けるか検討する際の参考に、主要模試の特徴を比較しておきましょう。
項目 駿台・ベネッセ 河合塾 東進 模試名 駿台ベネッセ共通テスト模試 全統共通テスト模試 共通テスト本番レベル模試 主な実施時期 9月・11月 5月・7〜8月・10〜11月、プレ11〜12月 年複数回 受験料の目安 7,700円+返却料600円 7,100〜8,800円 6,000円(一般生) 特徴 秋以降の志望校判定・到達度確認に活用しやすい 大規模な母集団に基づく判定 返却が早く復習に移りやすい 向いている人 秋以降に志望校判定を確認したい 全国規模で立ち位置を確認したい 短いサイクルで復習したい
共通テスト対策は、複数の塾を比較して選べます
模試は受けるだけでなく、結果をもとに対策を進めることが大切です。 共通テスト対策に対応した塾を、料金・口コミ・通いやすさで比較してみましょう。
- 料金
- 口コミ
- 通いやすさ
- 対策科目
9月と11月で広がる、回ごとの出題範囲
受験できる教科・科目は第1回・第3回で共通です。理科専門科目と地歴公民は回ごとに出題範囲が段階的に広がります。
全回共通の出題範囲
教科 科目・範囲 試験時間 配点 英語 リーディング(英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ) 80分 100点 英語 リスニング(同上) 解答時間30分 100点 数学① 数学Ⅰ・A(A:場合の数と確率、図形の性質) 70分 100点 数学② 数学Ⅱ・B・C(B・Cの選択分野から計3題を選択) 70分 100点 国語 現代の国語、言語文化(古文・漢文含む) 90分 200点 理科基礎 物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎(全範囲・2科目選択) 60分 100点 情報 情報Ⅰ(全範囲) 60分 100点
回ごとに異なる出題範囲(理科専門・地歴公民)
教科・科目 第1回
(9月)第3回
(11月)物理 様々な運動・波・電気と電流 電気と磁気・原子(電子とスペクトルまで)を追加 化学 物質の状態と平衡〜有機化合物(芳香族を除く) 有機化合物(芳香族含む)・高分子化合物を追加 生物 生物の進化〜生物の環境応答(植物の環境応答を除く) 植物の環境応答・生態と環境(生態系を除く)を追加 地学 地球の概観・活動・大気と海洋 宇宙の構造(恒星と銀河系まで)を追加 歴史総合・日本史探究 コース選択により「明治末まで」または「ペリー来航前まで」(詳細は公式範囲表を確認) 全範囲 歴史総合・世界史探究 世界史:世界市場の形成(日清戦争含む)まで 全範囲 地理総合・地理探究 地理総合:全範囲、地理探究:一部除外範囲あり(公式要確認) 全範囲 公共・倫理/公共・政治経済 全範囲 全範囲
共通テストを意識した形式で受験できるため、点数だけでなく、どの設問でつまずいたかを確認することが大切です。思考プロセスを問う問題にどう向き合ったかを振り返ることが、次の学習につながります。
成績表の判定結果を正しく読む方法
成績表には点数・偏差値に加え、科目別・分野別の詳細な分析データが含まれています。正しく読み解くことで強みと弱点が明確になり、今後の学習計画を効果的に立てられます。
特に志望校判定は、現時点での合格可能性を示すだけでなく、目標達成に必要な得点アップの目安を知る重要な指標です。各項目の意味と判定の活用法を順に見ていきます。
「分野別正答率」が復習計画の出発点になる
成績表には複数の指標が記載されており、それぞれに異なる活用法があります。主な項目の意味を把握しておくと、返却後の分析がスムーズになります。
指標 意味 活用シーン 総合得点・偏差値 全受験者中の相対的な位置 全体の立ち位置確認 科目別得点・偏差値 各科目の到達度 得意・不得意の把握 分野別正答率 大問ごと・単元ごとの理解度 優先して補強すべき単元の特定 志望校判定 A〜E の5段階評価 合格可能性の確認 合格可能性ライン 志望校合格に必要な目標得点 得点目標の設定 解答状況・分野別データ 解答番号別の正答状況と弱点単元の把握 次の学習計画への反映
苦手分野が見えたら、共通テスト対策を相談できる塾を探す
分野別正答率で弱点が見えたら、次はどの科目・単元を優先するかを決めることが大切です。 自分だけで計画を立てにくい場合は、共通テスト対策に対応した塾を比較してみましょう。
- 苦手分野の整理
- 学習計画の相談
- 料金・口コミ比較
A〜E判定の意味と、次に何をすべきか
| 判定 | 合格可能性 | 今後の対策 |
|---|---|---|
| A判定 | 80%以上 | 現状維持と応用力強化、他科目の底上げ |
| B判定 | 60%以上80%未満 | 弱点補強と得意科目のさらなる伸長 |
| C判定 | 40%以上60%未満 | 基礎固めと苦手分野の集中対策が必要 |
| D判定 | 20%以上40%未満 | 学習計画の見直しと志望校再検討も視野に |
| E判定 | 20%未満 | 基礎からの徹底的な学び直しが必須 |
判定は現時点での実力を示すものであり、本番までの学習次第で大きく変動します。特に高3の春から夏にかけてはC判定やD判定でも、秋以降の追い込みで逆転合格するケースは珍しくありません。
判定に一喜一憂せず、成績表の分野別分析を活用して具体的な改善策を立てることが重要です。
判定だけでなく、次の対策方針を相談できる塾を比較する
A〜E判定は現在地を知るための目安です。大切なのは、判定を見た後にどの科目をどう伸ばすかを決めること。 共通テスト対策に対応した塾を比較して、次の学習方針を考えてみましょう。
