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夏期講習はいつからいつまで?夏期講習の期間や時期、メリットを解説
塾の選び方

2022.08.01

2024.06.24

夏期講習はいつからいつまで?夏期講習の期間や時期、メリットを解説

受験生にとって夏休みは勝負の夏となりますが、みなさんは夏期講習がいつから始まるかご存知でしょうか。

夏期講習の授業は一般的に7月中旬から開始され、8月下旬ごろまで開催されています。受付は早い塾では5月下旬から開始され、8月後半まで受け付けている塾もあります。そのため、受験生のなかには夏休みの直前からあらたに塾を探し始める方もいると思いますが、あらかじめ夏期講習の時期を把握した上で余裕をもって自分に合う塾を探すようにしましょう。

このページでは夏期講習の時期や期間のほかに、夏期講習の授業内容や受講前の注意点について解説します。

夏期講習はいつから始まる?

夏期講習は、多くの学生にとって学力を向上させる貴重な機会です。しかし、その開始時期は学校や塾によって異なります。以下では、一般的な夏期講習の期間や時期、申し込み時期について解説しています。

この期間に集中して学習することで、苦手科目の克服や得意科目のさらなる強化をしましょう。

<夏期講習はいつから始まる?>

  • 講習の時期と期間
  • 講習の申し込み時期

夏期講習の時期と期間

夏期講習の期間は、大きく3つのパターンに分類されます。一つは、夏休みの期間に合わせて実施されるパターンで、7月中旬から9月下旬までの間に講習のカリキュラムが組まれます。基本的には一週間ごとにカリキュラムのテーマが設けられています。

二つめは、夏期講習期間が前期と後期に分かれているパターンです。前期が7月中旬から8月上旬、後期が8月中旬から8月下旬までとなっており、例えば前期はこれまでの復習、後期はこれからの予習といったように前期と後期でそれぞれ異なるテーマが設けられています。

三つめは、約1週間から2週間といった短い期間で集中的に実施されるケースです。具体的な期間は塾ごとに異なります。

それでは夏期講習の授業日数はどれくらいあるのでしょうか。通常の目安として進学塾では22日~26日、補習塾では16日~20日となります。また、受験生と非受験生でも授業日数は異なりますが、当然受験生のほうが多くなります。

夏期講習の申し込み時期

夏期講習の申し込み時期は、多くの塾や予備校で例年5月から6月にかけて行われます。この時期に申し込みを済ませておくことで、希望するコースやスケジュールを確保しやすくなります。また、早期申し込み特典として割引が適用される場合もあるため、早めの行動が推奨されます。

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夏期講習はいつまでに申し込めば間に合う?

夏期講習は、学力を強化するための絶好の機会です。しかし、多忙なスケジュールや申し込み期日を気にするあまり、申し込みのタイミングを逃してしまうことも少なくありません。以下では、個別指導塾と集団指導塾の場合に分けて、それぞれの申し込み期日や特徴を解説していきます。

<夏期講習はいつまでに申し込めば間に合う?>

  • 個別指導塾の場合
  • 集団指導塾の場合

個別指導塾の場合

多くの個別指導塾では8月下旬ごろまで夏期講習の申込みを受け付けていますので、仮に8月に入ってしまった後でも申し込むことが可能です。

理由としては、個別指導塾ではカリキュラムによって授業が組まれているわけではなく、生徒ごとの状況や要望に合わせて個別の学習プランが組まれるためです。そのため途中から参加したとしてもそこから指導を開始してもらえますので安心して申し込むことができます。

また講習費用に関しては、多くの塾では満額の請求ではなく、授業日分を日割り計算した費用で参加することができます。ただし、塾によっては申込期日や講習費用の計算が異なりますので、夏期講習の参加を希望する塾へ問い合わせて確認しましょう。

集団指導塾の場合

集団指導塾の場合は、一般的に7月中旬ごろまでが夏期講習の申込期日となっています。

ただし、集団指導塾においても途中からの申込みを受け付けている塾は多くあります。そのため8月に入ってからも申し込むことは可能ですが、途中からの参加には注意が必要です。

集団指導塾の夏期講習はカリキュラムに沿って授業が進行していますので、途中から参加するとなると授業に付いていけない可能性があります。そのため、途中参加を希望する際には事前にしっかりと復習をしてから授業へ参加しましょう。

また、夏期講習のカリキュラムを前期と後期で分けている集団指導塾もあります。一般的に後期は8月中旬から開始しますので、検討し始めた時期によっては後期から参加するという選択肢もあります。この場合であっても前期の復習はしっかりとしてから後期の授業へ参加するようにしましょう。

講習費用は授業日分を日割り計算した費用とする塾が多いですが、事前に塾へ問い合わせて確認しましょう。

夏期講習の授業内容

つづいて夏期講習の授業内容をみていきます。授業内容は学年によって異なりますので、学年ごとに一般的な授業内容を記載しています。

全学年共通
・1学期や、前学年の授業の総復習を行う
・2学期以降の授業内容を先取りする
・苦手科目を克服するために苦手科目に絞って学習する

中学受験の場合
・私立中学、国立中学の志望校の出題範囲を一通り学習する
・公立中高一貫校の適性検査の対策をする

高校受験の場合
・志望校の出題傾向に合わせた予想問題や過去問を解く
・受験の土台作りのために中1から中3の1学期までの総復習を行う

大学受験の場合
・センター試験対策として受験科目の頻出問題を中心に学習する
・志望大学別に出題形式や出題傾向に合わせて学習する

塾の夏期講習の場合、学習する目的別にコースが用意されていますので目的に合わせてコースを選択しましょう。たとえば苦手科目を克服するためのコースや前学年の総復習をするためのコース、または難関校向けの入試対策コースなど目的別にさまざまなコースが用意されています。

