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集団指導塾の少人数制と多人数制の違いとは?それぞれの特徴を解説
塾の選び方

2022.08.01

2024.01.10

集団指導塾の少人数制と多人数制の違いとは?それぞれの特徴を解説

近年ではお子さんの理解度やペースに合わせて授業を受けさせたいというニーズの拡大にともない個別指導塾が急速に増えていますが、進学塾ではいまもなお集団指導の形式を取り入れている塾が数多くあります

それは集団指導のほうが競争原理が働くため生徒によっては大きく学力を上げることができるためです。

しかし集団指導といっても授業形式は多人数制と少人数制に分かれておりそれぞれ特徴が異なります。そのためこのページでは集団指導塾のそれぞれの授業形式の特徴について解説いたします。

多人数制の集団指導とは

集団指導における多人数制の授業とは、一般的に先生一人に対して11人以上の生徒を対象に行われる授業形式を指します。

集団指導というフレーズから思い浮かべる授業風景は広い教室にたくさんの生徒が座って授業を聞くようなまさに多人数制の授業の風景だと思います。多人数制の授業形式の特徴はなんといっても周りの生徒と競い合いながら勉強に励むことができるという点です。

しかし多人数制の授業だと、「大勢の生徒と一緒に授業を受けていると思うように集中ができない」といった声や「授業の流れをとめられないから先生へ質問ができない」といった声が増えるようになりました。その結果、集団指導のなかにも少人数制の授業形式が増えるようになったのです。続いて少人数制の授業の特徴をみていきましょう。

少人数制の集団指導とは

少人数制の授業とは、一般的に先生一人に対して6人~10人を対象に行われる授業の形式を指します。位置づけとしては多人数制の集団指導と個別指導の中間に位置します。

最近増えている少人数制の授業形式ですが、多くの進学塾でも少人数制の集団指導の授業が増えています。

少人数制の授業形式の特徴は周りの生徒と競い合いながらも、先生への質問がしやすくひとりひとりが細かい指導を受けることができるという点でしょう。また先生と生徒の距離が近いためアットホームな空間で授業を受けられる点も少人数制の特徴であり大きな魅力といえるでしょう。

授業形式ごとの費用の相場をみる

月謝は少人数制と多人数制ではどれくらい違うのでしょうか。こちらが授業形式ごとの月謝の相場です。

少人数制のほうが一人の先生が指導する生徒が少ないためやや月謝の相場が高くなっています。ただ、個別指導と比べればどちらも安いことがおわかりいただけるのではないでしょうか。

ただし塾へ通う費用は月謝だけではありません。教材費や模試代に加え、夏期講習や冬期講習などの季節講習費や志望校別の対策講座などのオプション講座費など、月々の月謝とは別に費用がかかりますので、塾を選ぶ際には月謝のほかにも年間でいくらかかるのかを確認した上で検討するようにしましょう。

さいごに

多人数制と少人数制の特徴を解説しましたがいかがでしたでしょうか。進学塾としての個別指導も増えてきてはいますが、進学塾はまだまだ集団指導の形式が一般的です。その集団指導のなかでも多人数制と少人数制に授業形式が分かれておりますので、それぞれの特徴を理解した上でどの授業形式を選択するかを判断するようにしましょう。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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