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中学生の塾の費用ってどれくらい?授業料や季節講習費の相場とは
塾の選び方

2022.08.01

中学生の塾の費用ってどれくらい?授業料や季節講習費の相場とは

2016年の時点では公立の中学生の約7割が塾へ通っているといわれていましたが、2020年度からは英語を中心に高校入試の難易度が上がることもあり、今後ますます中学生の塾へ通う割合は増えていくことが予想されます。

そのなかで塾を選ぶ際に、費用面を重視して比較する方も多くいると思いますが、授業料だけでの比較には注意が必要です。塾に通う上で、授業料のほかにも夏期講習や冬期講習などの季節講習費や教材費などの費用がかかります。そのため、このページではこれから塾を探し始める方向けに各費用の相場を解説します。

授業料の相場

それではまず授業料の相場からみていきましょう。授業料は①私立・国立の難関校を狙うために進学塾に通うのか、公立高校の受験のために補習塾に通うのかによって相場は異なります。このページでは私立・国立のトップ校のために進学塾へ通う場合の費用の相場をまとめています。補習塾の費用の相場は一番下の『トータルの年間の費用について』をご覧ください。

集団指導塾の場合

  • 中学3年生:40万円~60万円(月額3.3万円~5万円)
  • 中学1・2年生:30万円~50万円(月額2.5万円~4.2万円)

個別指導塾の場合

  • 中学3年生:50万円~80万円(月額4.2万円~6.7万円)
  • 中学1・2年生:40万円~60万円(月額3.3万円~5万円)

相場は地域ごとの人件費や土地代の高さによって変動しますので目安として参考にしてください。

季節講習費の相場

続いて季節講習費の相場をみていきましょう。塾に通うと、月々の授業料のほかに夏期講習や冬期講習などの季節講習費も発生します。

春期講習の相場

集団指導塾の場合

  • 中学3年生:4万円~7万円
  • 中学1・2年生:2万円~3万円

個別指導塾の場合
中学3年生:4万円~8万円
中学1・2年生:3万円~6万円

夏期講習の相場

集団指導塾の場合

  • 中学3年生:8万円~10万円
  • 中学1・2年生:3万円~6万円

個別指導塾の場合

  • 中学3年生:10万円~20万円
  • 中学1・2年生:6万円~8万円

塾によっては、夏期講習とは別に特別対策講座や夏合宿を行う塾もあります。これらに参加する場合は、夏期講習費とは別に別途費用が発生しますのでご注意ください。

冬期講習の相場

集団指導塾の場合

  • 中学3年生:4万円~7万円
  • 中学1・2年生:2万円~3万円

個別指導塾の場合

  • 中学3年生:8万円~10万円
  • 中学1・2年生:4万円~6万円

塾によっては、冬期講習とは別に年末年始のお正月の期間に特別講座を設けている塾もあります。これらに参加する場合は、冬期講習費とは別に別途費用が発生しますのでご注意ください。

その他にかかる費用の相場

授業料や季節講習費をみてきましたが、このほかに教材費や教室維持費などの費用がかかりますのでこれらの年間の費用の相場をみていきましょう。

  • 入会金:2万円~3万円 ※入塾時のみ
  • 教材費:2万円~4万円
  • 模試代:2万円~5万円
  • 教室維持費(諸経費):3万円~5万円
  • 特別講座費:10万円~20万円 ※夏合宿や正月特訓など

これらの項目は必ず請求される訳ではなく、塾によって請求される項目は異なりますので入塾前に確認するようにしましょう。また項目によって、毎月請求されるものもあれば学期ごとにまとめて請求されるものもありますのでご注意ください。

トータルの年間の費用について

それではさいごに年間費用の合計をみていきましょう。

私立・国立の難関校を狙うために進学塾に通う場合の相場

集団指導塾の場合

  • 中学3年生:70万円~90万円
  • 中学1・2年生:40万円~60万円

個別指導塾の場合

  • 中学3年生:80万円~120万円
  • 中学1・2年生:60万円~80万円

これから進学塾へ通うこと検討されている方はこの年間の費用の相場を参考にしていただければと思います。

また、公立高校の受験のために補習塾に通う場合の、年間費用の相場はこちらになります。

公立高校の受験のために補習塾に通う場合の年間費用の相場

  • 中学3年生:40万円~60万円
  • 中学1・2年生:30万円~40万円

そのため費用だけでみてみると補習塾のほうが進学塾と比べて大分抑えられることがわかると思います。進学塾に通うのか補習塾に通うのかは、今の学力や志望校のレベル、そしてご家庭の状況を踏まえて考えるようにしましょう。

さいごに

中学生の塾にかかる費用の相場をみてきましたがいかがでしたでしょうか。塾を選ぶ上で費用は重要な判断基準の一つだといえます。塾によっては安い料金でも手厚いサービスを行っている塾がある一方で、授業料の安さを強調していても教材費や諸経費を高く設定している塾があることも事実です。そのため費用面で比較する場合には、授業料だけでなく年間の費用も比較することをおすすめします。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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