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中学受験の塾選び|合格につながる塾の選び方のポイント
塾の選び方

2025.06.04

中学受験の塾選び|合格につながる塾の選び方のポイント

中学受験を考え始めたら、まず検討したいのが塾選びです。

どの塾がいいのか、自分の子に合うのはどこなのか。情報が多すぎて、何を基準に選べばよいのか分からなくなってしまった方もいるかもしれません。

どの塾に通うかによって、成績の伸びや志望校の合否が変わるので、塾選びはとても大切です。

そこでこの記事では、塾のタイプや指導の特徴、選ぶときに見ておきたいポイントをわかりやすく整理して紹介します。

お子さまにとって無理なく、着実に力をつけられる塾を選ぶために、順番に見ていきましょう。

中学受験対策で塾に通うメリット

中学受験をする場合は、塾に通って対策するのが一般的です。そこで、中学受験対策で塾に通う4つのメリットを紹介します。

中学受験対策で塾に通うメリット

豊富な実績にもとづいてカリキュラムが組まれている

中学受験対策の塾では、これまでの指導内容や合格実績などのデータにもとづいてカリキュラムが組まれています。

どの時期に何を学ぶのがベストなのかを分析し、着実に積み重ねていけるように計画されているため、塾の指導通りに学習していけば合格を目指せるのがメリットです。

中学受験特有の解法を学べる

中学受験では、小学校では習わない分野や、特有の解法を必要とする問題が数多く出てきます。

たとえば、算数の「つるかめ算」「旅人算」「流水算」などの「特殊算」はその一例です。塾に通っていると、このような特殊な問題の解法を学ぶことができます。

最新の入試情報に基づいて学べる

入試の問題傾向は毎年少しずつ変わるため、最新情報を入手し、それに合わせて対策することが受験では不可欠です。

塾では、情報をいち早く入手し、すぐに指導に反映させます。また、必要に応じて保護者にも最新情報を提供してもらえるため、早く対処できるというメリットもあります。

各学校の入試の更新情報を自分で調べるしか方法はないため、そこを塾が代行してくれます。

進路相談ができる

塾では、学習指導だけでなく進路選択のサポートも行われています。

志望校の選定にあたっては、子どもの性格や現在の成績、家庭の教育方針をふまえたうえで、具体的な学校や受験プランを提案してもらえます。

また、模試の成績などをもとにして、志望校合格に向けた対策を立ててもらえるのもメリットです。

中学受験塾の種類

中学受験塾には、いろいろなタイプの塾があります。それぞれの特徴や違いを知って、お子さまに合った塾を探しましょう。

中学受験塾には、大きくわけると、集団指導塾と個別指導塾があります。

中学受験塾の種類

集団指導塾

集団指導塾には、次のような特徴があります。

授業の形式

集団指導塾は、一つの教室に数名〜数十名の生徒が入り、講師が前に立って講義を行う、いわゆるスクール形式の塾です。

塾によっては、席がテストの成績順になっており、数ヶ月ごとにクラスの入れ替えもあります。

授業中は、説明を聞いて問題を解く時間に充てられ、質問がある場合は授業後や別日に先生に質問するのが一般的です。

カリキュラムの特徴

集団指導塾では、独自教材や、塾専用の特別な教材を使って授業が進められます。

6年生の夏頃までに全ての単元を習い終わるのが一般的ですが、早い塾では5年生の間に全ての単元を学び終え、6年生の一年間をかけて問題演習や過去問対策に取り組みます。

個別指導塾

続いて、個別指導塾の特徴を紹介します。

授業の形式

個別指導塾では、一人ひとり区切られた席が用意されていることが多く、講師がその席に来て指導をします。

1対2形式の塾では、同じ講師の指導を受ける生徒同士が近くの席に座り、一名の生徒が説明を聞いている間、もう一名は問題演習を行うスタイルで、講師が2席を行き来します。

カリキュラムの特徴

個別指導塾では、それぞれの生徒に合わせたカリキュラムが組まれ、状況に合わせて見直しながら志望校合格を目指すのが特徴です。

入試直前期には志望校の過去問を10年分解くなど、各自の志望校に合わせた対策を徹底的に行います。

塾の種類別 メリット・デメリット

集団指導と個別指導のどちらにしようか迷っている方に向けて、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。集団指導と個別指導を組み合わせた場合についても解説します。

