保護者の中には子どもを通わせている塾の指導方針や考え方が合わないなと感じることもありますよね。生徒であっても性格が合う先生もいれば、性格が合わずに苦手意識の強い先生もいると思います。
それでは通っている塾が合わないと判断した場合には、どのように対処をすればいいのでしょうか。
そこでこのページでは一般的な塾と合わない理由や合わない場合の対処法をご紹介します。
塾と合わない理由とは?
それではまずは一般的な塾と合わない理由からみていきましょう。塾といっても、個別指導塾か集団指導塾(進学塾)でも合わない理由は異なりますのでそれぞれご紹介します。
個別指導塾の場合
- 担当講師の性格や教え方が合わない
- 講師1人に対して生徒3~5人などの指導形態が合わない
- 授業のレベルそのものが合わない など
集団指導塾(進学塾)の場合
- 塾の指導方針が合わない(カリキュラムが適していない)
- 先取り授業のスピードについていけない
- クラスの雰囲気や周囲の生徒たちとの相性が合わない など
これらはよくある理由ですが、合わないと感じた場合にはどのように対応すればいいのでしょうか。続いてみていきます。
塾が合わないと判断した場合の対処法
塾の指導方針や考え方が全く合わないなどの理由であれば転塾を検討すべきですが、お子さんがその塾へ通いだしてから学習習慣が身に付き始めていたり、成績が向上しているようであれば必ずしも転塾すべきとはいえません。
もしお子さんがその塾へ今後も通い続けたいという意思があるようでしたら、担当講師を変えることができないか、クラスを変更できないかなど塾に働きかけることによって問題が解決できるものは、負担も大きくて大変だとは思いますが保護者が塾長や話しやすい講師に相談してみることをおすすめします。
一方で、塾と合わない上に学習習慣や成績にも変化がみられないようでしたら転塾を検討すべきです。続いて、お子さんに合う塾の見つけ方をみていきましょう。
お子さんに合う塾の見つけ方について
保護者の中には塾のホームページやパンフレットの情報、または周囲のママ友の評判だけで通う塾を選ぶ方がいますがこのような選び方はあまりおすすめできません。理由としては、お子さんと仲の良い友達が満足している塾であってもその塾がお子さんに合うとは限らないためです。また、教室の雰囲気や授業がお子さんに合っているかもホームページやパンフレットだけではわかりません。
そのため気になる塾をみつけたらまずは学習相談をしてみましょう。具体的なアドバイスをしてくれるかどうかや、塾長の指導方針に共感できるかどうかなどを客観的な視点から判断してみてください。その上で信頼できそうだなと判断し場合に、その塾へ『体験授業』を申し込むことをおすすめします。体験授業とは無料で実際の授業を体験できるサービスで多くの塾が体験授業を実施しています。塾によっては1~2週間のあいだ体験授業を受けた上で入塾の判断ができるようなところもあります。
お子さん自身の目で合っていそうか、その塾で頑張っていけそうかを判断した上で入塾することで、入塾後のミスマッチのリスクも軽減できますので是非体験授業のサービスを活用しましょう。
さいごに
このページでは一般的な塾と合わない理由や合わない場合の対処法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。合わない塾に無理に通う必要はありませんが、転塾先の塾が合うとは限りませんので塾選びは慎重にするようにしましょう。少しでも参考になれば幸いです。
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