受講する前に注意すべきこと

夏休みは受験の成功のカギを握る大切な時間ですが、夏期講習を受講したからといって必ずしも学力が上がる訳ではありません。ここでは夏期講習を受講する上での注意点をご紹介します。

自分の課題を明確にできているか

よくあるケースとして「夏期講習に通うこと」が目的になってしまい、具体的な目的や目標のないまま夏期講習を受けてしまうというものです。これでは時間と費用が無駄になってしまいますので、あらかじめ解決したい課題を明確にした上で夏期講習を受講しましょう。

講座をとり過ぎていないか

講座をとり過ぎることにも注意してください。講座をとればとるほど安心する生徒がいますが、多くの講座をとったからといって学力が上がる訳ではありません。逆に授業時間が多くなりすぎてプライベートの予習復習の時間がとれなくなってしまうと、学習内容が定着しないまま夏期講習を終えてしまう可能性もあります。

講座のレベルが自分の学力に合っているのか

夏期講習が始まってから受講した講座の授業内容が自分の学力と合っていないと気付いては遅いです。事前に講座のテキスト集やカリキュラムをチェックし、いまの自分の学力に合っているのかを確かめてから申し込むようにしましょう。

夏期講習を受講する3つのメリット

夏期講習を利用することで、短期間でも大きな効果を得ることができます。ここでは、夏期講習だけ塾を利用する3つの主なメリットについて詳しく説明します。

<夏期講習を受講する3つのメリット>

  • 専門的なカリキュラム
  • 今の自分の立ち位置を把握できる
  • 規則正しい学習リズムの維持

専門的なカリキュラム

夏期講習では、通常の授業とは異なる専門的なカリキュラムが提供されます。まず、特定の科目やテーマに集中して学べる点が挙げられます。例えば、苦手な数学の問題演習や、英語のリスニング強化など、個々のニーズに合わせた専門的な内容が提供されるため、短期間で大きな成果を上げることが可能です。

また、専門の講師による指導は、効率的な学習方法や理解しやすい説明を期待できます。特に受験生にとっては、最新の試験傾向や重要ポイントを押さえたカリキュラムが組まれていることが多く、受験対策に直結する学習ができるのも大きなメリットです。

こうした専門的なカリキュラムを受けることで、通常の学習では得られない深い理解とスキルを身につけることができます。

今の自分の立ち位置を把握できる

夏期講習を受講することで、自分の学力や理解度を客観的に把握することができます。多くの塾では、夏期講習の前に学力診断テストを実施しており、これにより現在の学力レベルを正確に知ることができます。この診断結果に基づいて、どの部分を強化すべきかが明確になるため、効果的な学習計画を立てやすくなります。

さらに、講師からのフィードバックを通じて、得意科目と苦手科目をはっきりさせることができます。具体的なアドバイスを受けることで、自分の学習方法を見直し、改善する機会となります。また、進路についてのアドバイスも受けられるため、特に受験生にとっては志望校の選定や受験戦略の見直しに役立ちます。これにより、自分の現状を把握し、目標に向けた明確な道筋を描くことができます。

規則正しい学習リズムの維持

夏休み期間中でも、規則正しい学習リズムを維持することは学力向上に非常に重要です。夏期講習に参加することで、毎日決まった時間に勉強する習慣が身につきます。これにより、長期休暇中に学習リズムを崩すことなく、規則正しい生活を送ることができます。

定期的な授業があることで、集中して学習に取り組む時間が確保されます。これは学習効率の向上に直結し、短期間で大きな成果を上げるための土台となります。また、夏期講習は通常の学校の授業とは異なり、短期間で集中的に行われるため、メリハリのある生活リズムを作ることができます。遊びと勉強のバランスをうまく取り、充実した夏休みを過ごせるのも大きなメリットです。

夏期講習だけを受講したいとお考えの方は、こちらの「塾の夏期講習だけを申込むことってできるの? メリットと注意点を解説」の記事も併せてご覧ください。

授業の内容や費用の相場とは?

集団指導塾の夏期講習とは期間内のすべての授業を受けることによって知識を習得できるよう設計がされています。ですから途中から参加するとなると場合によっては知識の習得が中途半端な状態で夏期講習を終えてしまう可能性もあるのです。

そのため復習の時間の確保が難しいなどの状況であれば、無理に集団指導塾の夏期講習を申し込むことはせず、個別に夏期講習の学習プランを設計してくれる個別指導塾の夏期講習への参加を検討することをおすすめします。

さいごに

夏期講習を機にあらたに塾を探し始める方は、新規生徒向けに夏期講習費を無料(または割引)にしている塾も数多くありますのでこのようなキャンペーンは積極的に活用するようにしましょう。全国の塾の夏期講習の情報も下記ページにて掲載していますので、塾をお探しの際には是非ご利用ください。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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