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塾を変えるときのポイントとは?転塾のタイミングや注意点について
塾の選び方

2022.08.01

2025.08.15

塾を変えるときのポイントとは?転塾のタイミングや注意点について

「塾に通わせているのに、成績が全然上がらない…」
そんな不安を抱えている保護者の方は少なくありません。

一般的に、塾に通い始めてから成果が出るまでにはある程度の時間がかかりますが、もし数ヶ月経っても全く変化が見られない場合は、「今の塾が合っていない可能性」も考える必要があります。

とはいえ、塾を変える(=転塾)という選択肢に踏み出すのは不安もあるもの。

そこで本記事では、転塾を検討するタイミングや、実際に塾を変える際の注意点について、分かりやすく解説します。お子さんにとってベストな学習環境を見つけるための参考にしてください。

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転塾のタイミングとは?

それではまず、転塾のタイミングについて見ていきましょう。

一般的に、塾に通い始めてから学校の成績やテストの点数に変化が出るまでには、3カ月から半年程度かかるといわれています。

そのため、特別な事情(強い不満や明らかなミスマッチなど)がない限りは、少なくとも半年程度は様子を見ることをおすすめします

それでも半年経っても成績に変化が見られない場合は、転塾を検討してもよいでしょう。

ただし、塾を変えれば必ず成果が出るというわけではありません。転塾先の塾選びに失敗してしまうリスクもあるため、慎重な判断が必要です。

近年では、塾の指導形式やサポート体制が多様化しており、各塾ごとに特徴があります。したがって、お子さんの学力・性格・志望校レベルに合った塾を選ぶことが非常に重要です。

特に重視すべきなのは、塾の授業の進め方・難易度・指導スタイルが、お子さんの学習タイプに合っているかどうかです。

そのため、パンフレットやWEBサイトの情報だけで入塾を決めるのではなく、無料の「体験授業」を受けてから判断することを強くおすすめします。

体験授業を通じて、実際の授業の雰囲気や講師との相性を確認することで、入塾後のミスマッチを防ぐことにつながります。

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参考記事

塾選びに不安のある方はこちらの記事を参考にしてみてください。

転塾する上での注意点について

次に、転塾の注意点についてご説明します。

塾を変えたからといって、必ずしも成績が上がるとは限りません。特に、お子さん自身の学習姿勢に原因がある場合は、塾を変えても成果が出にくい傾向があります。

例えば、これまで成績が上がらなかった理由として、

  • 塾の宿題をやっていない
  • 授業中に集中していない
  • そもそも勉強に対する意欲が低い

といったことが挙げられる場合、環境だけを変えても根本的な解決にはならないのです。

そのため、お子さん側に原因があると感じられる場合には、いまの塾で改善できる工夫を試してから、転塾を検討するのが望ましいでしょう。

保護者にできるサポート例
  • 小学生の場合
    お子さんがまだ学習習慣を身につけられていない段階では、保護者が宿題のサポートや授業の復習を一緒に行うことで、学習の理解を深める手助けができます。
  • 中学生の場合
    思春期に入り、保護者の干渉を嫌がることもありますが、「なぜ勉強するのか」という動機づけが何より大切です。進学先の高校を一緒に調べたり、パンフレットを集めたりすることで、勉強の目的を自覚するきっかけになります。

また、学校の成績表はテストの点数だけではなく、授業態度や宿題の提出状況など日頃の取り組みも重視されるため、これらの姿勢も改善する必要があります。

こうした指導は、塾ではなかなか行き届きません。特に授業態度や生活面に課題がある場合には、ご家庭での声かけや関わり方が重要になります。

受験学年で塾を変えたい場合はどうすればいい?

受験学年での転塾にはリスクやデメリットが多いため、特に中学3年生など入試を控えた時期での転塾は、基本的にはおすすめできません

その理由は大きく2つあります。

まず1つ目は、転塾先の塾が必ずしもお子さんに合うとは限らないことです。限られた時間の中で、指導方針や講師との相性を見極めるのは非常に難しく、むしろ学習効率が落ちてしまうケースもあります。

2つ目は、新しい環境への適応に精神的な負荷がかかることです。新たな人間関係の構築や、使い慣れていないテキストへの切り替えは、想像以上にストレスとなり、集中力やモチベーションの低下につながる可能性があります。

そのため、特に夏休み以降の時期での転塾は避けるのが賢明です。

どうしても今の塾では続けられない事情がある場合には、マンツーマン形式の個別指導塾や家庭教師など、柔軟に対応できる学習環境に切り替えることを検討してみてください。

その際は、残された時間で何を重視したいのか(苦手克服、志望校対策など)を明確にした上で、塾側に相談することが大切です。

理想としては、受験の1年前から、お子さんに合った塾で学習を積み重ねておくことです。

中学1年生や2年生の段階であれば、まだ十分に時間があります。受験生になる前に、信頼できる塾を見つけておくことが、後悔のない受験準備につながります。

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転塾を迷った時に知っておきたいポイント

成績の伸び悩みなどが理由で現状の塾に不安を感じている場合、新しい学習環境への転塾を検討することも有効な選択肢のひとつです。

お子さんに合った塾に通うことで、学力の向上や勉強へのモチベーションアップにつながる可能性があります。

ただし、転塾にはリスクも伴います。塾ごとに指導スタイルや雰囲気、サポート体制は大きく異なるため、事前の比較検討をしっかり行ったうえで転塾先を決めることが大切です。

多くの塾では、通年で体験授業や授業見学会を実施しています。実際に授業を体験することで、教室の雰囲気や講師との相性、授業の進め方などを把握でき、「本当にこの塾が合っているのか?」を判断する材料になります。

そのため、転塾を検討している方は、できるだけ複数の塾で体験授業や見学に参加してから判断することをおすすめします。

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さいごに

このページでは、転塾のタイミングや注意点について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

繰り返しになりますが、転塾したからといって、必ずしもお子さんに合う塾が見つかるとは限りません。

また、転塾を何度も繰り返してしまうことで、“転塾癖”のような状態に陥り、入試直前まで安定した学習環境を確保できないケースもあるのが実情です。

成績が思うように上がらない原因は、塾側だけにあるとは限りません。お子さんの学習状況や生活習慣、ご家庭での関わり方など、幅広い視点から今の状況を整理し、できることを一度見直してみることが大切です。

転塾は、お子さんにとってプラスになる選択にもなり得ますが、慎重な判断と十分な比較が必要です。

この記事が、今後の塾選びや学習サポートの参考になれば幸いです。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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