個別指導塾といっても、1コマの授業のなかで講師1人が同時に担当する生徒の数であったり、指導方針や自習室の有無など塾によっても様々な違いがあります。
そのためせっかく月謝を払って塾へ通うのですから、塾ごとの特徴を理解した上でお子さんに合った塾を選んでいただきたいです。
そこでこのページでは小学生向けの人気のある個別指導塾の特徴や費用の相場、塾へ通うことのメリット・デメリットをご紹介します。
小学生向けの人気のある個別指導塾7選
個別教室のトライ
家庭教師のトライのクオリティを教室で受けられる「完全1対1」の個別指導塾です。トライには、100万人以上の指導経験から体系立てた効率的に成績を上げるための学習ノウハウがあります。
指導形式:
講師1人に対して生徒1人のマンツーマン指導
塾の特徴:
・1人の講師がずっと同じ生徒を担当する「専任制」
・自習スペースを全教室に完備
・無料の映像授業「Try IT」をいつでもどこでも受けられる など
ナビ個別指導学院
ナビ個別指導学院の講師は子ども達とのコミュニケーションを大事にしており、特にほめるコミュニケーションを徹底することで子ども達のやる気を引き出しています。
指導形式:
講師1人に対して生徒2人の1対2形式の個別指導
塾の特徴:
・「ほめる指導」でやる気を引き出す
・いつでも使える自習室を設置
・安心の成績保証制度がある など
個別指導塾スタンダード
心理学に基づいた、褒めて伸ばす個別指導を実践。やる気アップが成績アップに直結するという考えのもと、お子さんの個性を認め、褒めて伸ばすことで成績アップ・志望校合格へと導いています。
指導形式:
2つの指導形式の中から選択
・講師1人に対して生徒1人のマンツーマン指導
・講師1人に対して生徒4人の1対4形式の個別指導
塾の特徴:
・小学校・中学校・高校の全学年、全教科に対応
・年に3回、保護者との面談を実施
・リーズナブルな価格でサービスを提供 など
東京個別指導学院・関西個別指導学院
ベネッセグループの東京個別指導学院は、30年の伝統と実績のある個別指導塾のパイオニアであり、確かな指導力ときめ細かなサポート体制によって目標達成を実現してくれます。
指導形式:
2つの指導形式の中から選択
・講師1人に対して生徒1人のマンツーマン指導
・講師1人に対して生徒2人の1対2形式の個別指導
塾の特徴:
・教育業界最大手ベネッセグループの情報量
・時間割も講師も自分で自由に選べる(当日振替も無料)
・6年連続顧客満足度No.1※の実績 など
※2018年 オリコン顧客満足度ランキング 高校受験 個別指導塾 首都圏 第1位
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個別指導スクールIE
やる気スイッチの個別指導スクールIEは、「やる気」を引き出す独自のノウハウで、成績アップ・志望校合格をムリ・ムダ・ムラなくサポートしてくれます。
指導形式:
2つの指導形式の中から選択
・講師1人に対して生徒1人のマンツーマン指導
・講師1人に対して生徒2人の1対2形式の個別指導
塾の特徴:
・相性のいい講師による完全担任制
・世界に一冊だけのオーダーメイドテキスト(夢SEED)を作成
・個性診断テストETS(やる気アップシステム)による性格分析 など
進学個別指導塾TOMAS
TOMASは、個別なのに進学塾。個別指導でありながらハイレベルな進学指導を行い、難関校への高い合格実績を出しています。
指導形式:
講師1人に対して生徒1人のマンツーマン指導
塾の特徴:
・志望校から逆算した「合格逆算カリキュラム」を作成
・講師の指導・マネジメントにあたる担任社員が責任をもって成績を管理
・すべての授業が実績豊富な講師陣による完全1対1指導 など
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個別指導学院フリーステップ
個別指導学院フリーステップはお子さんの点数アップに強い自信とこだわりがあります。点数アップの方法を知りたい方はフリーステップの授業を体験してみてください。
指導形式:
3つの指導形式の中から選択
・講師1人に対して生徒1人のマンツーマン指導
・講師1人に対して生徒2人の1対2形式の個別指導
・講師1人に対して生徒4人の1対4形式の個別指導
塾の特徴:
・成果を約束する独自の点数アップシステム「S-CUBE」
・目標達成へ導く「学習プランナー」がお子さんを徹底サポート
・採用率30%の厳選された講師陣 など
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小学生向けの個別指導塾の費用の相場はどれくらい?
次に、費用の相場をみていきましょう。小学生といっても中学受験のために通うのか、それとも授業の復習のために通うのかによっても相場は違うのでそれぞれご紹介します。
■中学受験の対策のために個別指導塾へ通う場合
6年生:90万円~120万円
5年生・4年生:40万円~70万円
■小学校の授業の復習や苦手克服のために個別指導塾へ通う場合
4年生~6年生:10万円~30万円
当然といえば当然ですが、中学受験のために塾へ通うと年間でこれだけの費用がかかります。集団指導形式の中学受験塾よりも月謝は高額となりますが、マンツーマン指導のほうがよりきめ細かい指導を受けられたり、よりハイレベルな指導を受けることができるというメリットがあります。
また、塾通いを検討する際には、授業料以外にも年会費や教材費、夏や冬の季節講習費など様々な費用がかかりますので年間でかかるトータルの費用を事前に確認するようにしましょう。
小学生が個別指導塾に通うことのメリット・デメリットについて
まずメリットですが、お子さんの目標や学力に合わせてオリジナルの学習計画を組んでもらえる点や、お子さんのペースで学習を進められる点は大きなメリットといえます。
特に小学校高学年で習う内容は中学校の授業の基礎となりますので、もし小学生のうちから苦手な科目ができてしまった場合には、過去に遡って指導をしてくれる個別指導のメリットを活かして早いうちに解決することをおすすめします。
一方、集団指導塾ではカリキュラムに沿って授業を受けることになりますので、授業の内容や時間割は事前に決まっています。そのため集団指導塾だとお子さんの状況に合った最適な指導を受けることは難しいといえます。
ただし個別指導塾もメリットだけではなく、当然デメリットもあります。
ほとんどの個別指導塾では授業を担当する講師はアルバイトの大学生講師となるため、集団指導塾の社会人講師と比べると指導力や経験値にはどうしても差が生じてしまいます。
また月々の月謝も、集団指導塾や最近増えている映像授業系の学習アプリの利用料と比べると個別指導塾のほうが高額です。
対面形式で講師から直接指導をしてもらえるという点はもちろん大きいのですが、月謝に見合った指導をしてもらえそうかどうかは入塾前にしっかりと見極めることが大切となります。
失敗しないためのおすすめの塾の選び方とは?
塾を選ぶ際に、『自宅から近かったから』や『子どもの親友が通っていたから』などの理由を決め手に塾を選んでしまう保護者が多いようですが、このような選び方はあまりおすすめできません。
なぜなら、自宅の最寄りにある塾や親友が通っている塾がお子さんの学力や性格にピッタリの塾かどうかはわからないためです。
塾選びはどのように行えばいいか迷っている方には、入塾の前に体験授業を受けることをおすすめしています。
塾に通って成績を上げるためには、お子さんと担当講師の相性がとても大切です。そのほかにも、講師陣の質や成績を上げるためのサポート体制も大切ですが、塾ごとにこれらの特徴は大きく異なります。
そのため体験授業を通して実際の授業や講師陣の人柄、教室内の雰囲気をみてみた上で判断することで塾選びで失敗するリスクを軽減することができるのです。
※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。