高校生の冬期講習ではどのような授業を受けられるのかご存知ですか?
大学受験生であればセンター試験や入試対策で冬期講習を活用しますが、高校1年生・2年生の冬期講習の授業はどういった内容なのでしょうか。また、冬期講習の費用の相場を知りたいという方も多くいると思います。
そのためこのページでは高校生の冬期講習を検討されている方に向けて、冬期講習の学年ごとのコースの特徴や費用の相場を解説します。
高校生が冬期講習に通う目的とは
まずは高校生が冬期講習に通う目的からみていきます。
目的は受験生と非受験生で異なりますが、冬期講習で成果を出すためには目的意識を持って臨むことが大切ですので、冬期講習を受ける際には必ず目的を明確にした上で受けるようにしましょう。
3年生の冬期講習を受ける目的の例
- センター試験の対策がしたい
- 国公立大学の2次試験の対策がしたい
- 私立大学の入試対策がしたい
1年生・2年生の冬期講習を受ける目的の例
- これまでの基礎を固めたい
- 大学受験の対策をはじめたい
- 苦手科目を克服したい
冬期講習の授業内容について
高校生の冬期講習の授業内容ですが、基本的には先ほどの目的ごとにそれぞれコースが用意されています。
志望校によって対策しなければいけない範囲は異なりますので、志望校の入試範囲と現在の状況に応じてコースを選択するようにしましょう。特に、受験生の場合は入試までの時間が限られています。塾側から案内された講座をあれもこれも受けることはせず、重点的に対策したいことに絞って講座を選択することをおすすめします。
また、現役で志望校に合格するためには高校2年生までに基礎を固めることが大切といわれていますので、高校2年生の方は冬期講習をきっかけに大学受験をはじめることを検討しましょう。
高校生の冬期講習は一般的には12月下旬から1月上旬の約2週間の期間で行われ、多くの塾の申込期日は12月中旬までとなっています。冬期講習の説明会の日程は塾のホームページを確認してください。
高校生の冬期講習費の相場はいくら?
つづいて高校生の冬期講習の費用の相場について、集団指導塾と個別指導塾それぞれを解説します。
集団指導塾の場合
- 高校3年生:5万円~8万円
- 高校1・2年生:3万円~6万円
個別指導塾の場合
- 高校3年生:6万円~13万円
- 高校1・2年生:4万円~7万円
また、年末年始は一般的に冬期講習の授業はありません。その代わり『正月特訓』のような特別講座が用意されており、年末年始向けの特別講座に参加すると別途5万円前後の費用がかかります。
さいごに
受験生においては冬休みの時間の使い方次第では入試本番の得点力を大きく引き上げることができます。特に塾の冬期講習では過去問や予想問題などの演習が中心となり、入試の出題傾向や問題を解く上での時間配分の考え方などの解説も受けられるため得点力を上げる内容に特化しています。そのため自分で志望校の対策を組み立てることに不安のある生徒は冬期講習を活用しましょう。
※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。