- 横浜国立大学2027年度入試の選抜方式と対象学部の一覧
- 一般選抜(前期・後期)の試験日・合格発表日
- 総合型選抜・学校推薦型選抜の選考スケジュールと主な条件
- 出願前に確認しておきたいポイント
横浜国立大学の2027年度入試は、一般選抜(前期・後期)、総合型選抜、学校推薦型選抜など複数の方式で実施されます。
選抜方式によって出願時期は9月から翌2月にかけて大きく異なるため、志望する方式のスケジュールをあらかじめ確認しておくことが大切です。
特に総合型選抜や学校推薦型選抜を検討している場合は、夏から秋にかけての早めの準備がポイントです。
この記事では、各選抜方式の日程と出願前に押さえておきたいポイントを一覧でまとめています。
横浜国立大学の入試方式(2027年度最新)
横浜国立大学の2027年度入試は、「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」のほか、帰国生徒選抜・外国学校出身者選抜が設けられています。
選抜方式 主な対象学部 出願時期の目安 一般選抜
(前期日程)全学部 1/25〜2/3 一般選抜
(後期日程)教育学部以外 1/25〜2/3 総合型選抜 教育・経済・理工・都市科学部 9/1〜9/30 学校推薦型選抜
(経営学部・理工学部女子枠)経営・理工学部 11/2〜11/9 学校推薦型選抜
(理工学部一般枠)理工学部 1/18〜1/22 帰国生徒選抜・
外国学校出身者選抜一部学部 9/4〜10/27
帰国生徒選抜・外国学校出身者選抜の詳細は公式入試情報サイトをご確認ください。
以下では一般選抜から順に、各選抜方式の日程をまとめています。
一般選抜の日程
一般選抜は前期日程と後期日程の2つで実施されます。
前期・後期それぞれ1つの国立大学・学部に出願でき、前期と後期で異なる大学・学部への出願も可能です。教育学部は後期日程を実施していません。
試験には大学入学共通テストの成績が必要で、共通テストを受験してから出願する流れです。過年度の成績は使用できません。
学科別の試験内容・配点は、2026年11月中旬公表予定の学生募集要項でご確認ください。
前期日程のスケジュール
教育・経済・経営・理工・都市科学の全5学部が対象です。
試験は大学入学共通テストと横浜国立大学の独自試験の両方が必要です。出願はWeb出願登録と書類郵送の2段階で手続きします。まずWeb登録を済ませてから、書類を郵送する流れになります。
項目 日程 大学入学共通テスト 1/16・1/17 Web出願登録期間 1/22〜2/2 書類郵送期間 1/25〜2/3 試験日(独自試験) 2/25 合格発表 3/6
書類の郵送は書留速達を利用してください。2月2日の消印があれば、2月4日10:00までの到着でも受理されます。
後期日程のスケジュール
経済・経営・理工・都市科学の4学部が対象です(教育学部は後期日程なし)。
前期と異なる大学・学部に出願することもできます。こちらも大学入学共通テストの成績が必要です。
出願はWeb出願登録と書類郵送の2段階で、前期日程と同じ期間内に手続きします。
項目 日程 大学入学共通テスト 1/16・1/17 Web出願登録期間 1/22〜2/2 書類郵送期間 1/25〜2/3 試験日(独自試験) 3/12 合格発表 3/20
総合型選抜・学校推薦型選抜は、一般選抜より早い時期に出願が始まります。年内からの計画的な準備が重要です。
総合型選抜の日程
総合型選抜は教育・経済・理工・都市科学の4学部で実施されます。出願はすべての方式で書留速達郵送です。
選考は「第1次(書類審査・小論文・実技など)→第2次(面接・口頭試問など)→最終選抜」の段階方式で進みます。
多くの方式では最終選抜に大学入学共通テストの成績を利用します。ただし、都市科学部建築学科は共通テストを課しません。
合格した場合の入学確約が必要な方式もあります。
教育学部の総合型選抜
教育学部では「地域教員希望枠(36名)」と「専門領域枠(64名)」の2つの枠で募集します。
検定料は各枠17,000円で、両枠の併願は可能です(枠ごとに検定料が必要)。2段階選考で実施され、共通テストは課されません。
