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VもぎでD・E判定が出たら志望校を下げるべき?変更するか迷ったときの考え方
受験・進路の基礎知識

2026.10.16

VもぎでD・E判定が出たら志望校を下げるべき?変更するか迷ったときの考え方

この記事でわかること
  • VもぎのD・E判定が示す合格可能性
  • 志望校を変えるか迷ったときの成績表や過去問の見方
  • 志望校を変えるかどうかを考える際のポイント
  • 都立高校の志望校を決める時期と私立併願校の準備

VもぎでD判定やE判定が出ると、「もう志望校を下げた方がいいのでは」と不安になるかもしれません。

D判定は合格可能性20〜39%、E判定は19%以下と厳しい結果です。ただし、一度の判定だけで志望校を変える必要はありません。これまでの成績や入試までの残り期間によっても、判断は変わります。

この記事では、都立高校を志望する受験生に向けて、D・E判定が出たときに確認したいことや、志望校を変えた方がよいケース、いつまでに決めればよいのかを解説します。

VもぎのD・E判定はどれくらい厳しい?

VもぎのD・E判定は、志望校への合格が厳しいことを示しています。ただし、合格の可能性がゼロというわけではありません。

進学研究会による合格可能性の目安は、次のとおりです。

判定合格可能性の目安
S判定90%以上
A判定80〜89%
B判定60〜79%
C判定40〜59%
D判定20〜39%
E判定19%以下

Vもぎでは、合格可能性60%以上のB判定を合格基準としています。D・E判定はその基準に届いていないため、今の成績では合格が難しいと考えた方がよいでしょう。

ただし、判定は模試を受けた時点の成績をもとにしたものです。入試までに成績が伸びる可能性もあるため、一度の結果だけで志望校を諦める必要はありません。

大切なのは、志望校まであとどれくらい点数が足りないのか、入試までにその差を縮められそうかを確認することです。

なお、都立高校の自校作成問題を受ける場合は、模試の種類にも注意してください。都立そっくりもぎと自校作成対策もぎでは問題が異なります。

Vもぎの判定のしくみや模試の種類は、Vもぎとは?日程・偏差値・判定のしくみで詳しく解説しています。

志望校を変える前に確認したい5つのこと

D・E判定が出たら、まずは成績表を見直しましょう。

同じD判定でも、内申点が足りないのか、苦手教科で失点したのかによって、これから必要な勉強は変わります。

1. 内申点とテストの点数、どちらが足りない?

都立高校の合否には、学力検査の得点だけでなく内申点も関係します。

まずはVもぎに登録した内申点に間違いがないか確認し、学力と内申点のどちらが不足しているのかを調べましょう。

テストの点数が足りない場合は、苦手教科の対策が必要です。一方、内申点が低い場合は、当日の学力検査で何点取れば補えるかを考えます。

中3の評定が確定した後は内申点を上げられないため、当日点でどこまで補えるかが重要になります。

2. 合格の目安まであと何点足りない?

Vもぎの成績表には、志望校の合格基準が示されています。まずは自分の総合得点と比べてみましょう。

ただし、Vもぎの合格基準は、合格可能性60%以上となる位置を示したものです。実際の入試の合格最低点ではないため、基準を超えれば必ず合格できるわけではありません。

また、Vもぎで実際に取った点数と、成績表の「入試での予想得点」は異なります。点数を比較するときは、同じ基準の数字を使うようにしてください。

志望校との差が分かったら、どの教科で点数を伸ばせそうか考えましょう。

例えば、数学で計算ミスが多かったり、理科で覚えていない用語があったりするなら、そこから対策できます。

ただし、総合得点の差がそのままテストの素点の差になるわけではありません。どの教科で何点取る必要があるのか分からない場合は、学校や塾の先生に確認しましょう。

3. これまでの判定はどう変わっている?

一度だけD・E判定が出たのか、何度も続いているのかによっても判断は変わります。

例えば、これまではB・C判定だったのに、今回だけD判定になった場合は、その回に苦手な問題が多く出た可能性もあります。

一方、D・E判定が続いていて、志望校との差も縮まっていない場合は、志望校の変更も考える必要があります。

なお、模試は毎回問題が異なるため、点数だけでなく偏差値や合格基準との差も比べましょう。

同じD判定でも、以前より合格基準に近づいているなら、勉強の成果が出始めている可能性があります。

4. 間違えた問題は本番までに解けそう?

