- 五ツ木模試の種類と、お子さんの学年に合ったものの選び方
- 2026年度の実施日程と受験料
- 申し込み方法と結果の確認方法
- 偏差値・判定の見方と信頼性
「五木模試」と検索して、中学受験向けと高校受験向けの両方が出てきて戸惑った経験はありませんか。
実は五ツ木模試には学年に応じた複数の種類があり、それぞれ対象・日程・受験料が異なります。
この記事では、五ツ木模試の種類ごとの特徴から2026年度の日程、受験料、申し込み方法まで、受験前に知っておきたいことをまとめています。
五ツ木模試には3種類ある
五ツ木模試は、大阪市に本社を置く株式会社五ツ木書房が主催する公開模試です。小学生から中学3年生までを対象に、学年別に3種類の模試が用意されています。
模試名 対象 目的 五ツ木・駸々堂模試 小学5・6年生 中学受験の志望校判定 中1・中2五ツ木模試 中学1・2年生 高校受験に向けた学力把握 五ツ木の模擬テスト会 中学3年生 高校受験の志望校判定
まずお子さんの学年を確認して、どの模試が対象かを把握しておきましょう。
中1・中2五ツ木模試は高校受験に向けた学力の現状把握が目的で、中3になってから受ける模擬テスト会への準備として活用されています。
日程や受験料など詳細は五ツ木書房の公式サイトで確認してください。
お子さんの学年が決まったら、それぞれの模試の特徴と日程を確認していきましょう。
五ツ木・駸々堂模試(小学生・中学受験向け)
五ツ木・駸々堂模試は、近畿2府4県(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)の私立・国公立中学受験生を対象とした公開模試です。
近畿圏の中学受験生の約半数が受験しており、関西最大規模の中学受験模試として知られています。
試験科目は4科目(国語・算数・理科・社会)が基本で、6年生向けには最難関校(灘・甲陽・東大寺・洛南など)を目指す受験生向けの「Sコース」も設けられています。
コース 対象 科目 通常コース 小5・小6 国語・算数・理科・社会(各100点) Sコース 小6 通常4科+国語S・算数S
Sコースは最難関校志望者向けのハイレベルな設定で、通常コースと同日に受験できます。
2026年度 年間スケジュール
年間7回実施されます。秋の第4〜6回が受験者数のピークで、志望校判定の精度が高まる時期です。
回 実施日 成績閲覧開始予定日 第1回 3月8日(日) 3月16日(月) 第2回 5月24日(日) 6月1日(月) 第3回 7月5日(日) 7月13日(月) 第4回 8月30日(日) 9月7日(月) 第5回 9月27日(日) 10月5日(月) 特別回 10月25日(日)※志望校校舎での実施 11月2日(月) 第6回 11月22日(日) 11月30日(月)
特別回は志望校の校舎でテストを受ける特別企画で、本番さながらの雰囲気を体験できます。
受験料と申し込み方法
| コース | 事前申込 | 当日申込 |
|---|---|---|
| 通常コース(4科) | 5,390円 | 6,400円 |
| Sコース | 8,140円(+2,750円) | 9,150円(+2,750円) |
SコースはSコース追加料金2,750円を通常コースに加えて申し込みます(合計8,140円)。
オプションの「五ツ木プラス」(追加700円)を選ぶと、詳細な分析レポートが受け取れます。
年間会員プラン
複数回受験する場合は年間会員プランがお得です。
プラン 対象回 料金 A会員 第1〜6回+特別回(年7回) 34,650円 B会員 第2〜6回+特別回(年6回) 30,360円 C会員 第3〜6回+特別回(年5回) 25,850円
※年間会員にSコースを追加する場合は別途5,500円。
申し込みは公式サイトのマイページから行います。初回はマイページの登録が必要です。
支払いは、事前申込はクレジットカード・コンビニ決済・ペイジー決済、期日後申込はクレジットカードのみ対応しています。申し込み締め切りは実施日の8日前(土曜日)の23:59までです。
中学受験向けの五ツ木・駸々堂模試の概要が確認できたところで、中1・中2向けの模試を確認しましょう。
中1・中2五ツ木模試(中学1・2年生・高校受験準備向け)
