冬休みの宿題がまだ残っていても、まずは焦って手当たり次第に始めるのではなく、残っている宿題と残り日数を確認することが先です。
あと1週間ある場合と、残り1〜2日しかない場合では、優先する課題や進め方も変わります。
この記事では、冬休みの宿題を今から終わらせるために、残り日数別の進め方を紹介します。作文やドリルなど時間がかかる宿題の進め方や、保護者が手伝ってよい範囲、どうしても間に合わない場合の対応も確認していきましょう。
- 冬休みの宿題が終わらないときは、まず残りの量を確認する
- 残り日数別|冬休みの宿題を終わらせる進め方
- 残り7日以上なら、1日分を決めて進める
- 残り3〜6日なら、時間がかかる宿題から着手する
- 残り1〜2日なら、提出する宿題を確認して順番を決める
- 時間がかかる宿題はどう進める?
- ドリル・ワークは分からない問題で止まりすぎない
- 作文・読書感想文は、書き始める前に内容を整理する
- 書き初めや作品系は、必要なものを先にそろえる
- 日記や生活記録は、思い出せる情報から整理する
- 子どもの宿題が終わらないとき、親はどこまで手伝う?
- 宿題の整理と時間管理を一緒にする
- 答えを教えたり、代わりに宿題をしたりしない
- 叱るより、次に何をするかを一緒に決める
- 集中できる環境を整える
- 冬休みの宿題がどうしても間に合わない場合は?
- なぜ宿題が終わらなかった?次の長期休みに向けて振り返ろう
- 宿題の全体量を最初に確認していなかった
- 時間のかかる課題を後回しにした
- 予定どおりに進んでいるか確認していなかった
- 最初から細かすぎる計画を立てていた
- まとめ|残っている宿題と日数を確認して、今日やる量を決めよう
冬休みの宿題が終わらないときは、まず残りの量を確認する
宿題がたくさん残っていると、目についたものから始めたくなります。しかし、最初にやるべきなのは、何がどれだけ残っているのかを整理することです。
まず、プリントやドリル、作文、書き初め、日記など、提出する宿題をすべて一か所に集めます。そのうえで、次の3点を確認しましょう。
- 何の宿題が残っているか
- それぞれどのくらいの量があるか
- 提出日はいつか
次に、残っている量を残り日数で分けます。
たとえば、60ページのワークが残っていて、冬休みがあと3日なら、単純計算では1日20ページです。作文や作品のようにページ数で分けにくい課題は、「構成を考える」「下書きをする」「清書する」のように作業を分けます。
この時点で予定どおりに終えるのが難しそうなら、簡単な宿題だけを先に片づけるのではなく、時間がかかるものや提出期限が決まっているものから順番を決めることが大切です。
残り日数別|冬休みの宿題を終わらせる進め方
宿題の進め方は、残り日数によって変わります。
時間に余裕があるうちは毎日の量を決めて進められますが、残り日数が少なくなったら、時間のかかる課題を優先し、何から手をつけるかを明確にする必要があります。
残り7日以上なら、1日分を決めて進める
1週間以上残っているなら、すべての宿題を一度に終わらせようとする必要はありません。
宿題の量を残り日数で分け、「今日はここまで」と1日分を決めて進めます。
このとき、冬休み最終日まで予定を詰め込まず、できれば最後の1日程度は、終わらなかった分や見直しに使えるよう空けておくと調整しやすくなります。
作文や書き初め、作品づくりなど、一度では終わりにくい宿題は早めに着手しておきましょう。
たとえば、作文なら次のように分けられます。
- 1日目:テーマや書く内容を決める
- 2日目:下書きをする
- 3日目:読み直して清書する
宿題ごとに作業を小さく分けると、「何をすればよいか分からず手が止まる」状態を防ぎやすくなります。
残り3〜6日なら、時間がかかる宿題から着手する
残り1週間を切ったら、宿題を「簡単なものから」ではなく、終えるまでに時間がかかるものから確認します。
優先順位の一例は次のとおりです。
優先順位 宿題の例 進め方 1 作文・レポート・作品など 先に着手し、作業を分けて進める 2 ページ数の多いドリル・ワーク 1日あたりに進めるページ数を決める 3 プリント・漢字練習など まとまった時間を決めて進める 4 答え合わせ・見直し 提出前の時間を確保する
たとえば、ワークを30ページ進めなければならないのに、難しい1問で30分止まってしまうと、全体が進みません。
すぐに解き方が分からない問題はいったん印をつけて先へ進み、あとで戻る方法もあります。
「1つずつ完璧に終わらせる」より、まず残っている宿題全体を前に進めることを意識しましょう。
残り1〜2日なら、提出する宿題を確認して順番を決める
残り1〜2日しかない場合は、最初に学校から出された宿題と提出条件を改めて確認します。
焦って簡単なプリントばかり進めると、作文や作品など時間のかかる宿題が最後に残ることがあります。
まず、
- 時間がかかる宿題
- ページ数が多い宿題
- 短時間で終えられる宿題
の順に、どこまで進められそうかを確認しましょう。
分からない問題に長時間かけすぎず、いったん先へ進むことも大切です。ただし、指定された宿題を自己判断で飛ばしたり、やっていない部分を終わったことにしたりするのではなく、できる範囲で最後まで取り組みます。
夜遅くまで無理に続けると、翌日の集中にも影響します。残っている量を見ながら、翌朝に進める分も含めて計画を立てましょう。
時間がかかる宿題はどう進める?
