子どもを塾へ通わせる際に個別指導の塾と集団指導の塾、どっちに通わせればいいのか迷いますよね。
受験対策や苦手科目の克服など塾へ通わせる目的は様々ありますが、個別指導と集団指導はどっちがおすすめなのでしょうか。
そこでこのページでは個別指導と集団指導のそれぞれの特徴や向いている生徒の特徴をご紹介します。
個別指導・集団指導の特徴とは?
それではまずは個別指導と集団指導のそれぞれの特徴をみていきましょう。
個別指導塾の特徴
講師とマンツーマン、または生徒2人から5人が講師から個別に指導を受けるタイプです。個別指導は補習塾に多い傾向があり、生徒一人ひとりの得意・不得意に合わせて細かい指導を受けることができます。
集団指導塾の特徴
集団で一斉に指導を受けるタイプで、入試に向けてあらかじめ年間のカリキュラムが組まれています。また、集団指導は進学塾に多い傾向があり、周囲の生徒との競争のなかで学力を高めていきます。
このような特徴がありますのでどっちのほうが優れている/劣っているという訳ではなく、お子さんの状況や性格によって合う/合わないが分かれます。またそれぞれのメリット・デメリットなどはこちらに詳しくまとめておりますので参考にしてみてください。
参考)塾探しのお役立ち情報 – 2.授業形式の違いを知る
個別指導が向いている生徒の特徴について
それでは個別指導にはどのような生徒が向いているのでしょうか。
まず個別指導塾の特徴として曜日や時間帯、受講する科目を自由に選択することができます。また多くの個別指導塾では1科目から受講できますので、部活動や習い事で忙しい生徒や苦手科目のみを対策したい生徒は個別指導塾が向いているといえるでしょう。
また、担当講師へ気軽に質問ができる環境のなかで自分のペースで勉強を進めることができるので、内気な生徒でも安心して取り組むことができます。
そのため曜日や時間帯を自由に選択したい生徒や丁寧に指導を受けたい生徒は個別指導を選択することをおすすめします。
集団指導が向いている生徒の特徴について
続いて集団指導に向いている生徒の特徴をみていきます。
まず、集団指導塾は授業が受験に即した内容となっておりレベルが高く授業が進むペースも速いです。そのため、高いレベルの中で指導を受けたい生徒や受験に間に合わせたい生徒に向いているといえます。
また集団指導塾では定期的に学力テストを実施して学力別にクラス分けを行う塾もありますので、周囲との競争の中に身を置きたい生徒や緊張感を持って勉強したい生徒にもおすすめです。
ただし一度授業につまずいてしまうと挽回が困難な場合もありますので予習復習の習慣がない生徒には注意が必要です。
さいごに
このページでは個別指導と集団指導のそれぞれの特徴や向いている生徒の特徴をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。ただし最近では進学指導に特化した個別指導塾や、少人数制の集団指導塾などのそれぞれの長所を組み合わせた指導形式で授業を行う塾も増えています。塾ごとに特徴は様々ですので、塾を選ぶ際には特徴を理解した上でお子さんに合う塾をみつけるようにしましょう。少しでも参考になれば幸いです。
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