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小学生の塾費用はいくら?目的別・学年別の相場と年間総額をわかりやすく解説
塾の選び方

2026.02.10

2026.03.17

小学生の塾費用はいくら?目的別・学年別の相場と年間総額をわかりやすく解説

この記事でわかること
  • 小学生の塾費用の目安(補習・中学受験・学年別)
  • 集団・個別・オンライン別の料金目安と、選び方の考え方
  • 月謝以外にかかる費用と年間総額の見積もり方
  • 家計に無理なく続けるための費用調整の工夫

「小学生を塾に通わせたいけれど、費用がどれくらいかかるのかわからない」「月謝だけで判断して大丈夫?」——そんな不安を感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。

小学生の塾費用は、補習目的か中学受験対策かで大きく変わります。学年や指導形態による違いもあり、月謝に含まれない季節講習費や教材費も見落とせません。

この記事では、目的別・学年別の費用相場を整理したうえで、月謝以外の費用の内訳もお伝えします。家計に無理のない塾の選び方や、費用を抑える工夫もまとめました。お子さんに合った塾選びのヒントとして、ぜひお役立てください。

監修者

古岡 秀士(ふるおか ひでし)

古岡 秀士(ふるおか ひでし)

株式会社ユナイトプロジェクト代表取締役

教育評論家。全国1万以上の教室を掲載する学習塾検索サイト「塾シル」の代表。 青山学院大学会計大学院を経て、病院・医院の検索サイトに従事。2016年、株式会社ユナイトプロジェクトを創業し「塾シル」を展開中。 本サイトでは全国の学習塾の紹介、塾選びのお役立ち情報を発信しています。

小学生の塾費用はいくら?|目的別の相場と年間総額

小学生の塾費用は、通塾の目的によって大きく変わります。文部科学省の令和5年度調査によると、塾に通っている家庭の平均学習塾費は、公立小学校で年間約16.0万円、私立小学校で約36.6万円です。

ただし、これは全学年を通じた平均であり、実際の負担は目的や学年で大きく変わりますが、目的ごとの費用感と並べると、次のようになります。

比較項目年間費用の目安
通塾家庭の平均約16万円(公立) / 約37万円(私立)
補習塾10万円~20万円
中学受験塾100万円~150万円以上
【出典】
文部科学省 令和5年度子供の学習費調査
生命保険文化センター「学習塾にかけている費用はどれくらい?」

このように、同じ「小学生の塾費用」でも目的次第で数倍~十数倍の差が出ます。以下では、それぞれの内訳をもう少し詳しく見ていきます。

補習塾と中学受験塾、費用はどれくらい違う?

小学生向けの塾は、大きく「補習塾」と「中学受験塾」に分かれます。両者は必要な学習量が異なるため、費用差も大きくなりやすい点に注意が必要です。

補習塾の費用目安

  • 年間10万円~20万円程度(月額8,000円~2万円)
  • 週1~2回通い、学校の授業内容の理解と定着をねらう

中学受験塾の費用目安

  • 小4~6年の3年間で300万円を超えることもある
  • 四大塾(SAPIX、四谷大塚、日能研、早稲田アカデミー)では、3年間で250万円~300万円超になることもある

【出典】
中学受験ポータル「【完全比較】中学受験4塾の3年間費用一覧表/サピ・日能研・四谷・早稲」
https://juken-support.jp/oute-4juku-3years-hiyou-hikaku/

学年が上がると塾代はどう変わる?

小学生の塾費用は、学年が上がるほど増える傾向があります。特に小学4年生を境に増え方が大きくなります。

【参考】公立小学校の学年別 年間学習塾費(全体平均)

区分1年生4年生6年生
公立小学校24,839円53,250円106,785円
私立小学校438,259円
【出典】文部科学省 令和5年度子供の学習費調査
※通塾していない家庭も含めた平均値です。実際に塾に通っている家庭の負担はこれより高くなります。

公立では1年生から6年生にかけて費用が約4倍に増えています。中学受験の学習が本格化する時期と重なり、家計の負担が増えやすいタイミングです。

私立小学校では、進度の速いカリキュラムや内部進学対策が背景にあり、6年生では月額換算で約3.7万円の負担になります。

物価高騰の影響は塾代にも?

