【教室レポート】自由塾 町屋教室
- 吉元和彦(よしもと かずひこ)先生
- 自身も自由塾の塾生。小学5年生で母親につれられ、何もわからないまま門を叩く。その後、留学を経験、米国Davis&Elkins大学卒業後、自由塾入谷本部教室の講師に。2014年、荒川区町屋に3教室目となる町屋教室を開校、教室長に抜擢される。その後独立、現在はFCとして町屋教室独自クラスを多数展開。叱るべくは叱り、その倍褒める教育スタイルからついたニックネームはブラボー先生®。 自由塾町屋教室教室長 / 東京私塾協同組合理事 / 第一薬科大学付属高校学習センター長。自塾HPにて熱いコラムを毎週月曜日欠かさず連載。現在、自身初の教育書を執筆中。また、毎週木曜日更新のYouTubeチャンネル【下町塾長会議】に出演中。
この地域においての貴教室の強みを教えてください。
自由塾町屋教室は「いきいきと学ぼう!」という塾是を掲げ、2018年に40周年を迎えた自由塾の三つ目の教室として、2014年2月に町屋に開校しました。
開校時から一貫して『ご家庭によりそい・子供たちの為に汗をかく』生徒ファーストで毎年大変多くの地元生徒とワイワイ勉強しています。私達がここ町屋地域でナンバーワンを目指しているのは、ズバリ【面倒見の良さ】です。
ノート作りから始まり、自習室利用・完全振替は当たり前。例えば自宅で宿題する時でも塾で勉強するようにスラスラと進めるようになるためにはどうすればいいのか・を、コーチング>ティーチングで指導するよう各担当講師と意思統一しています。
また、教室LINE公式アカウントで24時間345日保護者とLINEで教育相談を承ります。これが『気軽に何時でも/なんでも相談できる』と、塾生保護者から大変好評いただいてます。大変ですが(笑)、一日の内1~2時間はPC・スマホ・デバイスとにらめっこ。目が悪くなって、この歳で眼鏡かけるようになりました(笑)。
保護者・生徒から選ばれる理由はなんですか?
教室長の私はじめ、とってもフレンドリーなのは特色のひとつかもしれませんね。私もあまりスーツ着ないですし、講師も清潔な恰好であれば、カジュアルな服装で構わない、と言っています。スーツが勉強教えるわけじゃあないでしょう?あまり論理的に説明できないことをしたくないので・・・へそ曲がりなのかな(笑)。
毎年就活後に登校してくる学生講師は逆に生徒にからかわれますね。私もたまにスーツで登校すると教務主任から『あれ先生、今日仕事ですか?』って。いや、学習塾の講師が私の仕事だよって(笑)。
また、2014年開校時に高校受験生だった塾生が大学入学と同時に教室に講師として戻ってきて現在主軸で指導しています。私や教務主任含め、ほとんどの講師が自由塾のOB。自らの体験を話してあげると、子供達も目をキラキラさせながら聞いてくれます。
地元の小学校・中学校を卒業した講師は共通の話題が多いので、子供たちの目には身近なヒーローとして映っているのかもしれませんね。
どんなタイプ(性格・学力)の子供に合う塾でしょうか?
これはもうズバリ、覚悟を持った子です。【この塾でなら頑張れる】と自分の口で誓った生徒です。逆に、『今日何するの?』『やらなきゃいけないの?』などと聞いてくる生徒は自由塾では絶対に伸びませんから、もう体験授業前面談ではっきりお断りしています。
他者や講師に依存したり、自分でなんにも考えず、講師の言う通りにする生徒も、ウチでは伸びないかなあ、と。
『自ら考え、自分の力で未来を切り開く力を育む』とは、当塾【自由塾】の名前の由来。
ですから形から入るのではなく、自由な発想で、自分がオーケーと思ったら、なんでもオーケーでいいのかなって思います。以前、眠くてたまらないからと言って(玄関脇の)靴箱の高さが丁度いい、と立ちながら授業受けている子いましたよ。全然、オッケーです(笑)。
もちろん、他者に迷惑の掛かる行為には厳しく指導します。
体験授業は最大1ヶ月みっちり塾生同様扱いますから、そこで合う/合わない、やれる/無理(笑)のジャッジをしてもらえたらと。
生徒たちの結果を出す為に心がけている事を教えてください。
結果が全てだとは思っていないので(笑)、教育方針的なお話しでもいいですか?
当教室では生徒をその気にさせるために、褒める>叱るを推奨しています。とにかく大げさに褒めて褒めて、彼等のチャレンジをキチンと認めてあげる事です。叱る倍褒めた方がいいでしょうねって、ご家庭にはアドバイスするようにしています。
出来なかったことを叱るより、出来たところを褒めた後に、アドバイスした方がよっぽど子供の心に響くはずです。もちろん、子どもって十人十色ですから、その塩梅や方法は各講師に任せていますが、クラスで行われたあらゆることはデジタル教務日誌をシェアして毎日講師にもアドバイスをしています。もちろん講師を褒めるのを忘れずに(笑)。
その気になった講師・生徒は勝手にやる気になって、スイスイ自ら勉強するようになる、と感じています。やる気なんて、人にいわれて出るもんじゃあないでしょう?でも結果やる気になるのだからそれでいいのかなと思っています。
今後の目指していく教育を教えてください。
繰り返しになりますが、子供の様々な挑戦を認めて褒める。そうしてたくさんの勇者を育てていくことが使命だと思っています。大げさじゃなく、本気で。
ですから、教室は150名を定員にしていて、指導が散漫になったり、情熱が薄れないようにしています・・・とは言え、毎年募集停止というのに訪ねてきた方とはお話しさせていただき、やっぱり情が移るものですから、お引き受けしちゃうんですけどね。今年も募集停止になってから、そう伝えるメールのやりとりからスタートしておいて、なんだかんだ言って盛り上がっちゃって、結局ただ今何名か体験授業待ちしていただいてます。
当教室ではどの時期でも必ず体験講習受けてもらっていますから、もしも他塾に行っている場合でも、辞めずに相談に来てほしい、と伝えています。勉強に空白を作らない方がいいでしょう?困っているのに、探している間は勉強しない、じゃ論理破綻してますものね。その際、もしも今いる塾だろうとこの塾だろうと原因が本人にある場合は、『転塾なんてしなくてもいいです』って正直に言うようにしてますよ。
『ペンを持たない我が子をどうにかしてくれ』、ってそれは塾を変える前に色々と考えなきゃいけないことがあるだろう、って(笑)。
塾を探している保護者・生徒に一言お願いします。
学習塾は沢山ありますから、どこだっていいんじゃないですかね(笑)。どこでやる、かはあまり重要ではなくて、誰が何のために勉強するか、ですから。
どの塾の講師だって基本的にはそれなりの指導はするとおもいますよ。でも、それでうまく行かないのは、本人のやる気に因ることがおおい。で、本人のやる気が出なくなるコメントってもしかしたら、大人の何気ない一言からかもしれませんよね。ですから、塾を探すときは、とにかくご自分のお子様ファーストで、子供の視線に立って物事を考えてくれて、彼等を『その気に』させてくれる学習塾なのかどうかをきちんと聞いた方がいいのかなあって思います。
あ、でもこれは宣伝記事か。そうですね、、、ウチは熱いですから、是非雰囲気を感じてほしいとは思います、募集停止期間中かもしれませんけど。