同じ30点の失点でも、計算ミスが多かった場合と、問題の解き方が分からなかった場合では対策が異なります。

答案を見直して、何が原因で間違えたのか確認しましょう。

失点の原因対策
知識を覚えていない教科書や問題集で復習する
解き方が分からない解説を読み、似た問題を解く
時間が足りなかった解く順番や時間配分を変える
計算・読み間違いミスした問題を解き直す
記述・英作文で失点した学校や塾の先生に添削してもらう

特定の単元で失点しているなら、その単元を集中的に復習できます。反対に、複数の教科で基礎が身についていない場合は、短期間で大きく点数を伸ばすのが難しいこともあります。

Vもぎの学力分析表では、「×→◎」「×→★」などのマークも参考になります。

「×→◎」は本来の実力なら解けた問題、「×→★」は基礎を復習すれば解けると考えられる問題です。まずはこうした問題から解き直しましょう。

また、Web成績の「再判定モード」を使えば、得点を変更したときに志望校判定がどう変わるか確認できます。利用期間は成績公開後の2〜3週間です。

間違えた問題を正解できた場合に判定がどのくらい変わるのか、試してみるとよいでしょう。

5. 私立併願校は決まっている?

都立高校への挑戦を続けるなら、不合格だった場合の進路も考えておく必要があります。

私立併願校については、出願条件や併願優遇の基準、入学手続の期限、必要な費用を確認しましょう。

併願優遇の条件を満たしていても、必ず合格できるわけではありません。受験する高校ごとの条件を確認してください。

また、実際に私立高校へ進学することになっても、本人や家族が納得できるかも大切です。

都立高校の志望校を変える場合に備えて、別の候補も調べておくと、直前になって慌てずに済みます。

D・E判定でも志望校を変えなくていい?

D・E判定でも、成績が伸びていて、過去問でも目標点に近づいているなら、すぐに志望校を変える必要はありません。苦手分野がはっきりしていて、入試までに対策できそうなら、挑戦を続ける選択肢があります。

一方、何度模試を受けても志望校との差が縮まらず、過去問でも目標点に大きく届かない場合は、志望校の変更を考えた方がよいでしょう。特に入試が近づいている場合は、残りの期間でどれくらい点数を伸ばせるか、慎重に考える必要があります。

ただし、成績だけで決める必要はありません。本人がどうしても行きたい高校で、不合格だった場合に進学したい私立高校も決まっているなら、挑戦するという選択もあります。

学校と塾で意見が違う場合は、同じ成績表や過去問を見せて、なぜその判断になったのか聞いてみましょう。

志望校はいつまでに決めればいい?

志望校を変えるかどうかは、入試までの残り期間によっても変わります。

秋は苦手分野を復習する時間がありますが、入試が近づくほど、今の成績で合格できそうかを考える必要があります。

9〜10月は、すぐに志望校を下げなくてもいい

この時期は、模試の結果をもとに苦手分野を復習し、次の模試でどれくらい点数を伸ばせるか確認しましょう。

ただし、志望校との差が非常に大きい場合は、早めに別の高校も調べ始めておくと安心です。

11〜12月は、成績の伸びと私立併願校を確認する

これまでのVもぎや過去問を比べ、志望校との差が縮まっているか確認しましょう。

また、私立併願校の準備も進める必要があります。

東京都では、私立高校と中学校の入試相談は12月15日以降に行われます。併願優遇を希望する場合は、それまでに中学校の先生と受験校について相談しておきましょう。

都立高校の志望校をまだ決めきれていなくても、私立併願校の準備は先に進めておくことが大切です。

1月は、過去問の点数も見て最終判断する

1月になったら、直近の模試や過去問をもとに、志望校を最終的に決めましょう。

D・E判定が続き、過去問でも目標点に届かない場合は、志望校を変更することも考える必要があります。

本人が挑戦したいと思っているか、不合格だった場合に私立併願校へ進学することになっても納得できるか、家族で話し合って決めてください。

なお、2027年度の都立高校第一次募集では、志願者情報の入力期間が2026年12月18日〜2027年2月4日午後5時、書類提出期間が2027年1月29日〜2月4日です。

出願の準備もあるため、期限ぎりぎりまで迷わず、学校の先生とも相談して早めに志望校を決めましょう。

まとめ|D・E判定だけで志望校を諦める必要はない

VもぎでD・E判定が出ても、一度の結果だけで志望校を変える必要はありません。

まずは成績表や過去問を見直し、入試までに必要な点数を取れそうか考えましょう。

ただし、D・E判定が続き、志望校との差も縮まらない場合は、変更を考えることも必要です。

最終的には、合格の可能性だけでなく、本人の希望や不合格だった場合の進路も含めて、家族で納得できる志望校を選びましょう。

判断に迷う場合は、学校や塾の先生に成績表と過去問を見せて相談してみてください。

現在の塾で十分な相談ができない場合は、都立高校受験に強い塾の選び方も参考にしてください。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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