2024年以降、物価高騰の影響で値上げを行う塾もあります。明光ネットワークジャパンの調査では、中学3年生の保護者の53.9%が「物価高騰が受験に影響した」と回答しています。人件費や運営コストの影響が、月謝に反映される場合があるためです。

特に中学受験塾では、講師確保の競争などもあり、料金が上がりやすい状況が続く可能性があります。教育費の予算を考える際は、最新の料金表を確認し、少し余裕を持って見積もると安心です。

【出典】
明光ネットワークジャパン「物価高騰時代の受験環境実態調査」
https://www.meikonet.co.jp/ja/news/news-2683393954814418118/main/0/link/20251210_gijuku.pdf

監修者 古岡
監修者 古岡

塾費用の目安が見えてきたら、家庭の教育方針と「ここまでなら出せる」という上限を先に決めておくと安心です。目的に合う費用感がわかると、無理のない塾選びにつながります。

月謝はいくらかかる?|指導形態別に比較

小学生の塾費用は、学年や指導形態によって大きく変わります。集団指導と個別指導でも費用差が出やすいため、料金の目安を押さえておくことが大切です。指導形態ごとの月額目安は次のとおりです。

指導形態月額の目安
集団指導塾1.5万円~2.5万円
個別指導塾(1対1)3万円~5万円
個別指導塾(1対2)2.5万円~4万円
個別指導塾(1対3)2万円~3.5万円
オンライン指導4,000円~1.3万円

集団・個別・オンライン、どれを選ぶ?

集団指導塾の月謝はいくら?

集団指導塾の月謝は、月額1.5万円~2.5万円が目安です。大手進学塾では学年が上がるほど料金も上がり、小学6年生で月額3万円を超えることもあります。集団指導は、個別指導に比べて費用を抑えやすい点が特徴です。

個別指導塾の月謝はいくら?

個別指導塾は、講師1名に対する生徒数で料金が変わります。

  • 1対1:月額3万円~5万円
  • 1対2:月額2.5万円~4万円
  • 1対3:月額2万円~3.5万円

子どもの塾費用を抑えたい場合は、1対3から試す方法もあります。具体的な塾の比較はこちらの記事も参考になります。

オンライン指導なら月額4,000円台から

オンライン指導は、対面に比べて費用を抑えやすい傾向があります。月額4,000円~13,200円程度で利用できる例もあります。通塾時間を減らせるため、共働き家庭や地方在住の家庭にとっても検討しやすい選択肢です。

見落としやすい「地域差」と「月謝以外の出費」

都市部と地方では、塾代に差が見られます。たとえば東京都内の中学受験塾では月謝が5万円を超えることもありますが、地方では同程度の内容を月額3万円程度で受けられる例もあります。

また、月謝以外の費用も見落とせません。交通費や教材費、模試代などが積み重なると、年間で数十万円の追加負担になることもあります。月謝だけでなく、年間の合計で予算を考えるのが安心です。

学年と指導形態ごとの目安がわかると、家庭の予算に合う選び方がしやすくなります。次章では、月謝以外にかかる費用を詳しく解説します。

監修者 古岡
監修者 古岡

塾選びでは月謝だけでなく、お子さんの学習スタイルと指導形態の相性も大切です。体験授業を活用すると、費用対効果も含めて判断しやすくなります。

月謝だけでは足りない?|見落としがちな追加費用と年間総額

塾選びでは月謝に注目しがちですが、実際にはそれ以外にもさまざまな費用がかかります。

季節講習費や教材費、模試代、施設管理費など、月謝には含まれない出費が年間を通じて発生するためです。「月謝だけ」で比較すると、実際の負担額とのギャップに驚くケースも少なくありません。

主な追加費用の年間目安は次のとおりです。

費用項目補習塾中学受験塾
季節講習費6万円~15万円30万円~100万円
教材費1万円~5万円1万円~5万円
模試・テスト代数千円~数万円3万円~10万円
施設維持費・管理費2.4万円~3.6万円2.4万円~3.6万円

ここからは、それぞれの費用について詳しく見ていきます。

季節講習費はいくらかかる?

