ある日突然、お子さんを通わせている塾から閉鎖に関する連絡がきてお困りの方もいるのではないでしょうか。塾が閉鎖する場合に既に支払い済みの授業料は返金してもらえるものなのでしょうか。
そこでこのページでは通っている塾の閉鎖(閉校)が決まった時の対処法をご紹介します。
塾の閉鎖に関する連絡が急な理由とは?
塾によっては閉鎖の半年以上前に連絡がある場合もありますが、実際には1カ月前に閉鎖の連絡があることが多いようです。なぜ1カ月前なのでしょうか。それは、塾を閉鎖する場合は1ヵ月前までに保護者へ告知することを規定としている塾が多いためです。
また教室を複数展開している塾では、教室の閉鎖に伴って他の教室を紹介してくれますが、地域によっては近所に同じ塾の教室がない場合もあり、遠く離れた教室を検討しなければいけないケースもあります。
そのため、通っている塾の講師から紹介された紹介先の塾に納得ができないようであれば、また一から塾を探すことになります。特に、受験シーズンの直前に突然塾が閉鎖してしまうこともありますので、このような際でもお子さんの受験が上手くいくように慌てず慎重に塾選びをするようにしましょう。
既に支払ってしまった授業料は返金してもらえる?
塾の閉鎖日以降の期間の授業料を前払いで既に支払ってしまっている場合もあると思います。ただし、サービスを受けていない期間の授業料は返金をしてもらえますのでご安心ください。塾側へ返金に関する連絡をするようにしましょう。
また、授業料をクレジットカードで自動引き落としに設定している場合には、塾が閉鎖してからも授業料が自動で引き落としされてしまうことがあるようです。そのためクレジットカードを用いて支払いをしている場合には、塾の閉鎖以降に授業料が自動で支払われていないかは注意してください。
塾によっては塾頭や塾長とまったく連絡がとれなくなってしまうこともありますので、もし返金のことでお困りのことがある場合にはお早めにお近くの消費生活センターに相談するようにしましょう。
塾を変える際の塾選びのポイントについて
通っている塾の閉鎖に伴って変更先の塾をあらたに探そうとお考えの方もいますよね。その際の塾選びのポイントをご紹介します。
通っていた塾の先生とお子さんとの関係性もそうだったと思いますが、塾へ通って学力を高めていくためにはお子さんと塾の先生との相性はとても大切です。そのため「大手塾だから安心できる」「授業料が安いから」などの理由だけで変更先の塾を選ぶのではなく、いくつかの塾を比較・検討した上でまずは気になる塾の体験授業を受けることをおすすめします。
体験授業を利用することで、実際の授業のレベルや先生の指導の仕方、または周囲の生徒の雰囲気や自習室の利用状況などを確認することができます。体験授業を通じてお子さんとの相性が合いそうかどうかをみた上で、信頼できそうな塾を選ぶようにしましょう。塾選びで失敗することのないように塾選びは慎重にしていただければと思います。
さいごに
このページでは通っている塾の閉鎖(閉校)が決まった時の対処法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。塾の閉鎖の連絡は1カ月前に突然くることが多いようなので、もし閉鎖となってしまっても慌てずに対応するようにしましょう。少しでも参考になれば幸いです。
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