「何から始めればいいか分からない」という宿題は、着手するまでに時間がかかりやすいものです。
ここでは、冬休みに残りやすい宿題ごとの進め方を確認します。
ドリル・ワークは分からない問題で止まりすぎない
ドリルやワークは、残りページを確認し、1回に進める範囲を決めて取り組みます。
たとえば20ページ残っているなら、「午前に5ページ、午後に5ページ」のように小分けにすると、取りかかりやすくなります。
分からない問題が出た場合は、長時間悩み続けず、印をつけていったん先に進みましょう。答え合わせの際に戻れば、ほかの問題を進める時間を確保できます。
ただし、答えを書き写して終わらせるのではなく、間違えた問題は解説を確認し、どこで間違えたのかを振り返ることが大切です。
作文・読書感想文は、書き始める前に内容を整理する
作文や読書感想文で時間がかかりやすいのは、文章を書くことよりも「何を書けばよいか決まっていない」状態です。
いきなり原稿用紙を書き始めるのではなく、まず箇条書きで内容を整理しましょう。
読書感想文であれば、
- なぜその本を選んだか
- 印象に残った場面
- その場面を読んでどう感じたか
- 自分の経験や考えとどうつながったか
などを書き出してから文章にすると進めやすくなります。
最初からきれいな文章を書こうとせず、まず下書きを最後まで作り、そのあとで読み直して整えます。
書き初めや作品系は、必要なものを先にそろえる
書き初めや工作などの宿題は、始めてから「道具がない」「材料が足りない」と気づくと、その時点で作業が止まってしまいます。
取りかかる前に、
- 課題の条件
- 必要な道具
- 提出する状態
- 完成までに必要な作業
を確認しておきましょう。
何度も作り直すことだけを優先するのではなく、学校から示されている条件を確認し、提出できる状態まで仕上げることを目標にします。
日記や生活記録は、思い出せる情報から整理する
毎日の出来事を書く日記や生活記録をためてしまった場合は、カレンダーや写真、家族の予定などを確認しながら、その日に何をしたか整理します。
覚えていない出来事を無理に作るのではなく、分かる範囲で振り返りましょう。
子どもの宿題が終わらないとき、親はどこまで手伝う?