高校入試対策を目的とした公開会場模試です。中3になってから受ける模擬テスト会への準備として活用でき、早い段階で自分の学力を客観的に把握できます。試験は5教科(各100点満点)で実施されます。
項目 内容 受験料 4,950円(期日後申込 5,900円)※税込み 当日申込 なし 試験科目 5教科・各100点満点
2026年度 年間スケジュール
年間2回実施されます。
回 実施日 成績配信予定日 第1回 9月13日(日) 9月29日(火) 第2回 2月7日(日) 2月18日(木)
申し込みは公式サイトのマイページから行います。当日申込はないため、各回の締め切り(実施日5日前の火曜日23:59)までに手続きを済ませてください。
出題範囲
各回の出題範囲は、その時点までに学校で習う内容が中心です。第1回(9月)は中1〜中2の内容、第2回(2月)はさらに中2後半の内容が加わります。科目ごとの詳細な出題範囲は公式サイトに一覧表が掲載されています。
中1・中2向けの概要が確認できたところで、次は中3向けの模擬テスト会を見ていきましょう。
中学受験向けの五ツ木・駸々堂模試の概要が確認できたところで、次は高校受験向けの模擬テスト会を見ていきましょう。
五ツ木の模擬テスト会(中学3年生・高校受験向け)
五ツ木の模擬テスト会は、中学3年生を対象とした高校受験向けの公開模試です。
関西圏の高校受験生のあいだで広く受験されており、大阪府の公立中学校に通う生徒の半分以上が受験する近畿圏最大規模の模試です。
志望校の偏差値データが充実しているため、公立・私立高校の合格可能性を確認する際の基準として活用されています。
試験科目は5科目(国語・数学・英語・理科・社会)で、当日は学校の上履きを持参するケースが多いため、受験票に記載された各会場の指示を事前に確認してください。
2026年度 年間スケジュール
年間8回実施されます。第6回(11月)が最も受験者が多く、志望校判定の精度が高まる時期です。第7回(特別回)は志望校の校舎で受験する特別企画です。
回 実施日 成績配信予定日 第1回 5月17日(日) 5月26日(火) 第2回 6月14日(日) 6月23日(火) 第3回 7月12日(日) 7月22日(水) 第4回 9月13日(日) 9月29日(火) 第5回 10月11日(日) 10月22日(木) 第6回 11月8日(日) 11月20日(金) 第7回
(特別回)12月13日(日)
※志望校校舎での実施12月22日(火) 第8回
(直前回)1月24日(日) 2月2日(火)
受験回数が増えるほど成績の推移が把握しやすくなります。秋以降は特に積極的に受験するのがおすすめです。
受験料と申し込み方法
受験料は事前申込4,950円、申し込みは公式サイトのマイページから手続きできます。申し込み締め切りは各回の実施日5日前(火曜日)の23:59です。
中3向けの模擬テスト会は当日申込の受け付けがないため、締め切りに注意してください。
出題範囲
出題範囲は各回の実施時期に合わせて段階的に広がります。第1回(5月)は中1・2年の基礎内容が中心で、回を重ねるごとに中3の学習内容が加わっていきます。第6回以降は入試本番を想定した総合的な出題になります。
科目 傾向 国語 漢字・文学的文章・説明的文章・古文(後半の回から) 数学 中1・2全範囲→平方根・2次方程式・関数へ 英語 中1・2全範囲→現在完了形・不定詞・仮定法など 理科 中1・2内容→生命の連続性・化学変化とイオンなど 社会 地理・歴史総合問題→公民(現代社会・憲法など)へ
出題範囲の詳細は毎年公式サイトに一覧表が公開されます。変更される場合もあるため、受験前に必ず確認してください。
京都で受験するなら「五ツ木・京都模試」も
「五ツ木・京都模試」は、京都府内の中学3年生を対象とした高校受験向けの模試です。
五ツ木書房主催の模擬テスト会とは別に、株式会社教育研究所(テスト事業部)が実施しており、申し込みは書店経由で行います。
「五木模試 京都」で検索するとこちらがヒットするケースがあるため、混同しないよう注意してください。
試験は5教科(各40分・各40点満点)で実施されます。
