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無駄だった習い事だと先輩ママが思う習い事を調査。苦労の体験談も紹介
調査データ・コラム

2022.10.06

2024.01.09

無駄だった習い事だと先輩ママが思う習い事を調査。苦労の体験談も紹介

子どもに習い事をさせてあげたいけど、何をさせたら良いのか悩んでいませんか?

塾シルでは、習い事に通う0歳~6歳までの未就学児または小学生のお子さんがいらっしゃる先輩ママ総勢400人以上にアンケートを実施しました。

ここでは先輩ママが通わせたけど無駄になってしまったと感じている習い事を紹介しています。

検討時に気になる、通わせてからのママの苦労について体験談もまとめているので、子どもの習い事選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

※今回のアンケートの母数である432人のうち、84%の先輩ママは通わせたけど無駄になってしまったと思う習い事はないと回答がありました。そのうえでの調査結果の紹介になることをご理解ください。

この記事の監修者

無駄だったと感じる習い事の意見を紹介

先輩ママの皆さんは、どんな習い事がどのような理由で無駄になったと感じているかを紹介していきます。

習い事全般「本人のやる気が感じられない」

もっとも多かったのが、本人のやる気がないという意見です。

周囲の友だちが通っているからという理由だけではなかなか続かないケースも少なくありません。この理由の解消のためには、本格的に通う前に体験をしてみて、子どもの感想に耳を傾けるとよいでしょう。

先輩ママさんの詳しい意見
  • やる気がないので身につかない。
  • 本人にやる気がなかったので結局はすぐに行かなくなってしまった。
  • 子ども本人に学習意欲がないのに通わせてしまい、私もあまり厳しく言わなかったために、遊び場のようになってしまった。
  • 本人の興味が薄れ、続けられなかった。親の意志が強すぎた。
  • 友だちが行っているからはじめただけで、上達しなかった。
  • 本人のやる気が無いのに無理矢理通わせたせいか成績も上がらなかったため。

学習系の習い事に多かった「身についていない、結果が出ない」

主に学習系の習い事(英会話・進学塾・プログラミングなど)で多かったのが、「身についていない」「結果が出ない」という意見です。学習系の習い事の成果は親が感じ取りやすいもの。それゆえに、効果が出ていない場合もすぐにわかり、結果的に習わせて無駄だったと感じてしまうケースがあります。

先輩ママさんの詳しい意見
  • 楽しんで通っていたけど、考える力は身につかなかった。
  • 全然ネイティブにならなかった。(英語学習において)
  • 成績で結果が出なかった。
  • 見学できないので理由はわからないが、なぜか何ひとつ身になっていなかったため。
  • 本人のやる気がないと習ったことが身につかず、成績も上がらず、自己肯定感が下がるだけで意味がないと感じました。
  • 結局逆上がりすらできなかったので。
  • あまり目に見える変化がなかった。

習い事の成果が出るか否かは、実際に通わせてみないとわからない側面があります。学習系の習い事は、学校の成績やテストなどですぐに把握できるため、結果に結びついていないことがすぐにわかります。

また、スポーツ系の習い事でも、子どもと公園で遊んでいる際や体育の授業などを通して力がついていないのがわかるケースもあります。さまざまな要因はあるものの、結果が出ないことを理由に無駄だったと判断するママも少なくありませんでした。

スポーツ系の習い事特有の「けがや痛みを怖がってしまった」

スポーツ系の習い事(スイミング・クラシックバレエ・空手・体操など)のデメリットともいうべきポイントが、練習中のけがや痛みに対する恐怖心です。教室側も安全に配慮しているものの、けがをしてしまったことで辞めてしまった習い事があるという声も見受けられました。

先輩ママさんの詳しい意見
  • 跳び箱で指を骨折して苦手意識がより増え、結局上達せずに辞めたから。
  • 嫌がるようになって、体調を崩して合わなかった。
  • 人と戦うスポーツに恐怖心だけを抱いてしまった。
  • 本人がストレッチをいたがって嫌がってしまい、5回しか続かなかった。

