【教室レポート】国大Qゼミ 大船校
お話をうかがった先生:冨田先生(高校受験コース責任者)、多田先生(理英会アドバンスコース責任者)
この地域においての貴教室の強みを教えてください。
(冨田先生)
【高校受験コース責任者:冨田先生】
1人の生徒を長くお世話できることが、国大Qゼミ大船校の強みです。大船校には、小学部・中学部・高等部があります。さらに、小学部・中学部の教室と同じフロアに、弊社が運営する「どんちゃか幼児教室」もあるので、1番長い子で1歳から大学受験までの期間をこの塾で学習することになります。
実際に3歳から幼児教室に通い、大学に入った後も学生講師としてこの塾に関わってくれた子がいるので、彼との付き合いは15年以上にもなります。
ーー長年同じ教室に通うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
生徒に関する情報の伝達・共有がスムーズにできるので、幼児教室から小学部、中学部に上がるときも、生徒一人ひとりの特徴を掴んだ指導が受けやすいというメリットがあります。
新しい科目を習うときでも、同じフロアで普段見かけている先生が授業を担当してくれるのは安心感がありますし、保護者の方も「あそこでいつもご飯を食べている先生が新しい担任ね!」などとよくわかってくれます。
大船校に長年生徒として通い、高校を卒業したあとも学生講師として塾に関わっていただく。そして先生たちも長年勤務していただくことで、塾全体がアットホームな雰囲気になっていると感じます。お陰さまで、他の塾よりもあたたかみがあるねと言われることが増えてきました。
保護者・生徒から選ばれる理由はなんですか?
しつけ面や、学校ごとの特徴をつかんだテスト対策、保護者の方へのフォロー体制を主に評価していただいています。特に勉強面では「毎日が定期テスト対策」という方針で、学校の授業に沿った内容と入試に向けた内容をバランス良く取り入れて授業を行っています。
それぞれの学校の先生の特徴も拾っているので、テスト対策や保護者面談の際にもしっかりフォローできるのが強みですね。
(多田先生)
【理英会アドバンスコース責任者:多田先生】
また、小学校低学年の場合はしつけ面も重要だと感じています。保護者の方にお迎えに来ていただいた際には、生徒のできている部分とできてない部分をしっかりとお伝えしています。
生徒に注意をしたときには、必ず保護者の方に連絡を入れ、少ない時間の中でできるだけコミュニケーションが取れるように心がけています。
ーー力を入れている科目などはありますか?
国大Qゼミオリジナルの科目で、小学生・中学生に向けた「ことばの学校」という読書に特化した授業があります。ヘッドホンをつけてもらい、パソコンから流れる音声に合わせて進めていくというものです。
文節区切りや正しいアクセント、速読、語彙力、ことばの置き換えなど、さまざまな項目について理解を深めることができます。本を読むことに関心を持ってもらえるような内容になっていると思います。また小学生には、楽しみながら数理的センスを身につける「アルゴクラブ」という科目も用意しています。
どんなタイプ(性格・学力)の子供に合う塾でしょうか?
元気な子、お話をしっかりしてくれる子ですね。塾だけでなく、学校での出来事などについてもお話しすることで、その子の人間性も掴めますし、少人数制を活かした生徒一人ひとりに合う授業が進めやすくなります。あとは、様々なニーズが出てくるかと思いますが、学力的にはどのニーズにも対応できる塾だと思います。
生徒たちの結果を出す為に心がけている(大切にしている)事を教えてください。
(冨田先生)
【高校受験コース責任者:冨田先生】
褒めるところはしっかりと褒めて、ダメなところはしっかりと指摘する、ということを1番に心がけています。わからない部分を放ったらかしにしてもずっとわからないままですから、「何がわからなかったのか」「点数が取れなかった原因は何なのか」を、しっかり分析して生徒に伝えるようにしています。
また、学校ごとの年間スケジュールや提出物、生徒一人ひとりの学校での様子なども、できるだけ把握しています。学校生活を含めた生徒の情報を大切にすることで、一人ひとりに合った指導ができ、結果につながるのだと思います。
ーー生徒に指導している具体的な勉強方法はありますか?
中学生には「学習管理」が大切だと言い聞かせています。定期テスト前のスケジューリングや、学校の宿題と塾の宿題の進め方などを自分で定め、学習を進めていく癖をつけさせています。定期テスト前には「チャレンジ30」という表を使い、自分で学習プランをつくってもらいます。
生徒がつくった表の内容に対して、我々教師がアドバイスをし、進捗を確認していくことで、学習のサポートをしていきます。単に学力だけでなく、しっかり自分を管理するという部分も含めて、伸ばしていかなければいけないと思っています。
今後の目指していく教育を教えてください。
大船校が目指すのは、自学習ができる子を育てることです。楽しいことは継続させやすいですが、全ての勉強が楽しいわけではありません。そういうときに自分で進んで勉強できるスタイルが身についているかどうかで、その後の学習スピードにかなりの差が生まれます。「自分から進んで勉強をする習慣」を生徒に定着させていくことが、Qゼミの役割だと考えています。
ーー入試対策の観点で気をつけていることはありますか?
入試対策は、保護者の方が最も心配するポイントかと思います。私たちが生徒にいつも言っているのは、1歩先を見ることです。
学校の成績がどのようにつくのか、高校に行くために必要な成績はどのぐらいか、などの情報を中学1年生の段階から見せ、自分で進路を決めるようにしつこく言い聞かせています。漠然とした目標でも良いので、将来やりたいことから逆算して今やるべきことを積み上げていけるような考え方を身につけてもらえるよう指導しています。
また、大学生の学生講師が授業を行うときに啓蒙トークをしてくれるのも、生徒のやる気を出させるポイントですね。年の離れた我々教師よりも、年の近い学生講師たちの方が説得力が出てきますので、役割分担を気にしつつ進めています。
塾を探している保護者・生徒に一言お願いします。
国大Qゼミ大船校は、人のあたたかさが伝わる塾だと思います。楽しくも厳しく、しっかりとみなさんをサポートできたらと思いますので、ぜひ1度、体験授業にお越しください。お待ちしています!
取材担当者のコメント
今回の取材では、冨田先生と多田先生にお話を伺うことができました。同社が運営する「どんちゃか幼児教室」が併設していることもあり、1つのフロアにさまざまな年代の生徒が集まるにぎやかな雰囲気が印象的でした。また、長く通っている生徒、長く勤務されている先生方が多いこともあり、とてもアットホームであたたかい校舎だと感じました。
生徒一人ひとりが持つ小さな疑問や心配事を、少人数制だからこそ、先生との距離が近いからこそ、しっかり解決できる体制が整っている点が心強く、学力だけでなく人間的にも成長していけるような教育方針に感銘を受けました。