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高校生の塾の料金はいくらかかる?月謝や季節講習費の相場とは
塾の選び方

2022.08.01

2024.11.12

高校生の塾の料金はいくらかかる?月謝や季節講習費の相場とは

2020年度から大学入試が大きく変わり、センター試験が廃止され大学入学共通テストが行われるようになります。これに伴い思考力や表現力を評価するという考えのもと、これまでは出題形式がマークシート方式だったものが、大学入学共通テストでは記述式の問題が導入されるようになりテストの難易度が上がるといわれています。

そのため今後ますます高校生の塾へ通う割合は増加していくことが考えられます。今後大学受験に向けて新たに塾を探し始める方向けに、このページでは各費用の相場を解説します。

授業料の相場

高校生が塾へ通う目的として①大学受験のためか②内部進学や定期テスト対策のために分かれますが、一般的には①の大学受験のために塾へ通う生徒が多いため、このページでは大学受験で塾へ通う場合の塾の費用の相場をまとめています。まずは授業料からみていきましょう。

集団指導塾の場合

  • 高校3年生:40万円~50万円(月額3.3万円~4.2万円)
  • 高校1・2年生:30万円~40万円(月額2.5万円~3.3万円)

個別指導塾の場合

  • 高校3年生:50万円~80万円(月額4.2万円~6.7万円)
  • 高校1・2年生:40万円~60万円(月額3.3万円~5万円)

相場は地域ごとの人件費や土地代によって異なりますので、目安として参考にしていただければと思います。

季節講習費の相場

続いて季節講習費の相場になります。塾へ通うとなると月々にかかる授業料のほかに、春・夏・冬の休み期間に季節講習の費用も発生します。授業の日数が普段よりも多いため金額も授業料と比べると高い傾向にあります。

春期講習の相場

集団指導塾の場合

  • 高校3年生:4万円~7万円
  • 高校1・2年生:2万円~5万円

個別指導塾の場合

  • 高校3年生:5万円~12万円
  • 高校1・2年生:3万円~6万円

夏期講習の相場

集団指導塾の場合

  • 高校3年生:7万円~14万円
  • 高校1・2年生:5万円~10万円

個別指導塾の場合

  • 高校3年生:9万円~22万円
  • 高校1・2年生:6万円~15万円

塾によっては、夏期講習とは別に夏合宿などを行う塾もあります。これらに参加する場合は、別途費用が発生しますのでご注意ください。また個別指導塾は受講する講座数によって金額が大きく異なります。

冬期講習の相場

集団指導塾の場合

  • 高校3年生:5万円~8万円
  • 高校1・2年生:3万円~6万円

個別指導塾の場合

  • 高校3年生:6万円~13万円
  • 高校1・2年生:4万円~7万円

冬期講習とは別に、高校生3年生を対象に年末年始に特別講座を設けている塾もあります。これらの講座を受ける場合は、別途費用が発生しますのでご注意ください。

その他にかかる費用の相場

授業料や季節講習費のほかに、教材費や諸経費の費用が発生しますのでこれらの年間費用の相場をみてみましょう。

  • 入会金:2万円~3万円 ※入塾時のみ
  • 教材費:1万円~5万円
  • 模試代:1万円~3万円
  • 諸経費(年会費):3万円~6万円
  • 特別対策講座費:10万円~20万円

これらの項目は必ず請求される訳ではありません。どの項目の請求が発生するかは塾によって異なりますので入塾前に事前に把握するようにしましょう。受験生の場合は、模試代や特別対策講座費がかかることを前提に年間の費用を想定しておくことをおすすめします。

トータルの年間の費用について

それでは年間の費用の合計はいくらかかるのでしょうか。集団指導塾と個別指導塾でそれぞれまとめてみました。

集団指導塾の場合

  • 高校3年生:50万円~70万円
  • 高校1・2年生:40万円~50万円

個別指導塾の場合

  • 高校3年生:60万円~100万円
  • 高校1・2年生:50万円~80万円

難関大学を志望する生徒の中には高校1年生から塾へ通う生徒も多いようです。その場合に3年間にかかる費用は相応の金額が発生しますので、志望校に合格するための塾選びは慎重にしましょう。

さいごに

塾の費用を比較する際に、授業料だけで比較してしまう方がいるようですが注意が必要です。ご覧になっていただいた通り、塾に通うには授業料のほかにも様々な費用が発生します。全体の費用を確認した上で比較検討をしてください。また、塾に通って学力を上げる上で塾との相性が合うかどうかも非常に重要なポイントです。費用面だけで決定するのではなく、体験入塾などを活用して実際に気になっている塾と相性が合いそうかどうかをみてから入塾の判断をするようにしましょう。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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