「春期講習だけ受講したいけれど、本当に効果があるのか」「料金はどのくらいかかるのか」「後でしつこく勧誘されるのでは」——こうした不安を抱えている保護者の方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、多くの塾で春期講習のみの受講が可能です。一方で、知っておかないと損をしてしまう注意点も存在します。
この記事では、春期講習だけを受講したい場合の塾の選び方や料金相場、申し込み時の注意点を詳しく解説します。
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- 春期講習だけの受講は可能?事前に確認すべきポイント
- 春期講習のみ受講できる塾は多い
- 春期講習を受講する3つのメリット
- よくある質問
- 春期講習だけ受ける場合の費用はどのくらい?
- 小学生の春期講習料金相場
- 中学生の春期講習料金相場
- 高校生の春期講習料金相場
- 見落としがちな隠れたコスト
- 春期講習費用を抑える5つの方法
- 【目的別】春期講習選びのポイント
- お子さまに合った塾を選ぶための5つのポイント
- 1. 授業の質:お子様の理解度に合わせた指導ができているか
- 2. 講師の対応:具体的なアドバイスができるか
- 3. 教材の適切さ:レベルと目的が合っているか
- 4. 学習環境:集中できる空間か
- 5. サポート体制:保護者との連携がしっかりしているか
- 春期講習後の継続的な学習計画も考えよう
- 継続受講を判断する3つの基準
- 春期講習だけでは成績向上が難しい
- 春期講習後も塾に通うメリット
- キャンペーンを活用してお得に塾を始めよう
春期講習だけの受講は可能?事前に確認すべきポイント

まず「通常授業を受講していない生徒が春期講習だけ受講することが可能か」どうか、また可能な場合は「何を確認すべきか」を解説します。
春期講習のみ受講できる塾は多い
春期講習は塾の新年度の時期になるため、春期講習のみの受講を受け付けている塾は多いです。
春期講習の内容は通常授業とは独立している場合が多いので、通っていない方も受講しやすいのが特徴です。
補習塾の場合は主に前年度の復習と苦手分野の克服、進学塾の場合は、入試の過去問演習や新学年の先取り学習が中心になります。
ただし、春期講習を塾生限定で実施している塾もあります。塾によって対応が異なるため、講習の募集案内を事前によく確認しましょう。
今通っていなくても、入塾手続きをすれば塾生向けの春期講習を受講できるケースもあります。
春期講習を受講する3つのメリット
春期講習を受講するメリットは以下の3つです。
- 短期間で苦手分野を克服できる
- 新学年への準備や予習ができる
- 学習習慣を身につける絶好のチャンス
短期間で苦手分野を克服できる
春期講習ではこれまで習った内容の演習問題を解く機会が多いため、苦手科目や、曖昧に理解していた分野の再確認ができます。
春休みのうちに苦手を克服しておくと、4月からの学習を進めやすくなります。
新学年への準備や予習ができる
春期講習では、新学期の範囲を扱うことも多いです。先取り学習によって学校の授業が理解しやすくなり、その分野で高得点を狙いやすくなります。
学習習慣を身につける絶好のチャンス
季節講習に通うと、生活リズムが整い、勉強する習慣が自然と身につきます。
特に新しい学年のスタートである春休みに講習に通い、予習復習や宿題に取り組むことは、学習習慣を定着させる良い機会になるでしょう。
よくある質問
春期講習だけを受けるにあたって気になるポイントをQ&Aにまとめました。
春期講習だけ受ける場合、入会金はかかりますか?
塾によります。講習のみでも入会金(登録料)が発生する塾もあれば、春のキャンペーンで無料になるケースもあります。「講習のみでも入会金が必要か」「無料の条件(最低受講回数など)」をセットで確認してください。
春期講習だけの料金相場はいくらですか?
学年・指導形態(集団/個別/オンライン)・コマ数で変わります。目安としては○万円〜○万円程度が多いですが、授業料以外に教材費・設備費・テスト費が上乗せされることもあります。比較する際は“総額”で確認するのがおすすめです。
授業料以外に追加でかかる費用はありますか?