項目 内容 対象 中学3年生(京都府内進学者) 受験料 4,840円(当日申込 5,800円)※税込み 試験科目 5教科・各40分・各40点満点 問い合わせ 075-561-9121(株式会社教育研究所 テスト事業部)
2026年度 年間スケジュール
年間6回実施されます。第5回(12月)が受験者数最大の回です。
回 実施日 個人成績表発送予定日 第1回 6月28日(日) 7月9日(木) 第2回 9月6日(日) 9月17日(木) 第3回 10月4日(日) 10月16日(金) 第4回 11月1日(日) 11月12日(木) 第5回 12月6日(日) 12月17日(木) 第6回 1月10日(日) 1月21日(木)
申し込みは書店での受付期間内に所定の申込用紙を提出する形式です。受付締め切りは各回の実施日2日前(金曜日)の午前中です。
偏差値と判定の見方
五ツ木模試の偏差値は、60年以上にわたる受験生の追跡調査データをもとに算出されており、統計的な信頼性が高いのが特徴です。
毎年「進学先調査のまとめ」として合格者・不合格者の追跡データが公表されており、志望校判定の根拠として広く参照されています。
志望校判定はA〜F判定の6段階で表示されます。
判定 目安 A・B・C判定 合格可能性が高い圏内 D判定 合格ボーダーライン付近 E・F判定 合格可能性が低い圏内
受験者層は中堅〜難関校志望者が中心のため、全国平均と比べると偏差値帯がやや高めに分布する傾向があります。他の模試と組み合わせて参考にするとより正確な判定ができます。
判定を確認するためにも、結果の受け取り方を事前に把握しておきましょう。
結果はいつ届く?確認方法
成績表は受験日からおよそ1週間後に、公式サイトのマイページからオンラインで確認できます。五ツ木・駸々堂模試(小学生向け)はマイページでの閲覧が基本です。
中3向けの模擬テスト会は実施日の約10日後にマイページへ配信されます(郵送はありません)。
結果が表示されない場合は、まずマイページにログインして確認しましょう。それでも解決しない場合は、五ツ木書房のサポート窓口(06-6913-1251)に問い合わせてください。
当日の持ち物と時間割
はじめて受験するときに迷いやすい持ち物と時間割を整理しておきます。
持ち物リスト
- 受験票(印刷または提示できる状態のもの)
- 鉛筆またはシャープペンシル・消しゴム
- 上履き(会場によって必要。受験票で要確認)
- 時計(会場によっては使用不可の場合あり)
- 昼食・飲み物(試験時間が長い場合)
試験時間の目安(通常コース)
科目 試験時間 国語・算数 各50分 理科・社会 各35分
会場への交通手段については、自転車での来場を認めている会場もありますが、混雑や駐輪スペースの有無は会場によって異なります。受験票または会場の案内ページで事前に確認してください。
試験時間の目安(五ツ木・駸々堂模試・通常コース)
科目 試験時間 国語・算数 各50分 理科・社会 各35分
試験時間の目安(五ツ木の模擬テスト会・中3向け)
※回や会場によって異なる場合があります。受験票の時間を必ず確認してください。
科目 時間 試験時間 国語 8:30〜9:10 40分 数学 9:20〜10:10 50分 英語 10:20〜11:00 40分 理科 11:10〜11:50 40分 社会 12:00〜12:40 40分
会場への交通手段については、自転車での来場を認めている会場もありますが、混雑や駐輪スペースの有無は会場によって異なります。受験票または会場の案内ページで事前に確認してください。
まとめ
五ツ木模試は、小学生から中学3年生まで学年に応じた3種類が用意されています。中学受験を目指す小学生なら「五ツ木・駸々堂模試」、高校受験を控えた中学3年生なら「五ツ木の模擬テスト会」が対象です。
関西最大規模の受験者数と60年以上の追跡データに裏付けられた偏差値・判定は、志望校を絞り込む際の大きな判断材料になります。
申し込みは公式サイトのマイページから手続きできます。締め切りは模試の種類によって異なるため、余裕を持って確認しておきましょう。
お子さんの受験スケジュールに合わせて、早めに年間日程を確認しておくと安心です。
※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。
