リード予備校の塾インタビュー

高校を限定した専門館予備校!高い国公立合格率を達成!

リード予備校

評判・口コミ

4.11

(96)

※総合評価は、リード予備校の全教室の口コミを対象にして算出しています。教室毎の評価は各口コミをご覧ください。

対象学年

高校1年〜高校3年

授業形式

個別指導(1対2~),集団授業,オンライン指導,映像授業

リード予備校は
こんな方におすすめ!
  • 国公立大学・難関私大を目指している方
  • 定期テストや模試の対策をしたい方・成績を上げたい方
  • 高校から近くて、自習室や質問ができる環境を探している方

「高校別専門館で国公立合格を目指す」リード予備校にインタビュー

「高校別専門館で国公立合格を目指す」リード予備校にインタビュー
目次
  1. 高校別に校舎を分ける「専門館」
  2. オリジナルテキストと映像授業を組み合わせた2段階システム
  3. 客観的に自分を知れる集団塾の強み
  4. 自習室完備で気が済むまで勉強ができる
  5. 名古屋大学合格者数は岐阜県内2年連続1位
  6. 高い学力レベルと魅力にあふれた講師陣
  7. キャリア教育に力をいれる理由とは?
  8. 過酷な大学受験を共に乗り越えていける場所

在籍高校別の校舎で学び、国公立大学合格を目指すリード予備校。潮流を捉えた画期的なシステムで国公立大学の合格者数が伸びています。確立されたカリキュラムと、質の高い講師陣、キャリア教育をはじめとするユニークな勉強方法についてインタビューしました。

 

お話をうかがった先生
佳山 満宏(かやま みつひろ)先生
プロジェクトリーズ株式会社常務取締役 高等部責任者/マナビス事業責任者
京都大学大学院で理学修士号取得後、製薬会社で新規医薬品の研究開発に従事。その後教育業界に携わるようになる。現在は大垣駅前校、加納校、長良校で数学や物理を担当。ほかにも、リード予備校独自のオンラインサービス「キャリア教育」の内容を作成したり、オンライン授業も担当している。

 

高校別に校舎を分ける「専門館」

 

――本日はよろしくお願いします。リード予備校は岐阜県で幅広く展開されています。地域の特性について教えてください。

 

はい。岐阜県は一部の私立高校をのぞき、全般的に公立高校のレベルが高い傾向にあります。大学進学に関しては、第1志望を国公立大学とする生徒が圧倒的に多いですね。

 

 

東海圏には岐阜大学、名古屋大学といった国立大学がありますが、近隣県だけでなく、関西から関東まで幅広く進学を目指す生徒が多いのも特徴です。

 

――リード予備校では、特定の高校に通う生徒ごとに校舎を設置しているのが特徴的ですね。

 

 

リード予備校の集団授業は、「専門館」と呼ばれて、ひとつの校舎に同じ高校の生徒を集めて、その学校の進度に沿った授業を行っています。

 

なぜ高校別に集団授業をしているのかと言いますと、前提として、岐阜県は数学の授業進度が非常に早いのです。高校2年生の前半で高校3年分の数学すべてが終了している高校もあるくらいです。

 

他県でも進度が早い高校はあるのですが、それは一部の進学校に限られたことです。岐阜県の場合は、公立高校全般的に数学の進度が早いのが他県と大きく異なる点です。

 

――それはかなり特殊ですね。

 

はい。高校に入学すると1年生からものすごいスピードで数学の授業が進んでいきます。高校によって学習内容、単元は少しずつ異なっているとはいえ、中学の数学の感覚でいるとすぐに取り残されてしまいます。

 

数学は積み上げ式の科目なので一度遅れると追いつくのが大変です。さらに学校の内容と塾・予備校の内容が合致していなければ、消化不良になります。そこで校舎を完全に高校別に分けて、生徒が勉強をしやすい環境を整えました。

 

――自分の通う高校に合わせた指導なら、学校の定期テストもよい結果に繋がりそうですね。

 

