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塾に通って成績が上がる・伸びる生徒の特徴とは?
調査データ・コラム

2022.08.01

塾に通って成績が上がる・伸びる生徒の特徴とは?

多くの生徒が成績を上げるために塾へ通いますが、塾へ通ったからといって必ずしも成績が上がる訳ではありません。一方で、塾へ通ったことによって偏差値を大きく伸ばすような生徒がいることも事実です。それでは成績が上がる生徒に共通して挙げられる特徴とはどういったものがあるのでしょうか。

このページでは塾へ通って成績が伸びる生徒の特徴と、一方で成績が伸びづらい生徒の特徴について解説します。

成績が伸びる生徒の特徴とは?

塾へ通って大きく成績を伸ばす生徒に共通する最も大きな特徴が「素直」である点です。

これは部活動でも習い事でも上手になるためには共通して必要なことだと思います。講師や指導者から言われたことをまずやってみる、言い訳や反論をしない、失敗や間違いを認められる、などのことができる生徒が素直な生徒だといえます。

素直な生徒はスポンジのように講師や他の生徒の良いところを真似して吸収していくため、学力が伸びるスピードが速い傾向にあります。

また、「自分の頭で考えてみる」ことができる生徒も成績が伸びやすいです。考える習慣が身に付いていますので問題の解き方や考え方の指導を受けることで現在よりも学力が上がりますし、なにがわからないのかが具体的に把握できているケースが多いため、講師へ質問をして解説を受けることでさらに学力が伸びていきます。

ただし、素直であったり考える習慣が身に付いていても、学校や塾の授業以外で学習しない生徒は成績の大きな伸びは期待できません。そのため普段の生活のなかで学習する習慣が身に付いているかどうかも大切となります。問題を繰り返し解いたり、テストや模試の準備や振り返りをすることによって知識は定着していきますので、成績を伸ばす生徒とは授業以外でも自習室や自宅で学習する習慣のある生徒ともいえます。

成績が伸びづらい生徒の特徴とは?

一方で塾へ通っても成績が伸びづらい生徒とは、成績が伸びる生徒の特徴とは真逆の考え方や性格の生徒となります。

まず、「意地っ張り」や「頑固」の生徒は成績が伸びづらい傾向にあります。講師からアドバイスを受けたのにそれをやらなかったり、言い訳やできない理由を並べてなにもしない、自分のやり方にこだわりがあって勉強法を変えないといった生徒は残念ながら成績を大きく伸ばすことは難しいです。

次に、自分の頭で考える習慣がない生徒です。解けない問題があるとすぐに講師に質問をしたり、「答え」を聞いて解いた気になってしまう生徒は、なぜの部分が理解できていないため学力が伸びません。また、学校や塾の授業でしか勉強をしないという生徒も成績を大きく伸ばすことは難しいでしょう。知識は問題を解くなどの反復作業によって定着しますから、授業でしか勉強をしないとなると知識の定着が図れず学力が伸びないためです。

それでは子どもを塾に通わせていても成績が伸びない場合、どうすればいいのでしょうか。

成績が伸びない場合の対処方法について

ここでは塾へ通っても成績が伸びない場合の対処方法をご紹介します。

お子さんが小学生や中学生であればまだ間に合いますのでご安心ください。ただしそれには保護者のかたのサポートが必要不可欠となります。それはなぜでしょうか。

お子さんが塾へ通っても成績が上がっていない理由として、塾側の問題のほかにお子さんの考え方や性格、学習への姿勢に何らかの問題がある可能性が高いためです。そのため、仮にほかの塾へ転塾としたとしてもお子さん自身になにか問題がある場合には転塾先でも成績が上がらないかもしれません。

ただし、既に通っている塾で実績が出ていない以上、このまま任せていても成績が上がらないことも考えられます。そのため保護者のかたのサポートが必要となるのです。特にお子さんの性格が意地っ張りであったり、自分で考えることをしない場合、すぐに解決できる問題ではないため家庭内における取り組みが必要となります。

それでは「保護者のかたのサポート」とは具体的になにをすればいいのでしょうか。それは家庭学習の際にできるだけ保護者のかたに付き添いで勉強を見てあげていただきたいです。

これまで学校や塾にお子さんの学習を任せきりにしていませんでしたか?また、お子さんとの会話が否定的な会話命令口調な会話になっていませんでしたか?「早く勉強しなさい」「こんな点数で恥ずかしくないの」「どうしてこんな問題も解けないの」といった会話だけだと、お子さんは心を閉ざしてしまいますし学習意欲を持つことも難しくなってしまいます。

そのため、まずは保護者のかたにはお子さんを認めて受け入れてあげてほしいと思います。そしてその上で、否定的や命令口調での会話は避け、小さいことでもいいのでたくさん褒めてあげるようにしてください。

勉強をすることが楽しめるようになれば学習意欲を持つことができます。小さな成功体験を積み重ねていければ勉強をすることが楽しくなります。つまり小さな成功体験の積み重ねが学習意欲を持つことへと繋がりますので、できないことを責めるのではなく、できたことを褒めてあげてほしいと思います。小さな成功体験を積み重ねるためには保護者のかたのサポートが必要不可欠なのです。

さいごに

保護者のかたの中にはどうしても仕事の都合で家で勉強を見てあげることができないといった場合もあると思います。このような場合には、既に通っている塾に対して一度面談を設定してもらって学習相談をするといいでしょう。もし講師から不安を解消できる提案をもらえなかったら、完全個別指導の塾への転塾を検討してはいかがでしょうか。完全個別指導の塾であれば月謝は今よりも高くなる可能性がありますが、講師と1対1または1対2で指導を受けられますので、お子さんの性格や学力に合った指導を受けられ状況の改善が期待できます。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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