神奈川県川崎市を中心に3教室を展開する完全個別指導塾PRIDEは、1対1の授業によるきめ細やかな指導が地域の生徒・保護者に支持されています。創業の想い、学習の枠を超え人生の進路指導までする「本物」の教育について、塾長の佐々木傑先生にインタビューしました。
今回お話を伺った先生
佐々木 傑(ささき たけし)先生
秋田県出身。大学時代にアルバイトで塾講師の仕事を経験。卒業後はそのまま塾に就職し、約8年間勤務した。その後、ブライダル業界に転職して結婚式場の支配人を務めるなど活躍。その中で、教育の仕事への思いが再燃し、大手塾に入る。経営幹部まで昇りつめた後、自身の理想とする塾を立ち上げるため2020年に(株)PRIDEを創業。現在は神奈川県内に、完全個別指導塾PRIDEを3校展開している。 『仕事を楽しむためのWebマガジンB-plus(ビープラス)インタビューより』
生徒の夢を叶える「本物の個別指導」
ーー本日はよろしくお願いいたします。まず完全個別指導塾PRIDEの特徴について教えてください。
完全個別指導塾PRIDEは、1対1の個別指導塾です。一般的な「個別指導塾」というと数名の生徒に対して1人の講師が指導する形態をイメージするかもしれませんが、PRIDEは生徒の夢や目標を叶えるため、生徒のニーズにとことん応えるために完全1対1というスタイルをとっています。
生徒ひとりひとりの現状を踏まえ、目標から逆算したオリジナルのカリキュラムに沿った個別指導や手厚い学習サポートが最大の特徴です。
目指すのは、PRIDE(誇り)をもてる人間を育む本物の教育
ーー佐々木先生のご経歴を教えてください。
私はもともと塾で学生講師として働きながら教員を志望していました。しかし、教育実習のアンケートで1人の生徒から「先生の授業は優しすぎる」と言われたことをきっかけに、自分はひとりひとりと向き合った個別指導がしたいのだと気がつき、大手の個別指導塾でキャリアをスタートしました。
ーー興味深いお話ですね。詳しくお聞きしても良いですか?
教育実習には模擬授業があり、教育実習生は実際に生徒の前で授業をします。当時の私は分かりやすさを重視し、授業を行いました。結果、大多数の生徒からは好評でしたが、ある生徒から「先生の授業は優しすぎる」と言われました。つまり、その生徒はもっと詳しく、発展的な知識も交えた授業をしてほしかったのです。
私はその言葉を受けて、大多数に合わせた授業ではその生徒を伸ばすことができないことに気がつきました。生徒全員の成績を伸ばしたいと考えていた私は、この理想を実現するには個別指導しかないと考え、学生講師をしていた大手の個別指導塾に就職しました。
その塾で8年ほど勤め、さまざまな経験をさせていただいたのですが、時間が経つにつれ担当教室の生徒が500人を越え、生徒の顔と名前を一致させることも難しい状況になってしまいました。当初はマネージャーになれば数百人の生徒に対して個別指導を行えると考えていたのですが、実際の状況は私の考える個別指導ではありませんでした。そのため、社長が引退し経営方針も変わるタイミングで私も退職しました。その後は見識を広げるために異業種にチャレンジしようとブライダル業界に転身したこともありました。
ーー珍しいご経歴ですね! ブライダル業界に転身してから開塾までどのような想いがあったのでしょうか。
学力が伸びずに困っている生徒や夢を追いかける人を応援したいという想いです。一度教育業界を離れたことによって、教育業界のやりがいを強く意識し、1年ほどで教育業界に戻りました。その後は大手の個別指導塾で10年ほど勤務したのち独立に至ります。
私の教育の原点は「ひとりひとりと正しく向き合う個別指導」です。大手塾で貴重な体験を得て、大手塾の方針を否定するつもりはありませんが、私の理想とする「本物の教育」を実現するためには自分で塾をつくるしかない! と考え、開塾を決めました。
ーー熱い想いを感じます。開塾以降の沿革を教えてください。
PRIDEは2020年に川崎市麻生区の若葉台駅近くに1教室目を開校しました。現在は若葉台、橋本、新百合ヶ丘という教育に対する意識が高いエリアに3教室を展開し、多くの生徒に通塾いただいています。
学ぶ生徒・教える講師・スタッフ・保護者の方々、関わるすべての人々にとって「誇り」となるようにと願いを込めて「完全個別指導塾PRIDE」という塾名にしました。
今後も積極的に教室展開をしていきます。ただし従業員のキャパシティを超えた展開は決してありません。あくまでも「本物の教育」の追求が私たちの使命です。
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生徒1人に先生1人の完全マンツーマン授業
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