子どもを塾に通わせていたけど成績が上がらなかったという声をよく耳にすることがありますが、せっかく家計を切り崩して学習塾費を支払い、送り迎えの手間もかけたのにそのような結果になってしまうことは非常に残念なことだと思います。
塾へ通わせるからにはお子さんの学力を上げることで志望校、ひいては将来の選択肢を広げたいですよね。そのためこのページでは子どもに合った塾の選び方で大切なポイントを解説いたします。
塾へ通うことの目的を明確にする
塾にはそれぞれ強みがありますから、受験に強い塾もあれば学校の授業の補足や苦手科目の克服などの補習に強い塾もあります。
当然、受験に強い塾は授業内容も受験に即した内容となっていますので学校の授業の内容からはだいぶ進んだ内容を教えています。その場合に学校の授業に付いていけていないのに受験に強い塾を選んでしまっても授業に付いていけずに挫折することになってしまいます。
そのためお子さんを塾へ通わせることを検討しているのであれば、まずは塾へ通うことの目的を明確にすることから始めましょう。
受験を検討しているのであれば志望校はどこなのか、内申点対策であれば今の成績をどれくらいまで上げていきたいのかといったように目的をより具体的にできると尚良いです。
塾の授業形式の特徴を理解する
近年は生徒それぞれの学力や性格に合った授業を提供できるように個別指導を中心に塾の授業形式も多様化しています。
ただし、大きくは集団指導と個別指導の形式に分類できます。集団指導は講師一人に対して6~20人ほどの生徒が一斉に授業を受ける形式で、個別指導は講師一人に対して1~5人ほどの生徒が個別に授業を受ける形式です。
それぞれの授業形式にはメリット・デメリットがありますので、お子さんの学力と性格に合わせて選択するようにしましょう。
授業形式の特徴を理解できていないと入塾後のギャップに悩まされてしまいますので気を付けてください。
先生とお子さんが合うかどうかを確認する
塾へ通うことの最終的な目的は志望校に合格するためにお子さんの学力を上げることだと思いますが、塾へ通うだけでは学力を上げることはできません。学力を上げるためには日々の学習習慣が重要となります。繰り返し問題を解くことで知識が定着し、お子さんの学力が少しずつ上がっていきます。
ただし勉強することを楽しめていたり、勉強することの必要性を感じていなければ自分から進んで勉強をすることはしませんよね。
そのためお子さんが自ら進んで勉強するためには塾の先生の存在は非常に大きいといえます。それでは入塾前に先生とお子さんが合うかどうかを判断することはできるのでしょうか?実は可能なんです。
一般的に塾は「体験授業」というサービスを行っていますので無料で授業を体験することができます。授業を1回受けられるところもあれば1週間という期間の中で複数回にわたって授業を受けることができる塾もあります。
先生との相性を判断するためにも体験授業は必ず受けるようにしましょう。
さいごに
このページでは子どもに合った塾の選び方で大切なポイントを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
塾選びを成功するためにはお子さんと塾の先生の相性は非常に重要なポイントとなります。しかし相性は入ってみないとわからないと思われている方は多いのではないでしょうか。
多くの塾では体験授業を受け付けておりますので、気になる塾がありましたら体験授業をして相性を確かめてから入塾の判断をするようにしましょう。
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