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【わからないを最大限に引き出す1対1指導とは?】個別指導塾レベルアップにインタビュー
塾の選び方

2024.03.04

【わからないを最大限に引き出す1対1指導とは?】個別指導塾レベルアップにインタビュー

2022年2月に開校したばかりの「レベルアップ」は、札幌市北区に位置する1対1形式の個別指導塾です。マンツーマン指導の他に、読解力を高める速読教材、学習管理システム、自習室まで、追加料金なしで使い放題なのが特徴です。創立メンバーでもある、六本木椋先生にお話をうかがいました。

今回お話を伺った先生

六本木 椋(ろっぽんぎ りょう)先生

大学生時代から家庭教師、学習塾の仕事に関わり、地元の総合進学塾に就職。数多くの学習コンテンツ、指導ノウハウを習得。集団指導型の学習塾時代にTERRACEの前身「みんなの速読」に出会い、学習効果の高さを知り、密かに言語学習の可能性を模索。その後、個別指導型の塾で修行をし、札幌市北区麻生で【個別指導塾レベルアップ】を創業。

塾密集エリアにオープンした新進気鋭の個別指導塾

ーー本日はよろしくお願いします。まずは塾の立地について簡単に教えてください。

当塾は札幌市北区の麻生(あさぶ)に、2022年2月に開校しました。この地域は札幌と郊外を結ぶ交通拠点のようなエリアです。ターミナル駅ですので、バスや地下鉄の利用者がとても多く、特に地下鉄の駅としては札幌市のなかでも三番目に利用率が高い駅です。会社員のほか通学に使用する学生も多く、さまざまな塾がひしめく、いわゆる塾銀座となっています。

個別指導塾レベルアップ 外観

ーー塾銀座にはたくさんの個別指導塾があると思いますが、レベルアップを立ち上げた経緯について教えてください。

私は以前、大手予備校の講師をしていました。その後、個別指導の講師も経験しました。そこで、集団塾と個別指導塾にさまざまな違いを感じました。集団塾には培ってきたノウハウがたくさんあり、講師もたくさんの研修を受けるので、講師全員が一律に高い教務力を持っています。一方、個別指導塾は学生やアルバイトという立場の人がいることもあり、講師によってムラがあるな、と感じたのです。

そう思った時に、「予備校講師時代に培ったノウハウを使って個別指導塾を立ち上げれば、よりレベルの高い授業を提供できるのではないか?」と思ったのです。そういった思いで、当塾の代表と一緒にレベルアップを立ち上げました。

ーー小中高校生、及び既卒生対象の個別指導塾ですが、現在通われている生徒はどの年代が多いですか?

まだオープンしたてで傾向は定まっていないのですが、現在は高校生が多いです。そもそも当塾は、トータルエデュケーションを目的としています。高校受験、大学受験だけでなく、近年では札幌でも中学受験が注目されるようになってきているので、今後は小学生も多く迎えいれたいと思っています。

すでに小学生向けにレゴを使ったプログラミングのコースや速読のコースも設置しています。最終的には、小学校から高校まで長期に渡ってサポートできるような塾になっていきたいですね。

ーー中学生、高校生で通っている生徒は、どのような目的を持った人が多いですか?

中学生、高校生ともに、受験を目標として入塾される生徒がほとんどです。学校の定期テスト対策が目的という生徒さんは少ないですね。

1対1指導のメリットを最大限活かせる授業

ーー確かに、個別指導塾は先生の教え方が第一ですよね。レベルアップには高い経験やスキルを持った講師がいる。それが最大の売りというわけですね。

そうです。もう1点、他の個別指導塾との違いについてですが、「1対1が意味をなす塾であること」を重要視している点にあります。

一般的に1対1の指導と聞くと、「先生とマンツーマンだからいい」「1対1だから成績が伸びる」というイメージを抱く人が多いと思います。しかし、それは保護者や生徒がなんとなく思っているイメージであって、特に根拠のないものです。

私たちは「マンツーマンならそれでいい」「マンツーマンにすれば誰でも成績が上がる」とは思っていません。せっかく1対1の形式をとるのであれば「1対1ならではの教え方」を極め、最短で効果を出す塾でありたいと考えています。

ーー「1対1ならではの教え方」とは、具体的にどういうことですか?

まず生徒が「わからなくて困っている」「質問を抱えている」という状況を作り出すことです。わからないところはない、という生徒は、1対1の授業を受ける意味もないし、ましてや塾に行く必要もありませんよね。

当塾では、先生の教務力やさまざまなシステムを使って、生徒から「わからない」部分を引き出します。次に、その課題を1対1の指導で解決し、最終的にはその問題を生徒が1人でできるように導きます。それを積み重ねるのが、レベルアップの指導法であり、1対1という形式が意味を持つ瞬間だと思います。

ーー確かに、課題を持っていない生徒に対しては、講師も手助けをすることができません。

その通りです。生徒の「わからない」を効果的に生み出すのが当塾のこだわりであり、強みでもあります。そのためにまず速読や映像授業の「ウイングネット」、吉備学習システムの「メビウス」といったツールを使って、子どもたちが自学できる環境を整えます。そうやって自学を進めている過程で、困りごとが発生し、質問が出るように促すわけです。

ーーまずは生徒が自学できるようになり、次に生徒自身に課題を持たせるということですね。

はい。それには宿題や塾で行う演習の難度設定が大事になってきます。講師はその生徒に対して、全問正解できる問題は基本出しません。だいたい7〜8割の正答率になるようにして計算しています。

そうすることで生徒に「わからない」や「課題」が発生し、もっと高得点を取りたいという意欲が生まれてきます。同時にバツがつくことが苦痛でなくなるんです。「バツがついた問題を、次はマルに変えるぞ」とポジティブに変換できるようになります。

生徒が「わかる」ようになるのは実は簡単なことなんです。講師が最初から最後まで丁寧に説明をすれば、生徒はだいたいわかります。大変なのは、それを「できる」にすることです。生徒には授業でわかった後も「できる」ようになるまで演習をするように指導しています。

ーー子どもの自学する力を高め、「わからない」を引き出すという方法は、講師側に高い能力が必要ですよね。各生徒の基本的な学力や、これまでの勉強過程をすべて把握していないといけません。

そうですね。講師には高いスキルが求められます。当塾ではほとんどの講師が大手塾出身の正社員です。ですので、講師の教務力にも自信があります。講師の質を保つことは時間も費用もかかりますしすごく大変ですが、塾の根底となる部分ですのでとても大事にします。

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※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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