指導形態メリットデメリット
集団指導・入試本番に照準を合わせたカリキュラムに沿った授業を受けられる
・生徒同士が切磋琢磨できる
・学力や理解度に差があっても一律で進行する
・質問しにくい場合がある
個別指導・子どもの理解度に応じて柔軟に進行する
・質問しやすく丁寧な指導が受けられる
・苦手分野の克服に向いている
・志望校に照準を合わせて対策できる
・集団に比べて費用が高くなりやすい
・講師の質に左右される
・生徒同士の競争意識が芽生えにくい

小学生向け塾の費用相場

中学受験の塾にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。集団指導塾、個別指導塾それぞれの費用例を紹介します。

集団指導塾の費用相場

集団指導塾の費用例として、2つの塾の小学6年生の月謝を紹介します。

月謝
臨海セミナー2教科:30,800円4教科:47,300円
栄光ゼミナール 広尾校4教科(2月〜8月):57,750円
4教科(9月〜1月):65,010円

個別指導塾の費用相場

個別指導塾の費用例として、2つの塾の小学6年生の1コマあたりの費用を紹介します。

月謝
創英ゼミナール1コマ(60分)あたり 約1,360円
栄光の個別ビザビ 広尾校1対2:1コマ(80分)あたり3,267円〜6,325円
1対1:1コマ(80分)あたり5,368円〜9,350円

中学受験塾選びのポイント

塾選びで迷ったときにチェックしたい4つのポイントを紹介します。

中学受験塾選びのポイント

志望校に合格できる塾かを見極める

塾を選ぶ際には、志望校に合格できる塾かどうかを見極めるために、合格実績を必ず確認しましょう。その際、塾全体の合格者数だけでなく、通う予定の教室の合格実績を調べることをおすすめします。

サポートの手厚さを確認する

中学受験は長期戦で、小学生にとって負荷の高い挑戦です。

途中でモチベーションを保てなくなったり、授業についていけなくなったりしたときに、塾で状況を察知し、保護者と連携して適切に対処してもらえるかどうかが重要になります。

また進度が早いため、一度遅れると取り戻すことが困難になります。

つまずいた箇所を個別に補習してもらえたり、復習プリントを用意してもらえたりする塾もあります。入塾前の面談でサポート体制について確認しておきましょう。

無理なく通える立地であることを確認する

小学生が長期にわたって通うためには、立地条件も重視すべき要素です。

普段は保護者が送迎する予定でも、保護者が送迎できない日に備えて、公共交通機関でも通える塾を選びましょう。

また、遅い時間に一人で歩くことを想定し、安全に通える環境かを必ず確認しておきましょう。

家庭の方針に合う塾を選ぶ

塾では講師と生徒の関わりが深くなるため、良くも悪くも、生徒は塾の考え方や受験方針の影響を受けやすくなります。

たとえば、家庭では「習い事と塾を両立させたい」と考えていても、講師から生徒に「受験に集中するために習い事をやめた方がいい」と指導されてしまうような例もあります。

そのような方針のずれを防ぐためには、入塾前の面談で話し合い、家庭の方針を尊重してもらえる塾かどうかを見極めることが大切です。

中学受験対策におすすめの塾

中学受験対策塾は、全国各地に数多くあります。その中から、独自の指導方針で保護者の信頼を得ている塾を3つ紹介します。

もっと知りたい方は>>>首都圏・関西圏の中学受験おすすめ塾24選!中学受験は塾選びが合格のカギ

臨海セミナー 中学受験科

臨海セミナーは、東京近郊を中心に教室を展開している集団指導塾です。

2025年春には、首都圏の超難関国私立中学に204名、東京の難関私立中学に337名の合格者を輩出しました。集団指導でありながら、一人ひとりと向き合ってしっかりサポートしてもらえるのが特徴です。

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個別指導の明光義塾

明光義塾は、生徒の能力を引き出す指導に定評のある個別指導塾です。問題をただ解くだけでなく、生徒が自分で考えて発言するよう指導します。

宿題を出しっぱなしにせず、家庭学習にも目を配って進捗を確認しながら志望校合格を目指します。

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TOMAS

TOMASは、難関中学への合格実績を多数持つ個別指導塾です。

質の高い講師が1対1で指導を行い、苦手分野が見つかれば宿題プリントを用意し、できるまで繰り返し、苦手克服を支援します。過去問対策の指導力にも定評があります。

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