- 一般選抜(A方式・B方式・S方式)の各タイプの違いと出願・合格発表日程
- 総合型選抜3タイプの違いと共通スケジュール
- 学校推薦型選抜(指定校制)の概要
- UCARO・英語スコア・書類準備など出願前の確認事項
東京理科大学の2027年度入試は、一般選抜(A方式・B方式・S方式)、総合型選抜、学校推薦型選抜(指定校制)で構成されています。選抜方式によって出願時期は2026年10月から2027年2月にかけて大きく異なります。「気がついたら出願期間が終わっていた」という事態が起きる可能性もあるので、注意しましょう。
特に総合型選抜を視野に入れている場合は、夏から秋にかけての動き出しが欠かせません。この記事では、各選抜方式の日程と出願前に押さえておきたいポイントをまとめます。
東京理科大学の入試方式(2027年度最新)
2027年度の東京理科大学入試は、一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜(指定校制)の3つに大きく分かれます。一般選抜はさらにA方式・B方式・S方式に細分されます。
選抜方式 主な対象 出願時期の目安 一般選抜 A方式
(4教科型/3教科型)昼間学部全学部 2027年1月 一般選抜 A方式
(2教科+英語資格検定)昼間学部全学部 2027年1〜2月 一般選抜 A方式
(理学部第二部)理学部第二部 2027年1〜2月 一般選抜 B方式 全学部 2027年1月 一般選抜 S方式 創域理工学部一部学科 2027年1月 総合型選抜 各学部(タイプによる) 2026年10月 学校推薦型選抜
(指定校制)全学部(指定校のみ) 秋頃(高校経由)
一般選抜だけを考えていると、より早い時期に始まる総合型選抜の出願期間を見落とすことがあります。次の章から選抜方式ごとに確認していきましょう。
一般選抜の日程
一般選抜はA方式・B方式・S方式の3種類があります。A方式は共通テストを利用する入試、B方式・S方式は大学独自の筆記試験です。各方式の概要は以下のとおりです。
方式 概要 主な対象 A方式
(4教科型/3教科型)共通テスト利用 昼間学部全学部 A方式
(2教科+英語資格検定)共通テスト+英語外部試験スコア 昼間学部全学部 A方式
(理学部第二部)共通テスト利用 理学部第二部(夜間) B方式 大学独自の筆記試験 全学部 S方式 大学独自の筆記試験(専門コース) 創域理工学部一部学科
A方式とB方式・S方式の併願は可能です。出願期間は方式によって異なるため、それぞれ確認しておきましょう。
A方式(4教科型/3教科型)の日程
共通テストの成績で合否を判定する入試です。昼間学部全学部が対象で、4教科型は1学科のみ、3教科型は2学科まで出願できます。
項目 日程 出願期間 2027年1月7日(木)〜1月15日(金)消印有効 合格発表 2027年2月16日(火)10時
検定料は1学科19,000円(3教科型で2学科出願の場合38,000円)です。
A方式(2教科+英語資格検定)の日程
共通テストの得点に加え、英語外部試験スコアを出願資格とする入試です。昼間学部全学部が対象で、2学科まで出願できます。
項目 日程 出願期間 2027年1月7日(木)〜2月9日(火)消印有効 合格発表 2027年3月3日(水)10時
利用できる英語スコアの基準は以下のとおりです(英語スコアに応じた加点はありません)。
試験名 出願資格スコア TEAP 225以上 英検
(S-CBT含む)CSEスコア1950以上 TOEFL iBT 42以上 IELTS
(アカデミックモジュールのみ)4.0以上 TOEIC L&R+S&W合算 1150以上
検定料は1学科19,000円(2学科出願の場合38,000円)です。
A方式(理学部第二部)の日程
理学部第二部(夜間)を対象とした共通テスト利用入試です。数学科・物理学科・化学科の中から1学科のみ出願できます。
項目 日程 出願期間 2027年1月7日(木)〜2月9日(火) 合格発表 2027年3月3日(水)10時
検定料は1学科19,000円です。
B方式・S方式の日程
B方式は東京理科大学独自の入学試験で、全学部で実施されます。S方式は創域理工学部の一部学科(専門コース)を対象とした独自試験で、B方式と試験問題は共通です。
出願期間:2027年1月7日(木)〜1月21日(木) ※理学部第二部のB方式のみ、1月7日(木)〜2月24日(水)
学部・学科 試験日 合格発表 経営学部(B方式) 2月2日(火) 2月19日(金) 創域理工学部 数理・
先端物理・生命生物(B方式)2月3日(水) 2月20日(土) 創域情報学部(B方式) 2月3日(水) 2月20日(土) 創域理工学部
電気電子情報工学科(S方式)2月3日(水) 2月20日(土) 先進工学部(B方式) 2月4日(木) 2月19日(金) 理学部第一部(B方式) 2月5日(金) 2月23日(火) 創域理工学部 建築・
先端化学・電気電子他(B方式)2月6日(土) 2月20日(土) 創域理工学部
数理科学科(S方式)2月6日(土) 2月20日(土) 薬学部(B方式) 2月7日(日) 2月23日(火) 工学部(B方式) 2月8日(月) 2月25日(木) 理学部第二部(B方式) 3月4日(木) 3月17日(水)
検定料は35,000円(同一試験日に2学科または2系で出願する場合は55,000円)です。
一般選抜は冬の入試が中心ですが、総合型選抜は秋から動き出しが始まります。
総合型選抜の日程
3つのタイプと主な違い
3つのタイプはそれぞれ出願できる対象者と英語外部試験の要件が異なります。まず自分がどのタイプに当てはまるかを確認しましょう。
英語資格検定+特定教科評価
- 対象:2027年3月高校卒業見込み・数学と理科(経営学部は数学・国語)の評定平均4.0以上
- 学部:理学部第一部・薬学部・工学部・創域理工学部・創域情報学部・先進工学部・経営学部