国公立大学では、年々推薦入試の割合が高くなってきています。そうなると、1年生のときから定期考査や模試で高順位をとっておくことが必須になります。また上位の成績がキープできると、自信になるので。

 

リード予備校に通っている生徒で国公立大学の推薦入試に挑戦する人の割合が増えてきています。推薦入試が受けられると、一般入試と合わせて、入試の機会が2回に増えます。チャンスが2倍になるので、合格実績も年々上がってきています。

 

――一般入試以外にも国公立大学の推薦入試の対策もしてもらえるのは心強いです。

 

推薦入試対策コースも設置しているので、推薦入試もしっかりフォローいたします。

 

――専門館では数学以外の教科も、各学校の進度に合わせて行われているのですか?

 

集団授業で各学校に合わせた授業を行なっている科目は英語と数学です。物理と国語に関しては、高校別ではなく、定期考査の試験範囲を期間内に終わらせるという形で授業を進めています。

 

また校舎の立地のよさも人気の理由です。校舎によっては駅前ではなく、生徒の通いやすさを考えて、対象の高校の近くに設置しているのです。生徒が通いやすいというところも強みと言えます。

 

――リード予備校は、対象高校の生徒しか通えないのですか?

 

いえ、リード予備校の各校舎では、個別指導と映像授業はすべての高校の生徒さんを対象としております。たとえば、大垣駅前校(大垣北高・大垣東高専門館)なら、大垣南高校や大垣日大高校や岐阜高校の生徒さんが個別指導や映像授業で通ってくれています。

 

<リード予備校 集団授業の対象高校について>

リード予備校の校舎 集団授業 映像授業・個別指導
忠節校 岐阜高校・岐阜北高校 すべての高校に対応
加納校 加納高校 すべての高校に対応
長良校 岐山高校・長良高校 すべての高校に対応
各務原校 各務原西高校・岐阜上位5高校 すべての高校に対応
関校 関高校 すべての高校に対応
多治見校 多治見北高校・多治見高校 すべての高校に対応
恵那校 恵那高校 すべての高校に対応
可児校 可児高校 すべての高校に対応
大垣駅前校 大垣北高校・大垣東高校 すべての高校に対応

 

 

――すべての高校に対応している個別指導でも合格実績は出ていますか?

 

はい、個別指導を受講する生徒さんは映像授業も併用していることが多く、合格実績で言いますと、岐阜東高校から産業医科大学医学部医学科、大垣南高校から名古屋大学、中津高校から名古屋大学、大垣日大高校から名古屋市立大学薬学部など、快挙と言われる合格実績が多数出ています。

 

オリジナルテキストと映像授業を組み合わせた2段階システム

 

 

――授業はどのように行われますか?

 

リード予備校では、2段階カリキュラムというシステムをとっています。

 

1段階目は、高校1年から高校2年生の夏までは徹底的に高校に合わせていきます。授業で使用するのは、原則講師たちが自作したオリジナルのテキストになっています。

 

2段階目は、高校2年生の夏以降から受験期を指します。個々の生徒さんの志望校に合わせてカリキュラムを決めていきます。 

 

――集団授業に加えて、映像授業も併用しているのですね。どのようなシステムを使っているのでしょうか?

 

多治見校、恵那校、可児校、加納校、大垣駅前校では「ウイングネット」を使用して映像授業を行います。ほとんどの生徒さんが集団授業・個別指導と映像授業を併用しています。

 

忠節校、長良校舎、関校舎、各務原校に関しては、高校2年生の夏以降は「河合塾マナビス」に移行します。

 

 

――リード予備校に在籍しながら、自分のペースに合わせて授業も受けられるということですか。

 

そうです。河合塾マナビスに関しては、高2の夏移行から履修する生徒が多いのですが、部活や特別な習いごとをしている生徒の中には、高1からマナビスを選択している人もいます。

 

客観的に自分を知れる集団塾の強み

 

 

――佳山先生の考える集団授業のメリットは何でしょうか? 個別指導との違いについても教えてください。

 

個別指導のメリットは、自分のペースで学習ができることや、わからないところを先生と一緒に解決していくという点です。

 

