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こんな個別指導塾は危ないかも?塾を見分けるポイントとは
塾の選び方

2022.08.01

2023.12.26

こんな個別指導塾は危ないかも?塾を見分けるポイントとは

あまり深く考えずに塾を決めてしまったことで、塾と契約したあとになってから途中解約の違約金などでトラブルに発展してしまうことがあるようです。

そのためお子さんの塾を選ぶ際には、いくつかの塾を比べてみた上で入塾の判断は慎重にしていただきたいと思います。

このページでは塾選びで失敗しないために、個別指導塾を選ぶ上での塾を見分けるポイントを7つご紹介します。

講師が担当する生徒の数が多過ぎてはいないか?

個別指導塾では講師と生徒の比率は、1対2か1対3が一般的です。ただし、塾によっては講師1人が4人から5人、またはそれ以上の生徒を同時に指導している塾もあります。

これ自体が悪い訳ではありませんが、このような塾ではホームページやパンフレットで講師と生徒の比率には一切触れていないことがあるようです。生徒の数が増えれば、当然授業のなかで講師から直接指導を受けられる時間は少なくなりますので、講師1人に対して生徒は何人なのかは注意するようにしてください。

授業料に見合った適切な指導を望むのであれば、マンツーマン指導か1対2の塾を検討することをおすすめします。

また、最近では自立学習型の個別指導塾も増えています。自立学習型の個別指導塾では10人から20人の生徒が一緒に授業を受けることになりますので混同しないようにご注意ください。

塾長に指導歴や指導実績はあるのか?

多くの個別指導塾では大学生のアルバイト講師が授業を担当することになりますが、塾長の考え方や指導方針によって大学生講師の質は大きく左右されるといえます。

塾長自身が教育熱心であったり生徒たちに対しての面倒見がいいと、その塾に在籍しているアルバイト講師も全体的にやる気が高い傾向にありますので、判断材料のひとつとして、経験と実績のある塾長が運営している教室を選ぶことをおすすめします。

塾長の指導歴や指導方針、塾長自身の人柄は学習相談会や面談の際に確認してみてください。

自習室の管理は行き届いているか?

最近では大手の個別指導塾を中心に自習室を備えている塾が増えています。ただし塾によっては自習室の管理がされておらず、生徒たちの溜まり場になってしまっているようなケースもあるようです。

そのため自習室があるかどうかよりも、どのような環境かどうかを確認してみてください。その際に、1.自習室にチューターが常駐しているか、2.静かで集中して勉強できそうかをみてみるといいでしょう。

体験授業や教室見学の際に、実際の自習室の状況をご自分の目で確かめてみることをおすすめします。

料金は明確か?曖昧な表現がされていないか?

塾によっては料金表内の表現が曖昧であったり、不親切でわかりづらい料金説明をする塾もあります。

このような塾では、授業料は安い一方で夏期講習代やテキスト代を高額に設定していたり、入塾した後に「〇〇費」(事務費や施設維持費など)として高額な費用を請求してくるようなケースもありますので、料金の表現が曖昧な場合には事前にしっかりと説明してもらうようにしてください。

入塾前に年間でかかる費用の一覧を確認するといいでしょう。もし説明を濁す場合には信用できないのでそのような塾は避けたほうがいいといえます。

提示されたカリキュラムにズレはないか?

個別指導塾の魅力のひとつは、子どもの学力や得意不得意に合わせてオリジナルのカリキュラムを設計してくれる点ではないでしょうか。

ただし、事前に用意されているテンプレートのカリキュラムをそのまま提案している塾が、大手の個別指導塾のなかに稀にあるようです。このような塾では期待する指導を受けられる可能性は低いといえます。

学習相談会の際に直近のテストの答案用紙や成績表を提出することになると思いますので、その内容をもとにどのようなアドバイスをしてくれるのか?またはカリキュラムを作ってくれるのか?をみてください。理解度に応じて適切なカリキュラムを組んでくれる塾をおすすめします。

学習相談会や面談の場で会話ができない(一方的にコースの案内をされてしまう)

稀にですが、会話が全くできない塾があるようです。

面談の場で一方的に塾の売り込みをしてくるようですが、保護者が質問をしても質問の中身を理解できなかったり、関係のない話をされてしまって論点がすり替わってしまったりと全く会話にならないようです。

このような塾長や社員がいる塾では、入塾後にトラブルに発展してしまう可能性が高いので避けたほうがいいといえます。

教室内の私語がうるさい、または整理整頓がされておらず散らかっている

通っている生徒たちにやる気がない塾では、教室内の私語がとても多いことがあります。

厳しい講師がいなかったり、生徒に注意ができる講師がいないことが原因のひとつだと思いますが、このような塾では期待している指導を受けられる可能性が低いので避けたほうが良いでしょう。

仮に授業外では活気があって賑やかな塾でも、授業が始まるとピッと静かになって生徒全員が授業に集中する塾もあります。お子さんを通わせるのであれば、教室内の雰囲気にメリハリがあって優しくも厳しい講師がいる塾がいいといえます。

さいごに

このページでは塾選びで失敗しないために、個別指導塾を選ぶ上での塾を見分けるポイントを7つご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。入塾後に後悔することのないように塾選びは慎重にしていただきたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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