横須賀市の公立高校の進学に強い「進学塾クロフネ」。手厚い指導で、開塾初年度から公立高校への進学率100％を達成しています。今回は地元の生徒・保護者から注目を集めているアウトプット中心の学習スタイルについて詳しくうかがいました。
今回お話を伺った先生
池田 龍（いけだ りゅう）先生
進学塾クロフネ副塾長。2022年に塾長の川上貴史氏とともに進学塾クロフネを立ち上げ、現在、京急久里浜駅前教室と北久里浜教室の2教室を運営。横須賀市の公立高校進学に特化した塾として、開塾初年度から公立高校合格率100％を達成。追浜高校、横須賀大津高校、横須賀総合高校の3校への進学率は、7割以上を実現した。
横須賀市を拠点に2教室を構える話題の進学塾
ーー本日はよろしくお願いします。まずは「進学塾クロフネ」という名前の由来からお聞かせいただけますか？
よろしくお願いします。横須賀市に根差した地域密着型の塾ということに加え、一度聞いたら忘れないインパクトを求めて塾長と考えた名前です。ペリーの黒船来航は、まさに日本の歴史が変わる転換点でした。当塾も生徒にとって転換点のような存在になれたら、と思い名付けました。
ーー横須賀エリアの高校受験の傾向について教えてください。
神奈川県全体の傾向としては、公立高校を目指す中学生が多いです。当塾があるのは横須賀市の南側ですが、このエリアは、横須賀市内の公立高校を志望している家庭がもっとも多いと思います。
ただ最近では、私立高校への進学を検討する人も増えてきています。第一志望でなくとも、私立高校をひとまず押さえてから、本命の公立高校にチャレンジするという戦略です。私立高校への進学に補助が受けられる場合があり私立高校と公立高校で金銭面で以前よりは小さくなってきた、ことが理由です。
追大総合格に特化した地元密着型
ーー次に進学塾クロフネの特徴について教えてください。
アウトプットを大事にしていることが一番のこだわりです。
神奈川県は公立高校入試の問題量が多く、中学生はたくさんの問題を早く、正確にこなしていかないといけません。そのため、中学生は全員、80分の授業のほとんどをアウトプットに使っています。
以前私は、塾長の川上とともに全国展開するグループ塾に勤めていたのですが、その塾は動画教材を用いてインプットをし、その後アウトプットをする形で学習を進めていました。当塾は教科によってインプットの時間を設けていますが、ほとんどの時間を、問題演習を中心としたアウトプットに重きをおいています。
ーーホームページに「追大総専門塾」と掲げていますが、追大総とはなんでしょうか？
追は追浜高校、大は横須賀大津高校、総は横須賀総合高校、この3つの高校をまとめて、当塾では「追大総（おいだいそう）」と呼んでいます。この3つの高校の4年制大学への進学率は約68％と高く、将来の選択肢を広げるためにも、ぜひ目指して欲しい高校だと考えています。なかでも単位制の学校である横須賀総合高校はとても人気で、このエリアでもそこを志望する中学生がとても多いです。
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