高校生最後の夏休みを終えると、2学期がやってきます。夏休みに部活動を引退し、高校3年生の2学期から本格的に受験勉強を始めたという方や、7月~8月に参加した夏期講習の勉強で燃え尽きてしまったという方など状況は様々だと思いますが、そのなかで2学期をどのように過ごせばいいのかがわからず不安に感じている方も多くいると思います。
そのためこのページでは大学受験生である高校3年生のおすすめの2学期の過ごし方を解説します。
大学受験生にとっての2学期とは?
大学受験生の2学期は『応用力』を身に付ける大切な時期になります。1学期から夏休みにかけてこれまでの総復習や基礎を固めるための学習をしてきたと思いますが、2学期からは2次試験対策やセンター試験対策などの実践的な対策へと切り替えていく必要があります。
大学受験の場合、志望校によって入試の出題形式や出題傾向が大きく異なります。そのため、2学期からは志望校に合わせた対策を中心に学習を進めることになりますので、2学期の過ごし方によって志望校に合格できるかどうかが決まるといえるでしょう。
また、2学期にはいってからも大手予備校を中心に多くの模試が実施されます。模試を受けるメリットとして、本番の雰囲気に慣れることができることや、時間配分や問題を解く順番など得点を上げるためのテクニックを身に付けることができる大切な場です。そのため模試は積極的に活用しましょう。
おすすめの過ごし方について
2学期以降は入試までの1日1日が大切な時間となります。そのため闇雲に過去問から取り掛かるのではなく、まずは12月末までの年内をどのように過ごすかの学習計画を立てることから始めることをおすすめします。
また、9月の過ごし方としては夏期講習の振り返りをすることがおすすめです。夏期講習では入試に必要な多くの知識を学んだと思いますが、残念ながらテキストを見返してみると驚くほど忘れてしまったことが多いことに気が付くと思います。ですから気持ちを受験モードに切り替えるという意味でも9月は夏期講習を振り返り、基礎を見直しましょう。
そして、10月以降はいよいよ2次試験やセンター試験の過去問対策を進めていくことになります。過去問を解く上でのポイントとしては、定期的に繰り返し解くことで入試で必要な知識の定着を図りつつも、一度間違えた問題を二度目は間違えることのないように意識しましょう。
高校2年生は2学期をどう過ごせばいい?
高校2年生の場合は2学期をどう過ごせばいいでしょうか。高校生の多くは高校2年生の秋から3年生の春にかけて塾や予備校に通い始めると言われています。
そのため、現役での志望校の合格を目指しているのであれば、この時期から大学受験を意識して活動し始めることをおすすめします。特に高校2年生の冬までに基礎を固めることができれば、3年生の1年間は余裕をもって受験勉強に励むことができます。
また、気になっている大学のオープンキャンパスや学園祭へも積極的に参加するようにしましょう。特に秋の季節は多くの大学で学園祭が実施されます。志望校が明確になることで学習意欲を高く持つことができますので、志望校を持つためにも多くの大学へ実際に足を運んでみて行きたいと思える大学を見つけましょう。
さいごに
このページでは高校受験生である高校3年生のおすすめの2学期の過ごし方を解説しましたがいかがでしたでしょうか。2学期からは過去問対策が中心となるため応用力を身に付ける大切な時期となります。志望校に合格できるよう少しでも参考になれば幸いです。
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