あります。代表例は入会金(登録料)/教材費/設備費・管理費/テスト費(模試)です。塾の料金表に「講習費」しか書かれていない場合でも、追加費用の有無を問い合わせると安心です。
春期講習はいつからいつまで実施されますか?
多くは春休み期間に合わせて実施されますが、開始日・終了日は塾や地域で前後します。集団塾は日程が固定されやすく、個別はスケジュールを調整できる場合があります。希望日程がある人は早めに確認しましょう。
途中から参加したり、欠席した分を振替できますか?
塾によって対応が分かれます。個別指導は振替に柔軟な傾向がありますが、集団塾は振替不可・補講なしのこともあります。「途中参加の可否」「欠席時の扱い(振替・補講・返金)」を事前に確認してください。
1科目だけ/短期間(1週間だけ)でも受けられますか?
可能な塾も多いです。ただし「講座セット」「最低コマ数」などの条件がある場合があります。1科目・短期を希望する場合は、個別指導やオンラインのほうが希望が通りやすい傾向です。
春期講習だけ受けて、成績は上がりますか?
目的が明確で、やる範囲を絞れる場合は成果が出やすいです(例:苦手単元の復習、英数の先取り)。一方で基礎不足が大きい場合は短期だけでは限界があるため、講習後の家庭学習や継続受講も含めて計画すると伸びやすくなります。
春期講習だけ受けたあと、入塾をすすめられますか?断っても大丈夫?
多くの塾で案内はありますが、断って問題ありません。心配な場合は、面談時に「今回は春期講習のみ希望です」と最初に伝えておくとスムーズです。勧誘が苦手な人は、講習のみの条件が明確な塾を選ぶのも手です。
春期講習の塾はどうやって選べばいいですか?
まずは「目的(復習/先取り/受験)」を決め、次に「指導形態(集団/個別/オンライン)」を選ぶのが近道です。最後に、入会金や教材費も含めた総額、振替・返金などの規約を確認して比較すると失敗しにくくなります。
春期講習だけ受ける場合の費用はどのくらい?
春期講習の費用を見てみましょう。ここでは、塾生以外の生徒が春期講習だけを受講する場合の料金を紹介します。
春期講習の料金は塾によって大きく異なり、表示価格だけでは実際の負担額が見えにくいのが実情です。外部生は内部生より高い料金設定になっていることも多く、授業料以外の諸経費も発生します。ここでは、料金の全体像を整理していきます。
小学生の春期講習料金相場
小学生の春期講習料金は、学年と指導形態によって異なります。
集団指導塾の場合:
- 小学1〜3年生:15,000円〜25,000円
- 小学4〜6年生:20,000円〜40,000円
個別指導塾の場合:
- 1対1指導:30,000円〜60,000円
- 1対2指導:20,000円〜40,000円
中学受験対策に特化した塾では、小学6年生で50,000円を超えることも珍しくありません。
また、春期講習だけの受講では「外部生料金」が適用され、内部生より10〜20%程度高くなるケースが多いため、見積もり時に確認しておくことをおすすめします。
中学生の春期講習料金相場
中学生になると、特に受験学年の中学3年生で料金が上昇する傾向があります。
集団指導塾の場合:
- 中学1〜2年生:25,000円〜45,000円
- 中学3年生:40,000円〜80,000円
個別指導塾の場合:
- 1対1指導:50,000円〜100,000円
- 1対2指導:35,000円〜70,000円
高校受験に力を入れている塾では、春期講習が通常月謝の2〜3倍に設定されることもあります。想定外の出費を避けるためにも、事前の確認が大切です。
高校生の春期講習料金相場
高校生の春期講習料金は、大学受験を見据えた高校3年生で最も高額になります。
集団指導塾の場合:
- 高校1〜2年生:30,000円〜60,000円
- 高校3年生:50,000円〜100,000円
個別指導塾の場合:
- 1対1指導:60,000円〜120,000円
- 1対2指導:40,000円〜80,000円
大手予備校の春期講習では、受講する講座数によって料金が大きく変動します。1講座あたり15,000円〜25,000円が相場で、複数講座を受講すると10万円を超えることも珍しくありません。