項目 日程 出願期間 9/24〜9/30(郵送) 第1次選考 10/24(書類審査・小論文) 第1次合格発表 11/4 第2次選考 11/21(面接) 最終合格発表 12/1
地域教員希望枠は地域の教員を志望する固有の条件があり、専門領域枠は1コース・1専門領域のみ出願可能で入学後の変更はできません。
音楽専門領域の第2次面接には聴音が含まれます。
経済学部の総合型選抜
経済学部(一般プログラム)で15名を募集します。検定料は17,000円です。
合格時の入学確約が必要で、他の総合型選抜や学校推薦型選抜との併願には制限があります。最終選抜では大学入学共通テストの成績を利用します。
項目 日程 出願期間 9/1〜9/4(郵送) 第1次選考 書類審査(英語資格スコアによる選抜あり) 第1次合格発表 10/9 第2次選考 11/16(個人面接) 第2次合格発表 12/17 最終選抜 大学入学共通テスト 最終合格発表 2/10
出願には英語外部試験のスコア(出願開始日から2年以内)の提出が必要です。対象は英検・TOEFL iBT・TOEIC L&R・IELTS・GTEC(4技能)です。
志願者数が募集人数の2倍(30名)を超えた場合、第1次選考でスコアによる絞り込みが実施されます。
第2次選考に合格した場合、大学入学共通テスト成績請求チケット(国公立総合型選抜用)が必要になります。提出の指示があるまで大切に保管しておきましょう。
理工学部の総合型選抜
理工学部では「材料工学教育プログラム(8名)」と「海洋空間のシステムデザイン教育プログラム(10名)」の2教育プログラムで募集します。
検定料は17,000円です。最終選抜では大学入学共通テストの成績を利用します。
項目 日程 出願期間 9/11〜9/17(郵送) 第1次選考 書類審査 第1次合格発表 10/20 第2次選考 11/21(面接・口頭試問) 第2次合格発表 12/8 最終選抜 大学入学共通テスト 最終合格発表 2/9
材料工学は共通テスト3教科5科目(600点)、海洋空間は4教科5科目(700点)を利用します。海洋空間は理科の「物理」を第1解答科目で受験することが条件です。
第2次選考の合格後、結果通知書と合わせて大学入学共通テスト成績請求チケット(国公立総合型選抜用)の提出方法が案内されます。指定された期日までに提出してください。
提出がない場合や指定科目を受験しなかった場合は、最終合格の対象となりません。
都市科学部の総合型選抜
都市科学部では4学科すべてで総合型選抜を実施します。
出願期間と第2次選考日は4学科共通ですが、選考の内容と合格発表の時期が学科によって異なります。検定料は17,000円です。
建築学科は共通テストを課さず、第1次選考で実技を実施します。その他の3学科は最終選抜に共通テストを利用します。
建築学科の日程
項目 日程 出願期間 9/10〜9/17(郵送) 第1次選考 10/10(実技) 第1次合格発表 10/21 第2次選考 11/21(面接・口頭試問等) 最終合格発表 12/2
都市社会共生・都市基盤・環境リスク共生の3学科の日程
項目 日程 出願期間 9/10〜9/17(郵送) 第1次選考 書類審査 第1次合格発表 10/21 第2次選考 11/21(面接・口頭試問・プレゼンテーション等) 第2次合格発表 12/2 最終選抜 大学入学共通テスト 最終合格発表 2/9
建築学科・都市基盤学科には数学科目の履修に関する固有の確認条件があります。
通常の履修証明で確認できない場合は出願前の問い合わせ期限があるため、早めに要項を確認してください。
都市社会共生・都市基盤・環境リスク共生の3学科は、第2次選考合格後に大学入学共通テスト成績請求チケット(国公立総合型選抜用)の提出が必要です。
共通テスト出願サイトから出力し、指定された期日までに提出してください。提出がない場合や指定科目を受験しなかった場合は、最終合格の対象となりません。
学校推薦型選抜は、総合型選抜より遅れて11月に出願が始まります。
学校推薦型選抜の日程
学校推薦型選抜は経営学部と理工学部で実施されています。
いずれも学校長の推薦と入学確約が必要です。共通テストの扱いは方式によって異なります。