スポーツ系の習い事の場合、入会時にスポーツ保険の加入が義務づけられる場合もあります。補償自体はそれで完結しますが、けがをしてしまうとその習い事に対して恐怖心を覚えたり、自信喪失をしてしまったりする子もいます。

通わせ続けるには、けがの療養と当時にメンタルのケアも必要ですが、なかなかうまくいかずに辞めてしまうケースもあるようです。

芸術・文化系の習い事「成績につながらない」

芸術・文化系の習い事(ピアノ・絵画など)では、「成績につながらない」という意見がよく見受けられました。習い事の性質上、仕方のない側面もありますが、学習系やスポーツ系の習い事よりも成果が見えにくいことが、無駄だと感じてしまう原因のようです。

先輩ママさんの詳しい意見
  • 将来的に何の役にも立たなかった。
  • (幼稚園の)年中からやったが、音感はつかなかった。
  • 絵を勉強しても成績に結びつかない。
  • 何にも使えないから。

学校の成績に結びつくことが少ないものの、音楽や美術の授業での評価を期待していたと思われる意見が見受けられます。もちろんそれ以外にも期待されていた部分はあるでしょうが、期待していたほどの効果を見込めなかったのかもしれません。

芸術・文化系の習い事は、手先の器用さの向上や音感の訓練など、義務教育で学ぶ勉強とは関係が薄い分野を鍛えるのに適していることが多いです。また、将来音楽大学や美術学校に通わせたいという明確な目的がないと、なかなか習い事に価値を見出せない可能性もあるでしょう。

習い事全般で見られた「先生との相性が…」

習い事全般に見られた無駄になってしまったという意見で多く見られたのが、先生や講師との相性に関する意見です。習い事は人対人でもあるため、相性の良し悪しも重要です。習い事の先生たちとの相性が良くなく、無駄に感じてしまったというケースもあるようです。

先輩ママさんの詳しい意見
  • 個別指導の塾は時間配分や先生の異動などがあり、成績もあがらなかった。
  • 何につながったのか全然わからなかった。お金を出して遊ばせてもらっていた感じ。
  • 本人の楽しみややる気を引き出して欲しかったが、講師から「やる気がないみたいなので家でも工夫してください」と言われ、負担が増えたから。
  • 空手だからなのか、指導者が暴力を振るったり暴言を吐くような人で、他道場に行く事はダメだと言われ我慢しましたが我慢して通い続ける必要はなかったと感じています。
  • 先生のヒイキがひどく、苦手意識しかなかった。
  • 教師の性格と指導能力に難有り。
  • 先生が全く指導せず、本人まかせだったから。
  • 講師の指導力が不足していた。短期間で辞めた。

教室の形態や指導者の方針もあるかもしれませんが、先生と合わなかったり、信頼していた講師が異動してしまったりで結局辞めさせてしまったというママもいました。しかし、入会前の体験教室などで払しょくできる可能性はあります。

この意見は、スポーツ系や学習系、芸術・文化系の習い事の3つそれぞれで見られました。人同士であるため仕方のない側面はあるでしょう。これから習い事に通わせようか検討している方は、一度教室の雰囲気とともに先生の人柄などもチェックすると良いかもしれません。

先輩ママが子どもに習わせて苦労した習い事は?

次は、先輩ママが「子どもに習わせて苦労した習い事」に寄せられた意見を紹介します。

習い事に通いはじめると、子どものスケジュール調整が必要になります。複数の習い事をすることになればその労力も増えますが、それ以外にも習い事を通して先輩ママが苦労を感じたこともあるようです。

スポーツ系の習い事に多い「送迎や付き添いが大変」

住んでいる場所にもよりますが、習い事や試合・発表会などへの会場に子どもを送迎するのが大変だったという声が多く上がっていました。また、試合など丸1日費やすようなイベントでは付き添いも発生し、苦労したとの声も寄せられています。