また、高校生向けの春期講習では、志望校のレベルや文系・理系によってクラスが細分化されていることが多く、難関大学対策コースはさらに高額になる傾向があります。費用だけでなく、お子様の志望校や学力レベルに合ったコースを選ぶことが重要です。
見落としがちな隠れたコスト
授業料以外にかかる費用も把握しておく必要があります。
- 教材費: 5,000円〜15,000円
- 施設利用料・冷暖房費: 2,000円〜5,000円
- 模擬試験費用: 3,000円〜8,000円
- 個別面談・進路相談: 追加料金の場合あり
授業料だけで比較すると、総額では他の塾より高くなっていたというケースもあります。必ず諸経費を含めた総額で比較するようにしてください。
春期講習の授業料は時間単価で見ると、通常月謝より割高に設定されていることが一般的です。
たとえば、月謝20,000円で月8回授業の塾であれば1回あたり2,500円ですが、春期講習では1回3,000円〜4,000円になることがあります。
ただし、春期講習は復習や先取り学習に特化した集中カリキュラムが組まれているため、単純な時間単価だけでは測れない価値があるのも事実です。
春期講習費用を抑える5つの方法
- 早期申込割引を活用する — 締切直前より早めの申込で割引が適用される塾が多い
- 兄弟姉妹割引を確認する — 見落としがちなので、必ず問い合わせておく
- 無料体験キャンペーンを利用する — 時期によっては無料や大幅割引の場合もある
- 必要最小限の科目に絞る — 苦手科目だけ受講するのも有効な選択肢
- 前半・後半どちらかだけ参加する — 費用を抑えながら効果を得られる
【目的別】春期講習選びのポイント
「お試し」「弱点補強」「受験準備」の3つの目的別に春期講習選びのポイントをまとめました。
お試しで受講する場合
「いきなり入塾するのは不安」「子どもに合う塾かどうか確かめたい」という慎重な姿勢の保護者に多いパターンです。
このタイプで成功するポイントは、事前に判断基準を決めておくことです。
授業の進度、先生の教え方、クラスの雰囲気、宿題の量など、客観的にチェックできる項目をリスト化しておくと判断がしやすくなります。
よくある失敗として、お子様の「楽しかった」という感想だけで判断してしまうケースがあります。
春期講習は通常の授業より内容が軽めに設定されていることが多く、実際の授業とのギャップに後から気づくこともあるため注意が必要です。
弱点補強をしたい場合
「算数の文章題が苦手」「英語の基礎を固めたい」など、明確な弱点克服を目的とするパターンです。
このタイプで重要なのは、塾のカリキュラムがお子様の課題に対応しているかを事前に確認することです。
多くの塾では春期講習のカリキュラムがあらかじめ決まっています。集団指導塾では特にこの傾向が強く、「復習中心」と謳っていても実際は新学年の予習がメインになっていることもあります。
お子様の弱点に集中して取り組みたい場合は、個別指導塾を検討するのも一つの方法です。
受験準備をしたい場合
新中学3年生や新小学6年生の保護者に多いのが、受験対策の第一歩として春期講習を活用するパターンです。
このタイプで大切なのは、長期的な学習計画との整合性を確保することです。
よくある失敗として、春期講習の内容が断片的で、その後の学習につながらないケースがあります。
特に複数の塾を「はしご」すると、カリキュラムの連続性が失われがちです。受験準備が目的であれば、春期講習後の継続受講も視野に入れた塾選びを検討してみてください。
お子さまに合った塾を選ぶための5つのポイント
春期講習は、塾の実力を見極める良い機会です。短期間だからこそ、冷静に判断しやすいという面があります。
「子どもが楽しそうだった」という感想だけで決めてしまうケースも多いですが、より具体的な基準を持っておくと、後悔のない選択ができます。
1. 授業の質:お子様の理解度に合わせた指導ができているか
最も重要なのは、お子様の理解度に応じた指導ができているかどうかです ※1。