月謝に加えて、大きな負担になりやすいのが季節講習費です。補習目的でも、夏期講習だけで2万円~5万円ほどかかることがあります。中学受験対策では、20万円~100万円程度になる場合もあります。

中学受験塾の場合

中学受験では、6年生の夏が「天王山」といわれ、学習量が増える分だけ講習費も高くなり、四大塾では夏期講習で30万円~50万円ほどかかる例もあります。

中でもSAPIXでは6年生の夏期講習だけで約40万円、冬期講習・春期講習を含めると年間で約80万円になるケースもあります。

講座の内容や選び方は、夏期講習の費用と内容の詳細を見ておくと判断しやすくなります。

補習塾の場合

補習塾でも、年3回の季節講習を受けると、年間で6万円~15万円ほどの追加費用がかかることがあります。

春休みの費用感も含めて見積もりたい方は、春期講習の費用相場と選び方も参考になります。

冬休みの費用感も知りたい場合は、冬期講習の特徴と費用相場も事前に把握しておくと安心です。

教材費・模試代・管理費も見落とせない

月謝以外の費用は、季節講習だけではありません。

  • 教材費

教材費は年間1万円~5万円が目安です。

  • 模試・テスト代

模試・テスト代は1回あたり1,500円~5,000円程度かかります。中学受験対策では、月1~2回の模試を受ける家庭も多く、年間で3万円~10万円ほどになることがあります。

  • 施設維持費・管理費

施設維持費や管理費として月額2,000円~3,000円ほどかかる塾もあります。年間では2.4万円~3.6万円が目安です。個別指導塾では、教室管理費や冷暖房費が別にかかる場合もあるため、入塾前に確認しておくと安心です。

年間でいくらかかる?目的別シミュレーション

ここでは、月謝も含めた年間総額の目安をまとめます。

費用項目補習目的中学受験対策
月謝12万円~24万円60万円~120万円
季節講習費6万円~15万円30万円~100万円
教材費・模試代・諸経費5万円~8万円15万円~25万円
年間総額23万円~47万円105万円~245万円

これらは小学4~6年生の平均的な目安です。志望校のレベルや受講講座によって、さらに高くなる可能性もあります。

塾選びでは月謝だけでなく、年間の合計で予算を立てることが大切です。季節講習の参加可否や回数、追加費用の有無も含めて、家計に無理のない範囲で検討しましょう。

監修者 古岡
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月謝だけで比べると、実際の負担が見えにくいことがあります。入塾前に年間スケジュールと費用の内訳を確認しておくと安心です。数年分の総額をイメージしておくと、途中で慌てにくくなります。

わが子に合う塾はどれ?|目的別の選び方ガイド

ここまでで、塾費用は目的や指導形態によって大きく異なることをお伝えしてきました。では、わが子にはどのタイプの塾が合うのでしょうか。

補習と中学受験対策では求める学習内容も費用感も異なるため、目的に合った塾を選ぶことが納得のいく通塾につながります。

ここでは目的別に、塾選びの考え方と費用の目安を整理します。塾選びの失敗を防ぐチェックリストもあわせて確認しておくと、比較しやすくなります。

補習目的の場合:基礎学力を定着させる塾選び

テストで70点未満が続く場合や、宿題に時間がかかりすぎる場合は、塾を検討するサインになることがあります。学校の授業理解や基礎学力の定着が目的なら、月額1万円〜2万円程度が一つの目安です。

補習塾を選ぶときは、次の点を確認しておくと安心です。

  • 学校の教科書に沿ったカリキュラムか
  • 個別指導または少人数制で質問しやすいか
  • 宿題のサポート体制があるか
  • 季節講習や教材費を含めた年間総額を確認できるか

補習目的では、地域密着型の個人塾が合う家庭もあります。大手に比べて費用を抑えやすく、学習ペースに合わせた指導を受けやすい点が特徴です。

算数の補習が必要な場合は、算数の補習に強い塾の探し方も参考になります。

中学受験を見据える場合:3年間の総額を見据えた塾選び

中学受験を目指す場合は、月謝に加えて季節講習費や模試代が大きな割合を占めます。3年間の総額を見据えたうえで塾を選ぶことが大切です。

中学受験塾を選ぶときは、次の点が判断材料になります。

  • 志望校の合格実績を確認できるか
  • カリキュラムの進度や宿題量が子どもに合っているか
  • 季節講習の位置づけ(必須か選択か)を事前に確認できるか
  • 模試・テストの頻度と、フォロー体制があるか