先輩ママさんの詳しい意見
  • 試合の送迎や付添。また、練習がきつくて行きたがらない日も多かった。学年が上がるタイミングで「辞めてもいいよ」と言ったが、結局卒業まで続けた。
  • 発表会のリハーサルの送り迎えがつらかった。下の子を連れての電車移動など。
  • 家から少し遠い場所にあるので、夕方5~6時のレッスンから帰ってきて(家事が)バタバタなのが大変。下の子もいるので。
  • 練習が多く親の当番も沢山あり、大変。
  • サークル形式だったので、持ち回りで当番があった。お祭りや施設などで踊る場合に事前準備などがたくさんあった。
  • (習い事が)平日だったので、疲れて行き渋ることがあったこと。

家から距離がある習い事では、子ども1人だけで行かせるわけにいかないケースもあるでしょう。そうした場合、保護者は習い事の時間は家事や育児の手を止めなければならず、それが負担になっていたという声が多数ありました。

また、下のきょうだいがいたりすると、その子と一緒に移動しなければならないことも苦労した理由のひとつとして考えられます。実際に通う子どもだけではなく、送迎するママさんもスケジュール調整が必須です。

小さい子どもによくある「気分が乗らない日は大変」

子どもが小さく、どうしても気分が乗らずに習い事に行かせるために説得したというママさんもいました。小さい子どもに限った話ではないかもしれませんが、今回のアンケートでは、特にこの声が多かった傾向にあります。

先輩ママさんの詳しい意見
  • 人見知りのため小学校に上がるまで、習い事が始まる直前まで泣いていた。
  • 大人しく座っていられなく気分のムラがあり、先生の話を聞かないときもあったので、どうしたら楽しくできるか教室の方と考えました。
  • 未就園児のときでしたが、恥ずかしい、気が乗らないなど感情にムラがあるタイミングだったので、教室でお稽古に積極的に参加せず、気を揉みました。
  • 気持ちにムラがあり、頑張れるときとそうじゃないときの差が激しかった。
  • 先生が姿勢などの矯正のため叩く(実際は矯正のために叩いたわけではないが子どもがそう感じた)事が怖い、嫌だと行き渋りがあり、連れて行くのに苦労をした。
  • 小学校に上がるとクラスが変わり、レッスンの内容も幼児の楽しむような内容から本格的な基礎レッスンが始まり、最初はきつかったようで、行きたがらなくなった。

子どもの性格や先生の指導法も大きく関係しますが、どうしても子どもの気分が乗らないときは、通わせるところから苦労されたとのことです。実際に教室に行っても、集中して取り組めていないこともあったという意見もありました。

子どもの気分にムラがあるのは、一説には感覚統合が未発達だからという理由があります。脳に入ってくるさまざまな感覚刺激を整理する機能のことですが、子どもが幼いうちはこうした機能が未熟なため、ひとつのことに集中できないことも少なくないのです。あまりにも気にかかる場合は病院で診てもらうと良いですが、年齢を重ねるにつれて感覚が統合されていくとされているため、経過を見ても差し支えないでしょう。子どもが小さい間だけの問題かもしれません。

習い事の宿命?「お金がかかる」

習い事をしていると、毎月月謝がかかります。こうした費用に関する声も複数上がっていました。どのようなものがあったのかを紹介します。

先輩ママさんの詳しい意見
  • レッスンの内容には満足。費用面が高額であること。
  • 親のサポートがかなり必要。発表会や衣装など、追加のお金もかなりかかる。
  • お当番があったり、遠征でお金がかかったり大変でした。
  • とにかくお金がかかった。
  • 結局、月謝以外にもいろいろかかるので金銭面が厳しい。

月々の費用に関しては、月謝以外にも費用がかかる習い事があるようです。遠征や発表会がつきものの習い事の場合、月謝以外に必要な費用にはどんなものが考えられるか、あらかじめ聞いておく必要があるでしょう。