経営学部の学校推薦型選抜
経営学部経営学科で49名を募集します。
出願には全体の学習成績の状況4.3以上と学校長の推薦が必要で、1校から推薦できるのは2名までです。
検定料は17,000円で、共通テストを課さず、調査書・推薦書・志望理由書・小論文・個人面接を総合評価します。
項目 日程 出願期間 11/2〜11/9 試験日 12/7(小論文・面接) 合格発表日 12/17
理工学部の学校推薦型選抜(女子枠)
電子情報システム教育プログラムで女子8名を募集します。
全体の学習成績4.0以上または国語・数学・理科・外国語の平均4.2以上が必要で、1校4名まで推薦可能です。
検定料は17,000円で、共通テストを課さず、面接・口頭試問で選考します。
女子枠で不合格となった場合、改めて願書と検定料(17,000円)を準備すれば、一般枠(電子情報システム教育プログラム)への再出願が可能です。
項目 日程 出願期間 11/3〜11/9 試験日 11/21(面接・口頭試問) 合格発表日 12/8
理工学部の学校推薦型選抜(一般枠)
化学・生命系学科(33名)と電子情報システム教育プログラム(8名)で募集します。
最終選抜で大学入学共通テスト(6教科8科目・1,000点)の成績を利用します。検定料は17,000円です。
全体の学習成績4.0以上(電子情報システムは平均4.2以上でも可)、数学Ⅲ・数学C、理科2科目以上の履修が必要です。
出願時に「共通テスト成績請求チケット(国公立推薦型選抜用)」の添付が必須で、指定科目を1科目でも受験していない場合は出願無資格となります。
項目 日程 出願期間 1/18〜1/22 試験日 2/4(面接) 合格発表日 2/9
日程の把握と合わせて、出願前に確認しておきたいポイントも整理しておきましょう。
出願前に確認したい4つのポイント
日程の確認と合わせて、次の4点を早めに押さえておきましょう。
出願方式の2段階手続き
一般選抜の出願はWeb登録と書類郵送の2段階で手続きします。Web出願登録の締切(2月2日)と書類郵送の締切(2月3日)は別日程です。
登録だけで手続きが完了するわけではないため、両方の期限を個別に管理してください。書留速達で郵送する場合は、2月2日の消印が必要です。
英語外部試験スコアの準備
経済学部の総合型選抜を検討している場合は、英語外部試験のスコアの準備も必要です。
対象はTOEFL iBT・英検・TOEIC L&R・IELTS・GTEC(4技能)で、出願開始日(9月1日)から2年以内に取得したスコアが対象となります。
スコアが手元にない場合は早めに受験計画を立てておきましょう。
推薦書の早期依頼
推薦書は高校の先生に依頼してから完成まで時間がかかります。
経営学部・理工学部女子枠は11月が出願期間のため、遅くとも夏休み明けには担任や進路担当の先生に相談を始めておくのが目安です。
理工学部一般枠は1月出願ですが、年明け直後が締切のため年内に依頼を進めておきましょう。
共通テストの指定科目と成績請求チケット
共通テストの成績を最終選抜に利用する方式では、指定科目を事前に確認してください。
指定科目を1科目でも受験していない場合、最終合否の対象外となります。また、これらの方式では共通テストの出願時に入手できる「成績請求チケット」が必要です。
方式によって種類(総合型選抜用・推薦型選抜用)が異なるため、出願前から大切に保管しておきましょう。
まとめ
横浜国立大学の2027年度入試は、選抜方式によって出願期間が9月から翌2月にかけて大きく異なります。
総合型選抜・学校推薦型選抜は一般選抜より早く動き出す必要があり、共通テストを最終選抜に利用する方式も多いため、どの選抜を受けるかによって準備の内容も変わります。
まずは志望する学部・選抜方式を絞り込み、必要な書類や条件を早めに確認しておきましょう。ひとつひとつ着実に準備を進めることが、自信を持って出願に臨む近道です。
最新の情報や出願資格の詳細は、横浜国立大学の公式入試情報サイトでご確認ください。
【出典】
横浜国立大学「入学者選抜要項・募集要項」
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