大手塾と地域の中堅塾では、費用だけでなく指導スタイルやサポート体制も異なります。志望校のレベルや子どもの学習状況に合わせて選ぶと、費用と成果のバランスを取りやすくなります。

公立中高一貫校志望の場合:適性検査に合う塾選び

公立中高一貫校を目指す場合は、私立中学受験ほど高額ではない一方で、補習塾より費用がかかる傾向があります。

一般的に年間50万円〜80万円程度が目安です。適性検査(思考力や文章力を見る試験)に合わせた対策が必要になります。

公立中高一貫校対策の塾は、次のような特徴があります。

  • 適性検査に合わせた指導内容
  • 作文・面接対策を含む場合がある
  • 月額3万円〜5万円程度が目安
  • 家庭の状況によっては、私立中学受験塾と併用する選択肢もある

オンライン塾の場合:費用を抑えて続けやすい

オンライン塾は、対面型に比べて費用を抑えやすいだけでなく、通塾時間がかからない点もメリットです。共働き家庭や地方在住の家庭、まずは低コストで試したい家庭にとっても検討しやすい選択肢です。

監修者 古岡
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塾選びで迷うときは、まずお子さんの現状と目標を整理してみるのがおすすめです。そのうえで体験授業を複数受けると、相性や通いやすさも含めて判断しやすくなります。

塾費用を抑えるには?|家計に無理なく続ける工夫

塾費用は、月謝以外の出費(季節講習や教材費など)も含めた「年間総額」で見ることが大切です。

そのうえで、目的に合う学び方を選び、必要な部分にだけお金と時間をかけると、負担を調整しやすくなります。ここでは、家庭で実践しやすい工夫を紹介します。

まずは「年間総額の見積もり」を作る

月謝だけで判断すると、想定より負担が増えることがあります。入塾前に、次の項目を1年分で書き出しておくと安心です。

  • 入会金・教材費・管理費(毎月か年数回かも確認)
  • 季節講習(春・夏・冬)の受講有無と費用
  • 模試・テスト代(頻度と1回あたりの金額)
  • 交通費(必要な場合)

この見積もりがあると、「受ける講座をどう絞るか」「どの指導形態が続けやすいか」を判断しやすくなります。

オンラインは「部分使い」で取り入れる

オンラインは、対面の代わりとしてだけでなく「補助役」として使うと続けやすいことがあります。たとえば、次のように役割を分ける考え方です。

  • 基礎の定着はオンライン、応用や記述は対面
  • 毎週の授業は集団、つまずき科目だけオンライン個別

季節講習は「目的から逆算して選ぶ」

季節講習は、塾から提案される講座をそのまま受けると負担が増えやすい項目です。次の順で整理してから相談すると、必要な講座を選びやすくなります。

  1. 今いちばん優先したい課題(苦手単元、復習、先取りなど)
  2. 目標(定期テスト対策、受験、適性検査など)
  3. 使える時間(通塾日数、家庭学習の余裕)

「何を伸ばしたいか」「予算の上限」を先に伝えたうえで、講座を絞る相談をするのがおすすめです。

併用は「固定費を増やしすぎない」組み方にする

併用は効果的な一方で、増やし方を間違えると通塾回数と費用が膨らみやすくなります。続けやすさを優先するなら、次の考え方が参考になります。

  • 基本は1本にして、追加は「苦手科目だけ」「短期間だけ」にする
  • 追加する前に、今の塾で改善できるか(面談や補講)を確認する

あわせて、割引制度も早めに確認しておくと安心です(兄弟割引、特待制度、教材費や管理費の扱いなど)。

監修者 古岡
監修者 古岡

費用を抑えることも大切ですが、続けにくい形だと学習が定着しにくくなることがあります。年間総額を見積もったうえで、体験授業や面談を活用し、無理のない学び方を選ぶのがおすすめです。

まとめ:塾選びは「目的」と「年間総額」で決める

小学生の塾費用は、補習か中学受験かで大きく変わります。どちらの場合も、月謝だけでなく季節講習費や教材費、模試代なども含めた年間総額で比較することが大切です。

入塾前に「通塾の目的」と「年間でいくらまで出せるか」を決めておくと、塾選びの軸がはっきりします。集団・個別・オンラインを比較しながら、体験授業でお子さんとの相性を確かめてみてください。割引制度や追加費用の有無も、事前に確認しておくと安心です。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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