【教室レポート】国大Qゼミ 川崎校
お話をうかがった先生:岡島先生(校舎長)
この地域においての貴教室の強みを教えてください。
Qゼミ川崎校は小1から高校生まで幅広い学年の子が通っていますが、全体を通して言えるのは「少人数でのきめ細かい指導」だと思います。
中学受験コースを例に挙げると、一般的には1クラス20人から30人ほどの子を集めて集団授業をする塾が多いのですが、Qゼミ川崎校では1クラスの定員を12名までに絞っています。生徒一人ひとりに確実に目が届き、宿題チェックからテストフォローまで丁寧な指導ができています。
ーー受験指導にも特徴があるそうですね。
はい、「うちの子に合った中学受験」というコンセプトを掲げ、これに基づいた指導をしています。ともすると中学受験は偏差値や難易度に惑わされがちで、進学してからミスマッチで悩む子も少なくありません。そうしたことをふまえ、私たちは、生徒一人ひとりの個性やご家庭の教育方針に合った中学校選びを行い、それに合わせた受験指導をしています。
もちろん結果として難関校に受かる子もいますが、大事なのは、「納得して選んだ」かどうかです。そうしてしっかりと選んだ学校に確実に合格させることが私たちの使命だと考えています。
保護者・生徒から選ばれる理由はなんですか?
ユニークなプログラムがあることも理由の一つでしょうね。例えば「ことばの学校」という授業。読書を通して語彙力や表現理解力を高めるものですが、読書のやり方に工夫がありまして、ただ黙読するだけではなく、ヘッドフォンでその本のナレーションを聞きながら読み進めていくのです。
多少難しい言葉や漢字があっても、音声がリードしてくれるので途中でつまずくことがなく、読書が苦手な子でも楽に読むことができます。オリジナルの読書ワークも併用することで、読みっぱなしではなくしっかりと内容も理解していきます。その結果、国語の力が高まるというしくみになっています。
同じしくみの英語版もあり、「YOM‐TOX」(よむとっくす、と読みます)と言いますが、こちらはナレーションを聞きながら英語の絵本を読むことで、直感的に英単語の意味を理解することができます。
ことばの学校、YOM‐TOX、どちらも小学1年生から中学生までレベル別にカリキュラムがあり、実際、川崎校では小学低学年から中学生まで幅広い年齢の生徒が受講しています。
ーー中学受験コースの集団授業も人数が少ない分、先生の目が届きやすいのは良いですね。
大きな塾だと生徒数も多く、例えば宿題もすべてじっくりと見れるかと言うと、私の経験上まず難しいです。Qゼミでは校舎長自ら授業で生徒を教えていますが、川崎校でも私が全学年で授業を教えています。
他の大手塾ですと上位クラスしか校舎長が教えない、なんてところもあります。クラスが増えてしまうと物理的に全学年を見ることはできませんが、この規模だからこそ生徒を一人ひとり丁寧に見れるというメリットがあり、その点でも喜んで頂いていますね。
どんなタイプ(性格・学力)の子供に合う塾でしょうか?
学力やニーズに合わせたコースがご案内できるので、さまざまなお子さんに合う塾だと思います。中学受験をせず、地元の中学校に進む子でしたら「まなび道場」というコースがあります。週1日から3日まで希望に合わせて通塾日数を決められます。算数国語を中心に先ほど述べた英語のYOM‐TOXの受講も可能です。
苦手教科だけを克服したいというようなお子さんには個別学習がおすすめです。学年を問わず希望する教科の指導が受けられます。中学生の定期テスト対策や高校入試対策にも活用してください。高校生には代ゼミサテラインの講座を用意しています。チューターや担任の質問対応や受験指導も丁寧だと評判をいただいています。
ーー性格の面では如何でしょうか?
川崎校の特徴が少人数で丁寧に、というところですので、頑張り屋さんだけど少し不器用な生徒が合っているかもしれませんね。頑張る力は持っているけれど、勉強の仕方で伸び悩んでいる、という生徒です。
勉強の仕方を教えてあげたり褒めることで変わっていくでしょうし、力を伸ばしてあげたいですね。どんなに少人数といっても、少なからず競争は発生しますので、生徒たちもそんな経験をすることで自分なりに頑張り方を見つけながら成長していますね。
生徒達の結果を出す為に心がけている(大切にしている)事を教えてください。
特に大切にしていることは、生徒の声を聞くということですね。どうしても私たちのほうが先生という立場上、強くなってしまうのですが、私たちはそこを勘違いしてはいけないと思っています。生徒にも言いたいことや考えていることが必ずあり、それを私たちが抑えてしまっては一人ひとりのことをわかってあげられないです。それが、結果として生徒を伸ばすことの妨げに繋がります。まずは耳を傾けること、あとは「ありがとう」という感謝を伝えることですね。
ーー常に感謝の気持ちを忘れずに、ということでしょうか?
例えば授業中に前向きな発言をしてくれた生徒がいたら、「良いことを言ってくれてありがとう」とその場で伝えています。山ほど塾がある中で、この川崎校を選んでくれたということに常に感謝しなければと思っています。
今後の目指していく教育を教えてください。
教育というととても大きなテーマに聞こえますが、私たちの存在意義は目の前にいる保護者様や生徒の悩みに対応していくことだと思っています。今後大学入試が変わったりと、時代とともに変化が必ずあり、それももちろん大事なことなのですが、そのときの教育事情に対して抱えているそれぞれの悩みに対応していくことが大切だと考えています。
この業界に20年ほどいますが、今までにも数多くの保護者様とお会いし様々なお悩みを伺ってきましたが、保護者様にも生徒にも寄り添ったサポートをしていくことが、私たちの目指していくことですね。
塾を探している保護者・生徒に一言お願いします
例えば他の塾に入っているが、保護者様のお悩みを聞いてくれないですとか、成績が伸び悩んでいるということがありましたら、まずはぜひご相談へお越し下さい。
川崎校では現在約200名の生徒が学んでいますが、他の塾からうつってきた生徒もいらっしゃいます。大手塾では難しい一人ひとりへのケアを川崎校では強みとしているので、そういった口コミで入って頂いています。
取材担当者のコメント
取材時に最初にお伺いしたときにまず感じたことは、とても暖かい雰囲気の教室、ということでした。国大Qゼミさんのスタートが幼児教育からだったとお伺いし、「学ぶことは楽しいこと」「楽しいから好きになる」という土台があるからこそ、その暖かい雰囲気が自然と出ているんだろうなと感じました。
また、先生方にもニックネームがあるとのことで、お話を伺った岡島校舎長は、ふだんから「ちょこまん」と慕われているそうです。そういった生徒と先生の距離が近いということが、一人ひとりへのサポートの充実度が高いことに繋がり、勉強面でも結果に繋がっていました。生徒だけでなく、保護者様とのコミュニケーションも大事にされていたり、学期ごとには必ず個別面談を実施しているなど、満足度の高い教室であると言えます。