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塾選びで失敗しないために!よくある失敗のケースをご紹介
塾の選び方

2022.08.01

塾選びで失敗しないために!よくある失敗のケースをご紹介

はじめての塾選び、失敗したくないですよね。ただ、過去にお子さんを塾へ通わせていたかたの中には塾選びで失敗経験のあるかたがいることも事実です。

特にお子さんが受験生の場合は、非受験学年と比べると授業料も高い傾向にありますから、もし塾選びに失敗をして転塾をするとなると金銭面でもダメージが大きく、さらには入試までの貴重な時間を無駄にしてしまいます。

そのため、このページではよくある塾選びの失敗ケースとして5つのケースをご紹介しますので、これからお子さんを塾へ通わせようと考えているかたは是非参考にしていただければと思います。

仲の良い友達が通っていたから

よくある失敗のケースとして、お子さんと仲が良い友達が通っていたり、周囲の仲の良いママ友からの紹介で塾を選んでしまうケースが挙げられます。

友達とお子さんの学力が近ければまだいいのですが、学力が異なる場合には塾の授業のレベルや授業が進む速度が合わず、授業に付いていけなくなってしまう可能性があります。また、講師とお子さんとの相性が合うかどうかも重要なポイントとなりますが、友達が合う塾が必ずしもお子さんと合う塾とは限りません。

そして、友達がその塾に通っていることで成績や学力が上がったのかどうかも重要です。仮に友達の成績が上がっていないようであれば、学力を上げる目的でお子さんをその塾へ通わせることは避けたほうがいいといえます。

月々の授業料がどこよりも安かったから

塾代はできるだけ安く抑えたいからと、授業料が少しでも安い塾を探しているかたもいると思います。ただし、月々の授業料が極端に安い塾には注意が必要です。

地場の地域密着型の塾を中心に良心的な価格設定で手厚いサービスを行っている塾もある一方で、月々の授業料を安くして夏期講習や教材費を高い金額に設定している塾もあるのです。

このような塾の場合、授業料は安くても夏期講習代や教材費を含めると年間の塾代がほかの塾と変わらない、あるいは高くなってしまうようなこともありますので、授業料が安い塾を選ぶ際には入塾前の面談の段階で年間にかかる費用を確認しましょう。教室長から金額に関する明確な回答が得られなかったらその塾を選ぶことは避けたほうが良いでしょう。

「個別指導」が思っていた指導と違った

個別指導と聞くと、講師がお子さんにマンツーマンで指導してくれるという認識を持たれている保護者のかたも多いのではないかと思います。

ただ、実際はその認識とは異なります。講師が生徒と1対1(または1対2)の形式で指導をしてくれる授業形式は「完全個別指導」と呼ばれ、授業料は様々な授業形式の中でも最も高い料金設定となっています。そのため通常の個別指導は講師1人につき、3名~5名の生徒を担当する授業形式となりますので、1回の授業の中でお子さんが直接講師から指導してもらえる時間は決して多い訳ではありません。

この点を理解していないと、入塾後に実際の授業形式とのギャップに悩まされてしまいます。また、最近では自立学習型の個別指導塾も増えており、このような塾では映像授業などを通じて生徒が自分自身で学習を進めていくという授業形式をとっています。そのため授業形式は初めて塾を探し始めるかたにとってはやや複雑な内容ですが、後々後悔することのないよう入塾前に希望している授業形式と実際の授業にギャップがないかどうかは確認すべきでしょう。

有名私立などの人気校の合格実績が豊富だったから

塾の合格実績にもとづいて塾を選ぶことは悪い事ではないのですが、合格実績は塾全体の数値ではなく通わせようと考えている教室の合格実績を確認すべきです。

塾の折り込みチラシには合格実績が大々的にPRされていることが多いですが、チラシに記載されている合格実績は一般的には塾全体における合格実績になります。そのため、仮に塾全体としては志望校の合格実績が豊富であったとしても、通わせようとしている教室に志望校の合格実績はあるのか、その志望校に強いのかどうかはわからないのです。

そのため、その教室単位での合格実績を確認する必要がありますので、入塾前の面談にて教室長に教室単位の志望校の合格実績を確認しましょう。志望校がまだ定まっていない場合には、人気校の合格実績という判断材料だけで塾を選ぶのではなく、塾に求めることをより具体的にイメージを持つことから始めることをおすすめします。

ネット上の口コミや評判が良かったから

最近ではインターネット上に塾の口コミサイトが多いため、口コミ情報や評判をみた上で塾を選ぶ人も増えています。ただし、インターネット上の口コミ情報だけで塾を選ぶことには注意が必要です。

「口コミ」と聞くと、実際の利用ユーザーの生の声だから安心できると思っている人は多いと思います。そのため、口コミサイトでは利用ユーザーの良い評判も悪い評判も両方とも載っていて安心できるからという理由で塾選びの参考にしている人も多いのですが、サイトによっては特定の塾を対象に意図的に悪い評判を掲載していないサイトもあるのです。

ですから、必ずしも口コミサイトに掲載されている情報がすべて信用できる訳ではありませんので、口コミの評価が高いからという理由だけで選んでしまうことは避けたほうがいいでしょう。

さいごに

少しでも多くのかたが塾選びで失敗をしないようによくある失敗のケースをまとめさせていただきました。気になる塾があった際には、体験授業を通じて講師の人柄や指導方法、周りの生徒の雰囲気などをみた上で入塾するかどうかを判断するようにしましょう。少しでも参考になれば幸いです。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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