宿題が終わらず子どもが焦っていると、保護者も「早く終わらせなければ」と考えてしまいます。
ただし、親が宿題そのものを代わりに進めてしまうと、子どもが取り組むべき学習まで失われてしまいます。
親が手伝うのは、宿題そのものではなく、整理や時間管理など、自分で取り組むための準備を中心にしましょう。
宿題の整理と時間管理を一緒にする
特に小学生の場合は、残っている宿題を自分だけで整理し、必要な時間を見積もるのが難しいことがあります。
その場合は、
「あと何が残っている?」
「今日はいくつ終わらせれば間に合いそう?」
「どれが一番時間がかかりそう?」
と一緒に確認します。
親がすべて決めるのではなく、子ども自身にも考えてもらうことがポイントです。
小学校低学年なら、勉強を始める時間を一緒に決めるなど具体的にサポートし、高学年以降は本人が立てた計画を確認するなど、年齢に応じて関わり方を変えていきましょう。
答えを教えたり、代わりに宿題をしたりしない
時間がないからといって、親が答えを教え続けたり、作文や作品を代わりに仕上げたりするのは避けましょう。
分からない問題がある場合は、
- 教科書の該当箇所を一緒に探す
- 解き方のヒントを出す
- 音読を聞く
- 答え合わせを手伝う
など、子ども自身が取り組める形で支えます。
叱るより、次に何をするかを一緒に決める
宿題が大量に残っていると、
「なんでもっと早くやらなかったの?」
「ずっと遊んでいたからでしょ」
と言いたくなることもあるでしょう。
しかし、残り日数が少ない段階で過去の行動を責めても、宿題は進みません。
まずは、
「あと何が残っている?」
「今からなら、どれから始める?」
と、これからの行動に話を切り替えます。
宿題が終わってから、なぜ遅れたのかを振り返るほうが、次回の改善にもつなげやすくなります。
集中できる環境を整える
勉強する場所のテレビを消したり、スマートフォンやゲームを手の届かない場所に置いたりするなど、集中しやすい環境づくりも親ができるサポートです。
長時間続けるよりも、子どもの年齢や集中力に合わせて短い休憩を挟みながら進めましょう。
子どもが宿題をしている間に、保護者も近くで仕事や読書をするなど、同じ空間でそれぞれの作業をする方法もあります。
保護者が宿題そのものを代わりに行うのではなく、「何が残っているか」「いつ取り組むか」を整理する手助けをすると、子ども自身が行動に移しやすくなります。年齢が上がるにつれて、親が決める範囲を少しずつ減らしていくことも大切です。
冬休みの宿題がどうしても間に合わない場合は?
残り時間から考えて、どうしてもすべての宿題を提出日までに終えられないこともあります。
その場合も、やっていないことをごまかしたり、保護者が代わりに仕上げたりするのではなく、まず学校から示されている提出方法や連絡方法を確認しましょう。
対応は学校や先生によって異なります。
未完成の宿題がある場合は、
- 何が終わっていないのか
- 現在どこまで進んでいるのか
- いつまでに取り組めそうか
を整理したうえで相談します。
年齢によっては、子ども自身が先生に状況を伝えることも考えられます。小学生など一人で説明するのが難しい場合は、保護者がサポートしましょう。
宿題の提出期限を変更できるか、未完成のまま提出するのかなどは自己判断せず、学校の指示を確認してください。
なぜ宿題が終わらなかった?次の長期休みに向けて振り返ろう
今回の宿題が終わったら、「次は早くやろう」で終わらせず、なぜ最後に残ってしまったのかを一度振り返っておきましょう。
よくあるのは、次のようなケースです。
宿題の全体量を最初に確認していなかった
ドリルだけだと思っていたら、作文やプリントもあったなど、終盤になって宿題の存在に気づくケースがあります。
次回の長期休暇では、初日に宿題を一度すべて出し、一覧にしておくだけでも防ぎやすくなります。
時間のかかる課題を後回しにした
ドリルなど取りかかりやすい宿題だけを進め、作文や作品など時間のかかるものを後回しにすると、最後に負担が集中します。
次回は「時間がかかりそうなものを休みの前半に一度始める」と決めておくとよいでしょう。
予定どおりに進んでいるか確認していなかった
冬休みは年末年始の予定や帰省などで、普段と生活リズムが変わりやすい時期です。
最初に計画を作っても、そのままでは予定とずれてしまうことがあります。
数日ごとに、
「予定より遅れていないか」
「残り日数で終えられる量か」
を確認し、必要なら途中で計画を変えます。
最初から細かすぎる計画を立てていた
「9時から漢字、10時から算数」のように細かく予定を決めても、1つ遅れると計画全体が崩れることがあります。
次回は、「午前中にワーク5ページ」「今日は作文の下書きまで」のように、やる量を中心に決める方法もあります。
長期休暇の宿題では、最初に完璧な計画を立てることよりも、途中で残りの量を確認し、予定を調整することが重要です。今回うまくいかなかった原因を1つ見つけ、次回の休みに改善するところから始めましょう。
まとめ|残っている宿題と日数を確認して、今日やる量を決めよう
冬休みの宿題が終わらないときは、焦って簡単なものから手をつけるのではなく、まず残っている宿題の量と残り日数を確認することが大切です。
1週間以上あるなら1日分の量を決め、残り3〜6日なら時間のかかる宿題から着手します。残り1〜2日しかない場合も、学校から出された課題を確認したうえで、終えるまでに時間がかかるものから順番を決めましょう。
保護者は宿題を代わりに進めるのではなく、残りの量を一緒に整理したり、集中できる時間や環境を整えたりすることで支えられます。
まずは、残っている宿題をすべて出して「今日どこまで進めるか」を決めるところから始めてみましょう。
※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