一方で高校生にもなると、自分が見たいものしか見ない、自分の都合のいいように解釈する、という側面が出てきます。その点集団授業だと、自分がわかっていることわからないことを客観的に知ることができます。

 

自分が解けない難しい問題を別の生徒は解ける、ということを身をもって知ることで、より意識を高く持つようになります。それが集団授業のメリットと思います。

 

リード予備校の集団授業には、授業が上手で経験豊富な講師を起用しています。質の高い授業を受けることで、生徒自身もモチベーションを高めることができます。

 

 ――なるほど。生徒が客観的に足りないものを自覚できるのは大事ですね。しかしまだ入塾検討の段階の保護者には「うちの子どもは集団授業についていけるだろうか」と心配される方もいますよね。

 

はい、そういったご相談もよく受けます。リード予備校では、校舎によってはレベル別にクラス分けがあります。それでも苦手な科目があってついていけないような場合は、個別指導に切り替えるご提案をすることもあります。

 

当塾の集団授業と個別指導は生徒が行き来しやすい仕組みになっているので、時期や科目によって柔軟に対応しています。

 

 

自習室完備で気が済むまで勉強ができる

 

 

――よくある通塾のモデルケースを教えてください。

 

英語と数学に関しては、集団授業を週に2日もしくは3日受けている生徒の割合が多いです。

 

各校舎には、自習室と休憩室を完備しているので、部活終わり塾に来て自習をして、その後授業を受けるとか、授業後に残って自習をして帰る生徒がとても多いです。

 

――リード予備校には、グループ校として小学生・中学生の塾もあります。そのまま持ち上がって通塾される生徒も多いなか、高校から入塾する生徒が気後れすることはありますか?

 

そういったことはないのでご安心ください。併設のリード進学塾からそのまま通われている生徒もたくさんいますが、私が担当している大垣駅前校と忠節校でいえば、半分が高校からの入塾した生徒です。

 

小中学部から通う生徒に向けたいわゆる内輪ネタで盛り上がる、といったこともありません。

 

疎外感もありませんので、安心していただいて大丈夫です。

 

名古屋大学合格者数は岐阜県内2年連続1位

 

 

――大学の合格実績が年々伸びているとうかがいました。

 

おかげさまで名古屋大学への合格数は岐阜県で2年連続No.1になりました。ほかにも岐阜大学医学部医学科を目指して、高1からリード予備校に通われている生徒も複数います。

 

ほかにも他県の方で、「岐阜大学の医学部学科の一般推薦を受けるので指導してほしい」という要望がきたこともあります。

 

そういった要望にも、オンラインで面接練習をしたり、志望理由書の添削をしたり、遠方でもしっかりサポートさせていただきました。

 

――ホームページにもありますが、2年連続で名古屋大学の合格者数が30人超え、国公立大学の合格者数が270人となっています。これはずっと伸びていらっしゃるということですか。

 

そうですね。一番新しい校舎が大垣駅前にできたのが5年前です。学習塾がひしめくエリアでもありまして、当塾の生徒だけが大幅に増えたということはありません。合格率が高まってきた成果だと感じています。

 

高い学力レベルと魅力にあふれた講師陣

 

 

――講師採用の基準について教えてください。採用には何を重視していますか?

 

採用基準はふたつあります。

 

ひとつめは、確かな学力を持っている先生であること。国公立大学や有名私大を目指す生徒が多いので、講師には高い学力が求めますし、実際そういう講師がそろっています。

 

たとえば、英語科のある講師は、カナダのカルガリー大学を成績優秀で卒業したあと日本に帰国し、リード予備校に入りました。入社後、特に対策もせず受けたTOEICが満点だったという実力の持ち主です。ほかにも数学科には博士課程や修士号を持っている講師、旧帝大クラスの学歴を持つ講師も在籍しています。

 

 

もうひとつの採用基準は、学力は飛び抜けていなくても、生徒に寄り添える人間味のある講師であることです。

 

授業がわかりやすいというだけではダメです。なぜなら、映像授業が一般化してきた中、「わかりやすい」授業だけでは選ばれる理由になりません。それよりも、現役の講師に求められているのは、生徒のモチベーションをいかに上げることができるか。その生徒を正しい方向へ導くことができるか。その技量が必要になってきます。

 

高校生に寄り添って、大変な大学受験を一緒に乗り越えていける、人間味のある先生と一緒に働きたいですね。

 

キャリア教育に力をいれる理由とは?

