- 夏期講習を受けた高校生の4人に1人(26.1%)の費用が10万円以上
- 中学生の最多費用帯は5〜8万円未満(19.0%)
- 月謝と合算すると夏の出費は8万円超えのケースが多い
「夏期講習の案内が届いたけど、月謝以外にこんなにかかるの?」毎年夏になると、こうした声が保護者から聞こえてきます。
塾シル編集部が2026年5月に実施した249人調査のデータをもとに、夏期講習費の実態と月謝を合算した「夏の実質コスト」を整理しました。申し込み前に知っておくと、想定外の出費を防ぐ手がかりになります。
中学生は5〜8万円が多く、高校生は10万円超えが最多
夏期講習を受けた高校生の最多費用帯は「10万円以上」(26.1%)で、受講した4人に1人がこのラインを超えています。
中学生の最多費用帯「5〜8万円未満」(19.0%)と比べると、高校生の費用水準がひとまわり高いことがわかります。

| 夏期講習費 | 中学生(n=63) | 高校生(n=46) |
|---|---|---|
| 1万円未満 | 7.9% | 6.5% |
| 1〜2万円未満 | 14.3% | 4.3% |
| 2〜3万円未満 | 11.1% | 17.4% |
| 3〜4万円未満 | 15.9% | 8.7% |
| 4〜5万円未満 | 12.7% | 13.0% |
| 5〜8万円未満 | 19.0% | 17.4% |
| 8〜10万円未満 | 4.8% | 6.5% |
| 10万円以上 | 12.7% | 26.1% |
「5万円以上」の受講者を比べると、中学生が約37%なのに対し高校生は50%と、高校生の方が高い費用帯に集中しています。
月謝と同じ感覚で夏期講習を見ていると、請求額が想定を上回りやすい水準といえます。
夏期講習だけ受けられる塾を、学年別にすぐ探す
記事を読む前に候補を見たい方は、お子さまの学年に合わせて夏期講習だけ受けられる塾を確認できます。
高校生の夏期講習費が膨らみやすい背景
受験を意識した高校生、特に高3では志望校に合わせた講習を追加しやすく、コマ数が増えやすい傾向があります。
個別指導塾ではコマ数に比例して費用が積み上がる料金体系が多く、塾側も夏期は「集中して伸ばせる時期」として複数コースを提案しやすいタイミングです。
塾の種類の影響も大きく、今回の調査では完全個別指導塾(先生1人に生徒1人)で夏期講習を受講した家庭のうち、5万円以上かかった割合が約80%※に達しています。
※参考値。サンプル数が少ないため傾向として参照
夏の出費は月謝+講習費でトータルで見る
月謝だけで塾代を把握していると、夏期講習費を足したときに想定外の金額になる可能性があります。
今回の調査では月謝の全体平均は約3.1万円でした。これに夏期講習費を加えると、夏の実質コストがどう変わるか見てみましょう。
夏期講習費の目安 月謝3万円の場合の総額 3〜5万円 6〜8万円 5〜8万円 8〜11万円 10万円以上 13万円以上
中学生の最多費用帯(5〜8万円)でも、月謝と合算すれば8〜11万円の出費になります。
高校生で10万円を超える講習費がかかれば、1ヶ月の塾関連出費が13万円を超えるケースも珍しくありません。月謝とは別の予算枠として、夏期講習費を事前に見積もっておくことをおすすめします。
申し込み前に確認しておきたいこと
夏期講習の案内が届いたら、申し込む前に以下を確認しておくと安心です。
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上限予算の事前設定
コマ数が増えると費用も積み上がるため、家庭の予算に合わせた上限を先に決めておく
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提案コマ数が「必須」か「推奨」かの確認
塾側から提案されたコマ数がすべて必要かどうかを確認し、優先順位をつける
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月謝との合算コストの事前計算
夏期講習費単体ではなく、月謝と合算した夏の実質コストで判断する
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コマ数を絞った場合の自習室利用可否の確認
受講コマ数を絞るときでも、自習室が使えるかどうかを塾に確認しておく
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まとめ
夏期講習費は、月謝と比べて家庭間の差が出やすい費用です。中学生は5〜8万円が多く、高校生は10万円超えが最多という調査結果は、「夏だけで月謝の2〜3倍かかることがある」という実態を示しています。
塾からの講習案内が届いたこの時期に、月謝との合算コストと予算上限を一度整理しておくと、夏休み本番で慌てずに済みます。
調査の詳細は以下の記事で解説しています。
※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。