- 判定後の見直し
- 苦手科目対策
- 志望校対策
判定はあくまで「現時点」の合格可能性です。E判定でも本番まで半年あれば逆転を目指せるケースはありますし、A判定でも油断は禁物です。むしろ分野別正答率に注目し、「どの単元を何点伸ばせば目標に届くか」という具体的な改善ポイントを親子で確認することが大切です。
模試の価値は復習で決まる、受験後すぐの手順と年間サイクル
模試の真の価値は、受験後の復習と分析にあります。間違えた問題の原因分析と弱点分野の補強学習を計画的に行うことで、次回の模試や本番での得点アップが実現します。
受験後すぐに取り組みたい復習の手順と、年間を通じた活用サイクルを紹介します。
当日から始める5ステップの復習手順
- 即日復習:試験当日または翌日に、記憶が新しいうちに全問題を見直す
- 間違い分析:不正解の原因を「知識不足」「理解不足」「ケアレスミス」に分類
- 解説熟読:正解した問題も含めて、解説冊子を丁寧に読み込む
- 類題演習:間違えた分野の類題を教科書や問題集で追加演習
- 成績表分析:返却後、分野別データをもとに学習計画を修正
特に「何となく正解した問題」は要注意です。偶然正解しただけで理解が不十分な場合、本番で類似問題が出たときに対応できません。
正解した問題でも解説を読み、解法の論理を確認する習慣をつけましょう。
模試後の復習を一緒に進められる塾を探す
模試の復習は、解き直しだけでなく、次の模試までの学習計画に落とし込むことが重要です。 独学で進める範囲と、塾で相談する範囲を分けて考えてみましょう。
解き直しで間違えた理由を確認
苦手単元を整理して優先順位を決める
次の模試までの学習計画を立てる
次の模試までの間をどう使うか
駿台ベネッセ共通テスト模試を年間学習計画の軸として活用することで、効率的な受験勉強が可能になります。
各回の模試を目標地点として設定し、「模試受験→復習→弱点補強→次回模試」のサイクルを回すことで、着実に実力を積み上げられます。
タイミング 取り組むこと 模試2週間前 過去問・予想問題で実戦演習を増やす 模試直後〜1週間 全問題の復習・間違い原因の分類 成績表返却後 分野別データをもとに次回模試までの学習計画を立てる 次回模試まで 弱点分野を参考書・映像授業で補強し、問題集で定着させる
また、模試の結果を記録し、回を重ねるごとの得点推移や偏差値の変化をグラフ化すると、成長が可視化されてモチベーション維持にもつながります。
秋以降の共通テスト対策に対応した塾を確認する
9月・11月の模試結果をもとに、次の模試や本番までに優先する科目を整理しましょう。 料金や口コミを見ながら、共通テスト対策に対応した塾を比較できます。
- 9月模試後の見直し
- 11月模試後の仕上げ
- 本番前の弱点対策
復習は試験当日から始めるのが鉄則です。時間が経つと記憶が薄れ、「なぜその選択肢を選んだのか」という思考プロセスが再現できなくなります。正解した問題も含めて解説を読むことで、偶然正解と確実な理解の違いが見えてきます。
本番シミュレーションと高精度判定、2つの強み
駿台ベネッセ共通テスト模試には、受験生にとって大きなメリットがあります。
本番形式での実践経験、詳細なデータ分析、質の高い問題と解説という3つの柱が、学力向上と志望校合格を強力にサポートします。それぞれのメリットを具体的に見ていきましょう。
共通テストに近い形式で本番を意識した演習ができる
駿台ベネッセ共通テスト模試は、共通テストに近い形式・配点で実施されるため、本番を意識した時間配分の練習に活用できます。
マーク式での解答や科目間の切り替えなど、本番特有の感覚を事前に体験することで、当日のパフォーマンス向上につながります。
実際に複数科目を通して受験することで、科目間の切り替え方や休憩時間の使い方など、普段の学習では意識しにくい要素を確認できる点もメリットです。
本番で初めて経験するよりも、模試で一度経験しておくことで、精神的な余裕が生まれます。
全国規模のデータが判定精度を支える
駿台ベネッセ共通テスト模試は、全国規模で実施される大規模模試です。豊富なデータに基づく偏差値や志望校判定は信頼性が高く、全国での立ち位置を把握するのに役立ちます。
特に、志望校ごとの合格者データと照らし合わせた判定は、現実的な合格可能性を示してくれるため、志望校選択や学習戦略の立案に役立ちます。
また、同じ志望校を入力した受験者内での位置も確認できるため、目標に向けた学習意欲の維持にもつながります。
共通テストに近い科目構成で複数科目を通して受験することで、時間配分や科目間の切り替えを実践的に確認できます。科目間の気持ちの切り替え方は、実際に経験しないと身につきません。この「本番のリハーサル」として模試を位置づけることで、当日の不安を大きく軽減できます。
共通テスト対策に強い塾を、今の課題に合わせて比較する
駿台ベネッセ共通テスト模試で見えた課題をそのままにせず、次の学習計画につなげましょう。 料金や口コミも見ながら、共通テスト対策に対応した塾を比較できます。
- 苦手科目対策
- 判定後の見直し
- 学習計画の相談
まとめ|駿台ベネッセ共通テスト模試の結果を、次の学習に活かすために
駿台ベネッセ共通テスト模試は、共通テストを意識した形式と詳細なデータ分析で、受験生の現在地と課題を正確に示してくれます。この記事で取り上げたポイントを振り返っておきましょう。
駿台ベネッセ共通テスト模試を単なる腕試しで終わらせず、復習と分析まで一セットで活用することが、共通テスト本番での得点につながります。
※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。
