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小学生の塾の費用とは?平均の学習塾費と月謝の相場を見る
塾の選び方

2022.08.01

2024.01.10

小学生の塾の費用とは?平均の学習塾費と月謝の相場を見る

塾通いの低学年化が進んでいますが、みなさんは小学生の塾代の相場はご存知でしょうか。ただ、私立校の受験対策を目的として通塾した場合と学校の学習内容を定着させるために通塾する場合では塾代の相場は大きく異なります。

そのため、このページでは小学校の塾の費用について平均の学習塾費用とそれぞれの目的ごとの月謝の相場を解説いたします。

小学生の平均の学習塾費用

まずは小学校の平均の学習塾費用をみていきましょう。

こちらは令和3年度に文部科学省が発表した「子供の学習費調査」から抜粋した小学生の年間の学習塾費用の平均額になります。小学生全体の平均では公立が約8万円、私立は約27万円となります。

また、4年生から大きく費用が上昇していることがわかりますが進学塾は3年生の2月ごろから私立中学や中高一貫校の受験対策コースが開始されますので、その影響もあって4年生からの学習塾費が高くなっていることが考えられます。

しかしこの平均費用は塾を利用していない生徒も含めた数値となりますので注意が必要です。

塾を利用していない家庭では費用を0円として集計していることが考えられるため、塾を利用している家庭における平均額はこれよりも高くなることが予想されます。続いて塾代の相場をみていきましょう。

参考:文部科学省 令和3年度子供の学習費調査「2 調査結果の概要」

小学生の塾代の相場とは?

小学生の塾代はどれくらいかかるのでしょうか。塾代は有名私立中学の受験向けの進学塾か、学校の学習内容を定着することを目的とした補習塾かで大きく分かれます。また地域ごとに人件費や土地代が異なりますので目安としてご認識下さい。

有名私立中学の受験向けの進学塾の相場

一般的な相場ですが、6年生の場合は月々の月謝に加えて季節講習費(夏期講習や冬期講習)や志望校別の特別指導講座などを合計すると年間で90万円~120万円ほどかかります。小学4年生・5年生の場合は6年生と比べると授業数や授業時間が少なく、季節講習費なども6年生より安い傾向にありますので年間40万円~70万円となります。公立中高一貫校を志望している場合の塾代の相場は年間で40万円~60万円ほどです。

学習内容の定着を目的とした補習塾の相場

一般的な相場ですが、学年問わず年間で10万円~20万円になります。ただしこの額には季節講習費や特別講座費などは一切含めておりませんので、もし補習塾の季節講習などに参加する場合はさらに費用がかかりますのでご注意ください。

参考記事

小学生の塾の授業料や夏期講習・冬期講習の費用の相場を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

塾へ通う前に確認すること

中学受験は高校受験や大学受験と比べて最もお金がかかるといわれています。そのため以下の二点については入塾前に確認するようにしましょう。

塾へ通う目的を明確にする

進学塾へ入塾する場合に私立校や公立中高一貫校の受験対策コースのほかにも高校入試対策など様々なコースがあります。

どの学校を志望するかはお子さんの将来に大きく影響しますしコースによって月謝が異なります。4年生から通い始めた場合に学習塾費が3年間で100万円単位の違いがでてきますからその差は大きいです。

トータルの費用を確認する

塾代は月謝以外にも教材費や教室維持費のほかに、季節講習費や志望校別の特別対策講座など様々な費用がかかります。

特に小学6年生はほかの学年と比べて最も費用がかかりますので、入塾前に入試までにトータルでどれくらいの費用がかかるのかを確認して塾代を計画的に管理することをおすすめします。

さいごに

このページでは小学校の塾の費用について平均の学習塾費用とそれぞれの目的ごとの月謝の相場を解説しましたがいかがでしたでしょうか。塾の判断材料として月謝の高さや志望校の合格実績も大切だと思いますが、お子さんと先生の相性も非常に重要です。塾選びはお子さんと先生の相性で決まるといっても過言ではないです。そのため塾選びはお子さんと先生の相性も含めて慎重に行うようにしましょう。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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