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小学生の補習塾では何を学ぶ?授業内容や費用相場、選び方を解説
塾の選び方

2025.07.15

小学生の補習塾では何を学ぶ?授業内容や費用相場、選び方を解説

「最近、テストの点が下がり気味…」「授業のスピードについていけない…」
そんな小さなつまずきが、次の学年では大きな学力差に広がるかもしれません。

補習塾は、学校の予習・復習に特化し、理解の穴を早めに埋めるための“学び直し”の場。では、具体的にどんな授業が行われ、費用はどのくらいなのでしょうか?

この記事では、補習塾の仕組みから授業内容・費用相場・選び方のコツまでをコンパクトに解説します。

お子さまの「わからない」を「わかる」に変える第一歩として、ぜひ最後までお読みください。

補習塾とは?進学塾の違いを解説

補習塾とは、小学校の授業の進度に合わせた予習復習を行う塾を指します。補習塾以外には進学塾と呼ばれる塾があり、進学塾は中学受験対策を行う塾を指します。

補習塾では、主に、算数・国語・英語の授業が行われています。

小学生は補習塾で何を学ぶ? こんな小学生におすすめ

補習塾では、どのようなことを学習するのでしょうか。大きく3点紹介します。

小学生は補習塾で何を学ぶ? こんな小学生におすすめ

小学校の予習復習

補習塾では、小学校の授業の予習復習を行います。オリジナルテキストを使う場合もありますが、進学塾と異なり、学校の内容のキャッチアップを目的とした授業がメインになります。

予習をしてから授業に臨むことで授業内容を理解しやすくなり、復習として演習問題を解くことで学習内容の定着が図れます。

補習塾に通うと学校の成績が上がるため、苦手意識が改善され、意欲的に学習に取り組めるようになります。

学習習慣の定着

補習塾で復習に取り組むことで、学校で学んだ内容の演習問題を解くことを習慣づけられます。

「授業内容は理解しているのに、問題が解けない」。これは問題演習量が十分でないため、学んだ内容が身についていないことが原因です。成績を上げるためには、習った内容をそのままにせず、すぐに問題演習に取り組む習慣を身につける仕組みを作る必要があります。補習塾は、学習習慣を身につけ、習った内容を定着させるのに最適です。

英語学習

一部の補習塾では、算数・国語に加えて英語の授業も行っています。日頃の予習復習はもちろん、英検対策や、中学入学準備として英語を学ぶ生徒も多いです。

関連記事:英検®対策におすすめの塾13選!塾に通うメリットや選び方のポイントも解説

小学生向け補習塾の授業形式

小学生向けの補習塾には、大きくわけると3つの形式があります。

集団指導

集団指導とは、講師が授業をして、皆で同じ内容を学ぶ形式です。集団指導の補習塾では、主に各教科の基礎を学習します。

一部の塾では、6年生の12月までにすべての内容の学習を終え、中学準備に入るようにカリキュラムが組まれています。

集団指導の例:臨海セミナー小学部湘南ゼミナールなど

個別指導

補習塾として、個別指導の塾を選ぶ生徒も多いです。個別指導とは、各生徒の学習進度に合わせて学習する塾です。個別指導の塾には、大きく2つのタイプがあります。

  • 個別ブースで講師が生徒について指導する
  • 複数の生徒がいる室内で自習し、必要に応じて講師が採点や指導をする

個別指導の例:明光義塾ナビ個別指導学院学研教室など

オンライン指導

オンライン指導の塾では、パソコンやタブレットの画面越しに個別指導を受ける形式の塾です。

自宅で受講できるため、通塾の負担がなく、帰宅が遅くなる心配もないというメリットがあります。対面の個別指導と同等のクオリティの授業を受けられます。

オンライン指導の例:名門会OnlineスクールIEオンラインなど

小学生向け補習塾の費用相場

補習塾にはどの程度の費用がかかるのでしょうか。代表的な補習塾の費用相場を紹介します。

<集団指導>

補習塾の授業料は、選択科目や通塾回数によって異なります。ここでは、臨海セミナーと湘南ゼミナールに週1回通う場合の費用相場を紹介します。

学年臨海セミナー湘南ゼミナール
4年生3,300円〜4,200円~
5年生2,970円〜9,600円~
6年生3,960円〜9,900円~

<個別指導>

続いて、個別指導塾の費用相場を紹介します。それぞれの塾に週1回通う場合の月謝をまとめました。

学年明光義塾(90分)ナビ個別指導学院(80分)学研教室
1〜4年生12,100円10,800円〜12,600円8,470円〜
5年生13,200円10,800円〜12,600円8,470円〜
6年生14,300円12,600円8,470円〜

小学生向けの補習塾を選ぶポイント

小学生向けの補習塾には、さまざまなタイプがあります。そこで、お子さまに合った塾を選ぶための3つのポイントを紹介します。

小学生向けの補習塾を選ぶポイント

自宅から安全に通える

小学生が一人で通うことになるため、自宅から安全に通える塾を選びましょう。徒歩や自転車で通う近隣の塾であれば、人通りのある道を通れるか、交通量が多すぎないかなどをチェックします。

公共交通機関を利用する場合は、帰りが遅くならないよう、あまり遠くない場所にある塾を選ぶとよいでしょう。

学校の進度と合っている

補習塾の学習内容は塾によってさまざまですが、多くの場合、地元の小学校の教科書に合わせて授業が進められます。

補習塾に通う場合は、近隣の学校の学習内容や傾向に詳しい塾や、地域密着型の塾がおすすめです。

費用が講座内容と合っている

塾では、授業料の他に、入会金や教材費などがかかる場合があります。

費用は塾によって異なりますが、費用だけを比較するのではなく、講座内容に合っているかどうかもよく見て判断するようにしましょう。

補習塾にはいつから通う?

補習塾には、できるだけ早くから通い始めるのが理想です。低学年のうちから通って学習習慣を身につけておくと、学年が上がって学習内容の難易度が高くなっても授業についていきやすくなります。

補習塾は、基本的にいつからでも入塾できるので、できるだけ早くから通うことをおすすめします。

補習塾の費用をおさえる方法

多くの塾が、さまざまな割引特典やキャンペーンを用意しています。たとえば、次のような方法で費用をおさえられる場合があるので、体験授業の際に塾で確認してみましょう。

兄弟姉妹割引を活用する

兄弟姉妹が通っている塾に入ると、入塾金が半額や無料になることがあります。紹介キャンペーンの制度を利用できる場合もあるので、問い合わせてみることをおすすめします。

入会キャンペーンを利用する

多くの塾が、新学期や長期休暇中などのタイミングで入会キャンペーンを実施しています。

また、塾の比較サイト経由で申し込むと特別な料金プランが適用されることもありますので、手続きをする前にキャンペーン情報を確認しておきましょう。

まとめ

補習塾は、学校でつまずいたポイントを早めに補強し、学習習慣を身につけるための最適な環境です。

算数・国語・英語を中心に予習復習を丁寧に重ねることで理解が深まり、自信と成績アップにつながります。

安全に通える立地か、学校の進度に合ったカリキュラムか、費用が総額で適切か──この3点を軸に比較しましょう。

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※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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