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高校生の夏期講習の内容とは?メリットや授業内容、費用の相場を解説
塾の選び方

2022.08.01

2024.06.20

高校生の夏期講習の内容とは?メリットや授業内容、費用の相場を解説

受験の天王山」と呼ばれる高校3年生の夏休み。

高校1年生や2年生の秋ごろから受験対策をしてきた受験生にとっては3年生の夏休みも目的意識を持って乗り越えられると思いますが、なかには3年生の夏休みから塾の夏期講習を利用して本格的に受験勉強を始めようと思っている生徒もいると思います。

そんなこれから本格的に動き出そうとしている生徒に向けて、このページでは高校生の夏期講習の授業内容や費用の相場について解説します。

高校生が夏期講習に通う目的

夏期講習のような季節講習に参加する場合は、目的意識を持って通うことが大切となります。

それでは一般的な高校生が夏期講習へ通う目的とはどういったものがあるのでしょうか。目的は大きく2つに分かれます。

夏期講習へ通う目的

  1. 志望校に合格するための講座を受けたい
  2. 目的に応じた講座を受けたい

志望校に合格するための講座を受けたい

夏休み前に既に志望校が決まっている生徒は、例えば「難関私立大学理系」や「国公立大学文系」といった志望校別にコースが分類されているため、志望校に合ったコースを選択することで、志望校の入試傾向にあった授業を受けられます。

目的に応じた講座を受けたい

志望校がまだ決まっていない生徒や「これから受験勉強を始めたい」「特定科目の偏差値を上げたい」「苦手分野を克服したい」といった目的がある生徒も、目的に応じた講座を選択することで希望する授業を受けることができます。

それでは高校3年生の夏期講習はどれくらいの費用がかかるのでしょうか?費用も気になるところだと思うので、夏期講習の費用の相場をみていきましょう。

夏期講習の費用の相場はいくら?

高校生の夏期講習の費用の相場になります。ただし地域によって相場は変動しますので目安としてご認識ください。

集団指導塾の料金の相場

  • 高校3年生:7万円~14万円
  • 高校1・2年生:5万円~10万円

個別指導塾の料金の相場

  • 高校3年生:9万円~22万円
  • 高校1・2年生:6万円~15万円

個別指導塾の場合は、1対1か1対複数人かどうかや選択する講座数によって費用が大きく異なります。また、塾によっては夏期講習とは別に夏合宿などを行う塾もあり、このようなイベントや特別講座に参加する場合は別途費用が発生しますのでご注意ください。

高校生が夏期講習を受ける4つのメリット

高校生にとって夏期講習は、学力の強化や受験対策、自己成長において非常に重要な機会です。多くの高校生がこの期間を利用して、受験に向けた準備や学習の効率化を図っています。

以下では、高校生が夏期講習を受けることで得られる具体的なメリットを詳しく説明します。

<高校生が夏期講習を受ける4つのメリット>

  • 志望校別の受験範囲に特化した講座を受けられる
  • 学習や進路の相談に乗ってもらえる
  • 自習室を自由に使える
  • 自己管理能力の向上

志望校別の受験範囲に特化した講座を受けられる

大学の学部によって入試傾向は異なりますので、志望校別のコースを選択することで効率良く学習することができます。

また、国公立大や多くの私立大学を目指す場合はセンター試験の対策も必要となりますので、膨大な範囲の試験内容を無駄なく学習する上でも、塾側が抱えているノウハウや情報量を利用するメリットは大きいといえます。

学習や進路の相談に乗ってもらえる

解けない問題の解説をしてもらえたり、進路相談ができるという点も大きなメリットといえます。また、現在の自分の学力に応じて、志望校に合格するための学習プランの指導を受けられるという点も大きいでしょう。

自習室を自由に使える

自習室を使いたいからという理由で夏期講習だけを利用する生徒がいるほどですから、夏休みのあいだ塾の自習室を自由に使えるという点も受験生にとっては大きなメリットといえます。

つぎに、高校生が夏期講習に通う目的と授業内容を解説します。

自己管理能力の向上

夏期講習を通じて、自主的に学習計画を立て、自己管理を行う能力が養われます。高校生は自己管理能力を高めることで、大学進学後の学習や生活でも役立つスキルを身につけることができます。これにより、大学生活での成功につながる準備が整います。

高校生が夏期講習を受ける2つのデメリット

高校生にとって夏期講習は学習の強化や受験対策に役立つ一方で、特有のデメリットも存在します。これらのデメリットは、高校生の特性や生活スタイルに起因するものが多く、参加を検討する際には注意が必要です。

以下では、高校生が夏期講習を受ける際の具体的なデメリットを詳しく説明します。

<高校生が夏期講習を受ける2つのデメリット>

  • 高度な集中力の要求
  • 精神的なプレッシャーの増加

高度な集中力の要求

高校生は、高度な学習内容に取り組むことが求められます。夏期講習では、特に難関大学受験対策の講座などで高度な集中力が必要となります。これにより、精神的な疲労が増大し、場合によってはバーンアウト(燃え尽き症候群)になるリスクもあります。

精神的なプレッシャー・肉体的疲労の増加

夏期講習では、模擬試験や成績評価が頻繁に行われたり、学校でも受験対策の授業が増えたりするため、成績や結果に対するプレッシャーが増大することに加え授業時間も増えるため肉体的に疲労も増加します。

高校生は、大学受験という大きな目標に向けてすでに大きなプレッシャーを感じているため、さらにストレスが増すことで、メンタルヘルスに悪影響を及ぼす可能性があります​。 

さいごに

このページでは高校生の夏期講習の授業内容や、集団指導塾と個別指導塾の費用・料金の相場を解説しましたがいかがでしたでしょうか。現役生が第一志望の大学に受かりたい場合、夏休みの時間の使い方は非常に重要です。

塾の夏期講習を受けることで決められたスケジュールに沿って授業が行われるため学習習慣を維持できますし、周囲の塾友達と一緒に切磋琢磨することでだらけることなく高いモチベーションを維持することができます。

特にこれから受験勉強を始める生徒にとっては、勉強の量と質を両方追っていく必要がありますので、自分の勉強スタイルが確立できていない場合は普段の勉強方法から講師へ相談するところから始めましょう。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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