受験の直前期で入試本番に向けてプレッシャーが重くなってしまったり、新学年に上がってから塾の授業が難しくなってしまったことで、塾に行くことが辛くなっている生徒もいるのではないでしょうか?
特に、塾に信頼できる講師がいなかったり、塾の授業が理解できないと辛いですよね。
そこでこのページでは塾通いが辛くなってしまったときの対処法をご紹介します。
塾通いが辛い理由とは?
塾通いが辛い理由は生徒ごとに様々な理由があると思いますが、そのなかでも以下のような理由が特に多いようです。
- 受験シーズンに突入してから授業時間が伸びたり宿題の量が増えた
- 中学3年生や小学5年生になってから塾の授業が格段に難しくなった
- 塾の講師や周囲の生徒たちと上手くコミュニケーションがとれない
上の2つは主に塾の宿題の量や授業の内容への不満や不安になります。一方で下の理由は塾の授業や宿題といったものとは違い、塾の中での人間関係やコミュニケーションに関するストレスのようです。
それでは塾が辛くなってしまった時はどのようにすればいいのでしょうか。続いてみていきましょう。
宿題の量が多い・授業が難しい場合の対処法について
まずは先程の理由の上の2つの場合の対処法からみていきます。正直、宿題の量が多過ぎるとしんどいですよね。ただ、これを機に時間の使い方や優先順位の立て方を見直す良いタイミングであることも事実です。
宿題は習ったことを知識として確実に定着するためには大切なものです。そのため、どうすれば早く終わらせることができるのかを考え、時間の使い方を意識したり、優先順位を立てて効率よくこなすことが重要となります。また、どうしてもすべての宿題をこなすことが難しい場合には、優先順位が高い宿題だけを取り組むというやり方でもいいといえます。
この場合には、講師に現在の状況を説明した上で『優先順位が高い宿題はどれか』を相談してみてください。その際に併せて宿題の取り組み方についても相談してみるといいでしょう。
一方で、授業が難しい場合にはどうすればいいでしょうか。
予習型の集団指導塾に通っているのであれば、現在の学力が通っている塾の学力と合っていない可能性がありますので、自力での挽回が難しい場合には個別指導形式の塾に変えるという選択肢もあります。ただし、そもそも学習量が足りていない可能性もありますので、塾がない日でも予習・復習を取り組めているか?または宿題を必ず提出する習慣を持てているか?などを見直してみてください。
もし塾だけでしか勉強をしていないのであれば、転塾したとしても転塾先でつまずいてしまう可能性が高いので注意してください。
上手くコミュニケーションがとれない場合の対処法について
内気な性格の場合には、塾の講師や周囲の生徒と上手くコミュニケーションがとれないようなこともありますよね。ただし生徒によっては、これが強いストレスになってしまっているケースもあると思います。
そのため、もし集団指導形式の塾が性格に合わない場合には、ご両親に個別指導形式の塾へ変えてもらえないかを相談してみることをおすすめします。既に個別指導塾に通っていて講師のやり方や性格が合わない場合には、直接塾長に講師を変更できないか相談してみるか、ご両親経由で塾へ聞いてもらうといいでしょう。
講師から対面形式で指導を受けること自体がストレスに感じてしまう場合にはどうすればいいでしょうか?このような場合には映像授業を取り扱っている塾をおすすめします。最近では自立型の個別指導塾が増えているのですが、自立型の個別指導塾では生徒はパソコンを使って映像授業を受け、自分のペースで学習を進めていくことができるのです。そのため映像授業という選択肢があることも覚えておいてください。
さいごに
このページでは塾通いが辛くなってしまったときの対処法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。理由によっては努力によって乗り越えられるものもありますが、なかには講師との相性や塾内の人間関係など努力ではどうしようもできない問題もあります。そのため、一人で抱え込まずにご両親や信頼できる友達、周囲の信頼できる大人に相談してみましょう。少しでも参考になれば幸いです。
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