また、今回の意見には直接なかったものの、昇級試験のために費用がかかる習い事もあります。基本的には習い事を始める前に尋ねておくと良いでしょう。

学習系の習い事でよく見られた「家ではしない」

学習系の習い事によく見られた苦労したことに、「家で宿題・学習をしない」というものがありました。宿題以外にも勉強習慣にまつわる苦労がいくつか寄せられています。

先輩ママさんの詳しい意見
  • 宿題をやらない。
  • 疲れてしまい、帰宅後は油断するとご飯前に寝てしまって生活リズムが乱れたり、機嫌が悪くケンカ腰になったりします。そのうちに慣れるかもと思っていますがストレスです。
  • 自宅での練習に取り組ませるのに苦労した。進んで取り組む事はほぼなかった。
  • 家で練習をしない。練習をしないと教室で上手く(ピアノを)ひくことができずイライラしている、の繰り返しで苦労している。
  • 宿題を親が管理しないといけないため。
  • 毎日家でやらないといけないので、最初の習慣づけに気をつけました。朝起きてやるように、親も早起きしないといけない。楽しくできるよう褒めてあげるなど。
  • 勉強の習慣がなかなかつかない。疲れるからか少し嫌がりだした。
  • 理解できるまでに時間がかかるので、一緒に宿題に取り組むも、”教える”ということが難しく、言葉選びなどに苦労する。

学習系以外にもスポーツ系の習い事でもよく見られました。環境の問題も考えられるものの、習い事+αの練習や勉強は、身につけるまで時間がかかるようです。
また、「親が教えられない」という意見もありました。親が教えると素直に聞き入れてもらえずケンカになってしまったり、わかりやすく教えてあげられなかったりと、お悩みを抱えているママも多いようです。

習慣化や本人のやる気を引き出すのは大変なことです。習い事の先生と相談しながらアプローチをしていくと良いでしょう。

習い事をはじめて「家事の負担が増えた」

一部の習い事では、送迎以外の面で家事負担を増やす、もしくはその恐れがあるものもあります。結果的にそれが習い事をはじめたことに対する苦痛につながっているケースもありました。

先輩ママさんの詳しい意見
  • 予定を組むのは大変だし、洗濯も持ち物も多い。着替えを手伝ったりするのも手間だった。
  • 水着を洗うのが面倒。
  • 朝が早く、お弁当も作らないといけず、送迎が大変だったから。
  • サッカーが家庭の中心になるから。
  • お腹空かせているので、すぐに夕ご飯をだせるようにバレエに行く前にある程度作っておくこと。パートが終わって急いでご飯を作り、急いで子どもを迎え行ってそのままバレエに行く。
  • 私が仕事をしているため祖母(私の母)の協力がないと通えません。現場の先生とのやり取りも困難なときがあります。
  • 朝が早く、休日にのんびりできない。また泥だらけになるので、洗濯が大変。

洗濯やお弁当作り、食事の準備が主な負担になっていることがわかります。また、習い事をはじめたことで、習い事中心の生活になってしまうことが大変という意見も見受けられました。

結果的に、家族の誰かに家事や育児をお願いしなければならないという状態に陥る先輩ママさんも多くいました。習い事による家事負担の増加は、送迎以外にも発生することがあることを覚えておきましょう。

習い事選びは慎重に検討しましょう

習い事に通わせる前に重要なのは、ママの準備や情報収集、子どもの様子観察などです。習い事って結局通わせないほうがいいの?と思ってしまった場合は、こちらの専門家Q&Aをチェックしてみてくださいね。ここにあるとおり、習い事が子どもに合っているかどうかはすぐには判断できません。

効果が出ないからとすぐにあきらめてしまうのではなく、どんな習い事が適しているのか、時間をかけて一緒に探してあげることが子どもたちの将来を切り開いていくことにつながるでしょう。

調査概要
調査方法:ママ向け情報サイト「ママスタ」内でアンケート回答
調査時期:2022年4月27日~5月2日
有効回答数:ママスタユーザーで0歳~大学生以上のお子さんがいるママ 432名

監修者

竹綱 庸仁さん

竹綱 庸仁さん

たけつな小児科クリニック院長

愛知医科大学医学部卒業後、愛知医科大学病院小児科で勤務。大学病院を退職後、奈良県の二次医療機関の小児科立ち上げを経て、平成29年奈良県生駒市に「たけつな小児科クリニック」を開院。

「日本一、子どもに好かれる小児科医」として親しまれ、「すべては子どもたちのために」をモットーに、地域に子どもたちの「こころ」と「からだ」を支えている。病児保育室、発達支援施設も運営。

趣味は神社巡り。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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