学習塾を選ぶ際、保護者の方が気になるポイントの一つは「月謝」ですよね。特に中学生になると、学校の勉強に加えて受験対策も必要になり、塾の費用負担が気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「月謝が安い塾」をテーマに、中学生向けのコストパフォーマンスに優れた塾を厳選してご紹介します。また、安さだけでなく質の高い指導を提供する塾を見つけるためのポイントも解説。
家計に優しいだけでなく、子どもの学習意欲を引き出し、成績アップにつながる塾選びをサポートします。ぜひ最後までご覧ください!
【中学生】塾の種類別の費用相場
中学生の塾にどれくらい費用がかかるのか、月謝の相場を紹介します。
集団指導塾の月謝目安
中学生の集団指導塾の月謝は、2万円〜4万円が目安です。
月謝以外に、入会金や施設費、教材費がかかることが多いので注意しましょう。また、同じ塾でも地域や学年によって料金が異なる場合があるため、通塾予定の教室に確認することをおすすめします。
個別指導塾の月謝目安
中学生の個別指導塾の月謝は、2.5万円〜7万円が目安です。
個別指導塾では、一般的に、1ヶ月あたりのコマ数によって月謝が決まる仕組みになっています。予算がある場合は、塾に相談すると、予算に合わせてスケジュールを組んでもらえます。
自立学習型の塾の月謝目安
自立学習型の塾の月謝は、1万円〜3万円が目安です。
自立学習型の塾では、個別指導塾のような手厚い指導はありませんが、その分、費用が安く設定されているのが魅力です。意欲があり、自分でコツコツと進めていくタイプの生徒に向いています。
【塾タイプ別】月謝が安い大手塾13選
個別指導塾7選
毎日個別塾5-Days

毎日個別塾5-Daysは、週5日通える定額制の個別指導塾です。生徒6人に対して講師1人の少人数制で、学校の進度に合わせた指導を行います。毎日通えるため学習習慣が身につきやすく、自立学習を促進します。料金は定額制なので、通塾回数が増えるほどお得になる仕組みです。
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個別指導WAM(ワム)

個別指導WAM(ワム)は、生徒一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラムが特徴の個別指導塾です。反復学習システムを採用し、「できる」を実感させる指導法で生徒のやる気を引き出します。講師と生徒の相性を重視し、質問しやすい環境を整えています。
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代々木個別指導学院
代々木個別指導学院は、個別指導に特化した塾で、生徒の学力や目標に合わせたカリキュラムを提供しています。丁寧な指導と勉強習慣の定着に力を入れており、多くの生徒が成績向上を実感しています。ただし、講師の質にばらつきがあるという指摘もあります。
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個別指導学院Hero’s

個別指導学院Hero’sは、きめ細やかな学習指導で自立学習を促す個別指導塾です。学力判定テストや模試結果から個別カリキュラムを作成し、段階別学習指導を実施します。1科目プラス20点の成績保証制度があり、成績向上に自信を持っています。
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創英ゼミナール

創英ゼミナールは、講師の親身なサポートと楽しく学べる環境が特徴の個別指導塾です。生徒一人ひとりに合った指導を心がけ、多くの生徒が学力向上を実感しています。ただし、料金が高いという指摘もあるため、費用対効果を慎重に検討する必要があります。
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コノ塾
コノ塾は、タブレット端末を活用した新しい授業方法を取り入れた個別指導塾です。説明がわかりやすく、苦手分野の克服に効果があると評判です。都立高校合格率89%を誇り、受験対策にも力を入れています。月額制で複数科目を学べるのが特徴です。
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アップ学習会
アップ学習会は、「ぴったり個別」という教育方針のもと、一人ひとりに合わせたカリキュラムを提供します。豊富なコースと情報力を活かし、生徒の希望や適性に応じた指導を行います。また、人間性に優れた講師陣が、学力向上だけでなく生徒の夢を応援し、笑顔にすることを目標としています。地域密着型の塾として、きめ細やかな指導が特徴です。
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集団指導塾6選

臨海セミナー小中学部は、「わかるまで教える、できるまで学べる」という方針のもと、独自の成績向上システムを採用しています。授業中の緊張感ある指名や、無料の補習制度により、生徒の学力向上を徹底的にサポートします。また、小学生から高校入試を見据えた語彙力・計算力トレーニングを行うなど、長期的な視点での学習支援が特徴です。
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湘南ゼミナール

湘南ゼミナールは、独自のQE授業(Quick Exercise)を採用し、テキストに頼らない双方向型の授業を展開しています。生徒の思考力を養う問いかけや、頻繁な褒め言葉により、ライブ感のある授業を実現。また、個々の成長段階に合わせたきめ細かいサポート体制も整っており、学年別の特別指導時間を設けるなど、生徒一人ひとりの学習をしっかりとフォローします。
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プリンス進学院
プリンス進学院は、無料の補習授業が大きな特徴です。わからないことがあれば、講師やチューターが徹底的にサポートしてくれます。また、1教科1テキスト制を採用し、1冊のテキストを完璧にマスターすることで確実な理解につなげます。地域密着型の指導により、学校ごとの定期テスト対策も細かく行われるため、学校の成績アップも期待できます。
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鷗州塾

