中学受験などで塾へ通うことを検討しているご家庭の中には、塾の送り迎えの負担の大きさに不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
最近では共働きの世帯も増えていますので、仕事の都合上でどうしても塾の送り迎えができないといった事情を抱えているケースもあると思います。
そこでこのページでは塾へ送り迎えができない場合の対処法や塾選びの注意点をご紹介します。
塾への送り迎えって必要なの?
それでは塾へ通う上で保護者の送り迎えは必要なのでしょうか?中学受験のために進学塾へ通う場合には3年生の2月から塾に通うことになりますが、3年生のお子さんを一人で通わせるのは不安が大きいですよね。そのため実際も3年生や4年生の生徒は保護者が付き添いで塾へ通っているケースが多いようです。
ただし、地域によっても異なりますが6年生になると一人で塾へ通う生徒も多くなるようです。そのため保護者の負担が大きいので大変ではありますが、塾への送り迎えができるご家庭では、お子さんが大きくなって一人で通えるようになるまでは送り迎えをしてあげられるといいでしょう。
また、最近では近隣住民への配慮のために自家用車の送迎を禁止している塾も増えています。そのため車で送り迎えを検討している場合には事前に送迎のルールを塾へ確認してください。
どうしても塾の送り迎えができない場合は?
共働きなどでどうしても塾の送り迎えができない場合にはどうすればいいでしょうか。
理想としては自宅から歩いて通える範囲の中から塾を選んで通うことですが、中学受験を考えている場合にはなかなか難しいですよね。通いたい大手進学塾の最寄りの校舎は電車を使わないと通えないといったケースも多いと思います。そのため子ども一人で通わせることに不安は大きいと思いますので、塾の安心安全への取り組みが大切となります。
最近では生徒の入退室時に保護者へメール通知が届くようになっていたり、駅まで職員が付き添ってくれたりと塾ごとに様々な取り組みを行っていますので、より安心して通わせることができる塾を比較した上で選ぶようにしましょう。
塾を選ぶ上での注意点について
一方で、塾の安心安全への取り組みも大切ですが、駅周辺の治安もとても大切です。特に進学塾の場合には授業は21時台に終わりますので、夜でも安全に校舎から駅に辿り着けるかどうかは入塾前に確認することをおすすめします。特に街灯の少なさなどで昼間と夜間で印象が大きく変わるような街もありますのでご注意下さい。
また、家から遠く離れた塾へ通うことを考えている場合にも注意が必要です。受験が終わるまで車で30分~1時間かけて送迎をすることはとても大きな負担です。今は送迎ができるつもりでも1年後・2年後になにか状況が変わって送迎が難しくなる可能性もあります。そのため通いたい塾以外にも、近所に信頼できそうな塾がないかどうかは調べるようにしましょう。
進学塾では学年が上がるにつれて授業数が増えていくため、送迎の負担も大きくなっていきます。ですから送迎の負担がストレスとならないように、塾選びの段階から送迎のことも視野に入れて塾を選ぶことをおすすめします。
さいごに
このページでは塾へ送り迎えができない場合の対処法や塾選びの注意点をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。仕事などの都合上、どうしても送り迎えができないご家庭もあると思いますので、少しでも参考になれば幸いです。
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