 

――高校1年生を対象とした「キャリア教育」という授業があると伺いました。

 

はい。一般的な塾におけるキャリア教育では、専門の教材会社が用意した教材を使って進めることが多いと思います。リード予備校では、教材を独自に制作しています。生徒だけではなく保護者様にも参加していただき、将来の進路選択などについて学びます。

 

 

この授業は60分のオンライン授業で全8回開催。生徒全員に受けていただきます。

 

――内容を簡単に教えていただいてもいいですか?

 

たとえば、社会的に成功した人のキャリア選択は、実は8割が偶然性によるものだということ。つまり、あなたの将来はその8割が偶然性によるもの、だから、その偶然性を大切にしていかなくてはいけないよ、といった話をします。

 

他にも現在の高校2年生が老人になる頃には、平均寿命は107歳になると考えられています。107歳まで生きるのだとしたら、専門性はひとつではなく、ふたつもしくはそれ以上持っていた方がいい。生徒と保護者に向けて、そのような具体的な話をします。

 

――高校生の頃からそういう話を聞くことができると、自分の将来についてより深く考えるようになりますね。偏差値の高い大学に行って終了ではなく、人生設計も意識するようになると思います。

 

そうですね。このような授業をすることで生徒に動機付けができれば、他塾に通う生徒や塾に通っていない生徒たちとの差が出てくるのでは、と思っています。

 

ーーそのほか独自の企画や取り組みはありますか?

 

年に2回、「18時間耐久オンライン自習」というイベントを開催しています。午前6時から24時まで自習をするという過酷なイベントです。

 

初めて開催した時は「24時には誰もいなくて終わるだろうな」と予想していたのですが(笑)、ふたを開けたら24時時点で100名近く残っていました。

 

 

ーーなんと(笑)。自分の限界を知る経験にもなっていて、一生モノの経験になりますね。18時間というのは驚異的です。

 

長時間というだけではなくて、集中できる工夫もしています。「ポモドーロ・テクニック」といって25分勉強して5分休憩するというのをひたすら繰り返すのですが、受験生にとても人気です。

 

過酷な大学受験を共に乗り越えていける場所

 

ーー最後に、リード予備校は、大学合格を目指す生徒にとってどういう場所でありたいですか?

 

日本の大学受験は本当に過酷です。先進国の中には共通テストのような試験を実施している国はありますが、二次試験でさらに難しい筆記試験を課している国は日本ぐらいのものです。1点の差で合否が決まるシステムは時代遅れだと揶揄されたりもしますが、見方によっては機会平等であるとも言えます。

 

そういう過酷な入学試験にチャレンジするのは本当に大変なことです。高校入試とは比べ物にならないほど一生懸命勉強しなくてはいけないし、自分の限界というものも突きつけられます。一方でそこまでの経験をして受験に打ち勝つことは、人間的にも鍛えられます。

 

 

リード予備校には、過酷な試練に挑む生徒のためのカリキュラムは十分整っています。その上で生徒と一緒に乗り越えていきたいと思っていますし、受験が終わったあとは、生徒から「限界まで頑張っていた自分を最後までサポートしてくれた、いい塾だったな」と思ってもらいたいですね。それを目標にやっております。

 

――塾を探されている保護者様にメッセージをお願いします。

 

塾も予備校も自分の子供に合うかは、入ってみないとわからないものです。しかも1回入ってしまうと、移籍するのは意外と大変です。

 

リード予備校は他塾と比べても、情報をオープンにしています。まずは、説明会に参加していただければ、学費だったり、授業のコンセプトだったり、詳細を知ることができます。説明会や体験授業に参加していただき、比較検討していただければと思っています。

 

ーー本日はありがとうございました。

 

取材協力:リード予備校

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