鷗州塾は、幼児から高校生まで幅広い年齢層を対象とし、集団授業と個別指導の両方を提供しています。志望校ごとのクラス編成により、実力の近い仲間と切磋琢磨しながら学習できます。定期的な確認テストや模試の実施、映像Web講座の導入など、多角的なアプローチで生徒の学力向上をサポートします。地域密着型の指導で、難関校合格への道筋を丁寧に示してくれます。
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栄光ゼミナール
栄光ゼミナールは、少人数制のクラス編成が特徴で、1クラス12人程度の構成により、きめ細かな指導を実現しています。生徒と講師の距離が近く、質問しやすい雰囲気が作られています。また、自習室「i-cot」では、集中しやすい環境で自主学習ができ、講師への質問も可能です。定期的なテスト後の即時解説授業など、理解度に合わせたフォローアップ体制も整っています。
早稲田アカデミー
早稲田アカデミーは、「本気でやる子を育てる」という教育理念のもと、生徒の第一志望校合格を全力でサポートします。志望校別対策NN特訓や、学力別クラス分けシステムなど、独自の指導方法で難関校への合格実績を伸ばしています。宿題は多めですが、それをこなすことで着実に実力がつくと評価されています。若手講師による熱血指導も特徴で、生徒のやる気を引き出す工夫が随所に見られます。
安くても質が良い塾の特徴
安い費用で質の高い指導を行う塾には、共通点があります。ここでは、その特徴を詳しく解説します。

広告費や設備費を抑えている
塾が広告宣伝や高額な設備投資を行うと、その費用が月謝に反映されます。安くても良い指導を受けられる塾の場合、広告費をできるだけかけずに口コミで生徒を募集し、家賃の安い施設を利用することで、経費を抑えて運営していることが多いです。
個人経営または小規模の地域密着型
一部の個人経営の塾では、講師が生徒一人ひとりに目を配り、きめ細やかな指導をしながらも、安い授業料で生徒を受け入れています。利益よりも教育への貢献を重視し、地域密着型で運営しています。
映像授業やオンライン授業を併用している
通常授業の補足として映像授業やオンライン授業を併用し、教室の維持費や人件費を抑えて授業料を安く設定している塾もあります。映像授業で繰り返し学習できるため、生徒にとってもメリットのある方式です。
授業時間や頻度の工夫
授業時間や週当たりの授業回数を減らすことで、費用をできるだけかけずに運営している例も見られます。宿題や自習で問題を解き、授業中は解説に集中するといった工夫により、指導の質を落とさずに講師の人件費を減らし、コストを抑えています。
経営基盤が安定している
経営が安定している塾は、無理に利益を追求しないため、授業料が適正に設定されています。経営の工夫によって無駄なコストを削減し、安い費用で質の高い授業を提供している塾も多いです。
月謝が安い塾を選ぶ際に注目すべきポイント
安くて良い塾を選ぶために必ず確認したい、5つのポイントを紹介します。

安く提供できる理由
月謝が安い塾を選ぶ場合は、指導の質を落として安くしている塾ではなく、経営の工夫によって経費を抑えて授業料に反映させている塾を選ぶのがポイントです。月謝が安く設定されている理由を、塾に直接質問してみるのも良いでしょう。
教室にいる講師の数
講師の数や、講師一人に対して何人の生徒で学ぶのか、質問対応をしてもらえる体制なのかは、必ず確認したいポイントです。大手塾の場合は講師の他に担任やチューターがいるため、手厚いサポートを受けられる場合が多いですが、少数精鋭の塾の場合はサポート体制が整っていない可能性もあるため、注意が必要です。
口コミや評判
実際に通っている生徒や保護者の口コミ情報は、その塾の実態を把握しやすく、参考になる情報です。口コミ情報は、通塾している人の声を直接聞いたり、Webサイトのレビューをチェックしたりといった方法で確認できます。ただし、口コミは個人の主観で書かれているもののため、複数の意見を比較しながら総合的に判断することをおすすめします。
自習室や進路指導の充実度
自習室の環境や進路相談の体制も、事前に調べておきたいポイントです。特に、自習室の席数や利用時間帯、質問対応が可能な時間や科目、夏休みなどの長期休暇中の対応について確認しておきましょう。
費用の内訳と年間総額
塾では、月謝の他に、入会金、教材費、施設維持費、模試代、季節講習(夏期・冬期講習)などが別途かかる場合があります。月謝だけでなく、その他の費用と合わせて年間でどの程度かかるのかを調べておくと安心です。
塾費用を賢く抑えるコツ
キャンペーンや塾の制度を利用することで、費用を安く抑えられる場合があります。
入会金無料キャンペーンの活用
春休みや季節講習、大きな模試のタイミングに合わせて、入会金無料キャンペーンが実施されることがあります。キャンペーンで授業を数回無料で受講できることもあるので、上手に活用しましょう。
複数教科割引や兄弟割引の確認
塾によっては、複数教科を受講すると授業料が割引される制度を設けている場合があります。また、兄弟姉妹が同じ塾に通う場合に割引が適用されることがあります。今後、教科を増やしたり、通う家族が増えたりする可能性がある場合は、割引制度を実施している塾を探すのもおすすめです。
※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。