利用できる英語スコアの基準は、一般選抜A方式(2教科+英語資格検定)と同じです(TEAP 225以上、英検CSEスコア1950以上など)。詳細はこの記事の一般選抜セクションをご確認ください。
理学部第二部
- 対象:2027年3月卒業見込みまたは2024年3月以降卒業者(既卒可)
- 学部:理学部第二部(数学科・物理学科・化学科)
女子
- 対象:2027年3月高校卒業見込みの女子・数学と理科の評定平均4.0以上
- 学部:工学部・創域理工学部・創域情報学部・先進工学部
なお、同じ年度に複数のタイプへの出願はできません。他の総合型選抜や学校推薦型選抜(指定校制)・帰国生入学者選抜との併願も不可です。出願前にどのタイプで受けるかをしっかり確認してください。
2027年度の日程一覧
3タイプすべてで選考日程は共通です。
項目 日程 備考 Web出願登録期間 2026年10月22日(木)10時〜10月30日(金)23時59分 UCAROアカウント必要 出願書類郵送期間 2026年10月26日(月)〜10月31日(土) 簡易書留・速達・必着 受験票発行 2026年11月7日(土)10時予定 UCAROからダウンロード・印刷 選考日 2026年11月15日(日) 書類審査・小論文・面接・口頭試問 合否発表 2026年12月11日(金)10時 UCAROで確認 入学手続期間 2026年12月11日(金)〜12月17日(木) 金融機関窓口から一括納入
入学検定料は36,380円(検定料35,000円+事務手数料1,380円)です。Web出願登録と検定料支払いの両方が完了しないと出願は受理されません。
受験票はUCAROからダウンロードして印刷し、選考日に持参してください(スマートフォン画面での提示は不可)。
学校推薦型選抜は、高校を通じて推薦を受ける選抜方式です。
学校推薦型選抜(指定校制)
学校推薦型選抜は指定校制のみ実施されます。推薦を依頼する高校(推薦依頼校)は、過去の入試実績や地域性などをもとに大学が決定します。対象は卒業見込みの方に限られます。
推薦依頼書は7月初旬頃から高校長宛に順次送付されます。推薦依頼の有無や募集要項の詳細は、在籍する高校の進路指導室に問い合わせてください。
日程の把握と合わせて、出願前に確認しておきたいポイントも整理しておきましょう。
2027年度入試の主な変更点
総合型選抜の小論文試験時間変更
総合型選抜(英語資格検定+特定教科評価・理学部第二部・女子)および帰国生入学者選抜において、小論文の試験時間が60分から90分に変更されます。受験準備の際は時間配分を見直しておきましょう。
B方式・S方式の特例措置
2027年度のB方式・S方式において、大規模な自然災害や人為災害によりやむを得ず受験できなかった方を対象に、大学入学共通テストの成績を用いた「特例措置」が講じられる場合があります。
B方式またはS方式を受験予定の方は、特例措置の適用に備えて2027年1月の大学入学共通テストにも出願・受験しておくことが推奨されています。
特例措置の適用は大学が判断して公式サイトで発表します。出願者からの要望で適用可否を決めるものではありません。詳細は東京理科大学の公式サイトでご確認ください。
出願前に確認したいこと
日程を把握したら、次の5点も早めに押さえておきましょう。
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UCARO会員登録
一般選抜・総合型選抜の出願はすべてUCARO(ウカロ)を使ったWeb出願です。会員登録は無料で、出願前から行えます。出願期間直前になって焦らないよう、早めに登録を済ませておきましょう。
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書類の準備期間
調査書は高校の先生に依頼してから完成まで時間がかかります。総合型選抜の場合は9月中に、一般選抜の場合も12月中には学校への依頼を終えておくのが目安です。英語外部試験スコアの証明書取り寄せも含めて、早めに動き出しましょう。
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英語スコアの有効期限
A方式(2教科+英語資格検定)と総合型選抜「英語資格検定+特定教科評価」では英語外部試験スコアが必要です。総合型選抜の有効スコアは2024年10月31日以降取得のもの(英検は二次試験の受験日基準)で、IELTSとTOEFL iBTはスコア直送手続きが必要です。
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受験上の配慮が必要な場合の申し出期限(総合型選抜)
病気・負傷・障がい等により受験上の特別な配慮が必要な場合は、Web出願登録期間の1か月前(2026年9月22日頃)までに東京理科大学入試課へ連絡が必要です。期日を過ぎると対応できない場合があるため、早めに確認しておきましょう。
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専願制と辞退不可のルール(総合型選抜)
総合型選抜は、志望学部・学科への入学を第一志望として、合格した場合には必ず入学することが出願条件です。審査日以降は合否にかかわらず辞退できません。出願前にこのルールを十分確認しておきましょう。
まとめ
東京理科大学の2027年度入試は、総合型選抜の出願が2026年10月から始まり、一般選抜B方式・S方式は1月出願・2〜3月試験と、選抜方式によって動き出す時期が大きく異なります。
まずは志望する選抜方式を絞り、スケジュールを逆算して準備を進めてみてください。書類や英語スコアの取得には時間がかかるものも多いので、焦らず一歩ずつ動き出せれば十分です。自信を持って出願に臨めるよう、しっかりと準備を進めましょう。
最新の情報や出願資格の詳細は、東京理科大学の公式入試情報サイトでご確認ください。
【出典】
東京理科大学「入試制度」
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