集団指導であれば、質問しやすい雰囲気か、つまずいている生徒への個別フォローがあるかを確認してください。個別指導であれば、先生がお子様の弱点を正確に把握し、「なぜその答えになるのか」を丁寧に説明できているかがポイントです。
単に問題を解かせて丸つけするだけの授業では、自宅学習と大差がありません。
2. 講師の対応:具体的なアドバイスができるか
良い講師は、「頑張っています」という曖昧な報告ではなく、「計算ミスが多いので、見直しの習慣をつけましょう」など、具体的な改善点を伝えてくれます ※2。
また、お子様が質問しやすい雰囲気を作れているか、間違えても責めずに対応できているかも確認しておくとよいでしょう。
3. 教材の適切さ:レベルと目的が合っているか
使用している教材がお子様のレベルに合っているか確認してください ※3。
復習が目的であれば基礎問題が豊富な教材、先取りが目的であれば段階的に難しくなる構成の教材が理想的です。春期講習後も自宅で使える教材であれば、さらに有効活用できます。
4. 学習環境:集中できる空間か
教室の清潔さ、適切な温度、騒音対策など、お子様が集中して勉強できる環境が整っているかもチェックポイントです。
自習室の利用可否や、質問対応の体制も確認しておくと、春期講習をより有効に活用できます。
5. サポート体制:保護者との連携がしっかりしているか
春期講習だけの受講であっても、お子様の学習状況を詳しく報告してくれる塾は信頼できます ※1。
「今後はこうした方がいい」というアドバイスをくれる塾は、単なる授業提供を超えたサポートを重視している証拠です。継続受講を検討する際の判断材料にもなります。
監修者コメント:塾選びは、感情的な判断ではなく客観的な基準で行いましょう。この5つのポイントをチェックリストにして、複数の塾を比較すると、お子様に最適な塾が見つかりやすくなります。
春期講習後の継続的な学習計画も考えよう
春期講習を選ぶ際には、その後の学習計画も考え、継続して通うことを選択肢の一つにするのがおすすめです。
継続受講を判断する3つの基準
継続するかどうか迷う場合は、以下の3つの基準で検討してみてください。
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学習効果の実感があるか
春期講習を通じて、お子様の理解度や学習意欲に明確な変化がありましたか。「なんとなく良かった気がする」ではなく、具体的な成長が見られるかどうかを振り返ってみてください。
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家庭の教育方針と合っているか
塾のカリキュラムや指導方針が、ご家庭の長期的な教育目標と一致しているか確認してください。目先の結果だけでなく、お子様をどう育てたいかという視点も重要です。
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費用対効果は妥当か
春期講習の料金と通常月謝を比較し、継続的な負担が家計にどう影響するかを検討してください。投資に見合う価値があるかを冷静に判断しましょう。
春期講習だけでは成績向上が難しい
春期講習は、苦手分野の復習や新しい分野の学習に有効ですが、期間が短いため学べる内容に限りがあります。春休みの学習だけでは、成績を大きく向上させる結果にはつながりにくいでしょう。
春期講習後も塾に通うメリット
春期講習での学習内容を定着させ、成績向上や受験合格を目指すためには、講習後も継続して通うのがおすすめです。
春期講習のあとも塾に通い続けるメリットには以下の点が挙げられます。
塾での予習→学校の授業→塾での復習・テスト対策というサイクルで、成績向上を図れる。
受験対策としての学習や志望校選びのサポートを受けられる。
キャンペーンを活用してお得に塾を始めよう
キャンペーンを利用して春期講習から入塾すると、入会金が無料になったり、授業料の割引特典が受けられたりする塾があります。
学年が替わる春期講習のタイミングでキャンペーンを実施する塾は多いため、お得な期間中に入会を検討しましょう。
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