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春期講習のメリット・重要性とは?失敗しないために知っておくべきこと
塾の選び方

2022.08.01

2024.11.08

春期講習のメリット・重要性とは?失敗しないために知っておくべきこと

3学期も終わり春休みが始まる時期、塾では春期講習をおこないますが、みなさんこの春期講習の重要性を知っていますか? このページでは春期講習の重要性やメリット、そして失敗しないために事前に知っておくべきことを解説いたします。

なぜ春期講習は重要なのか?

それではまず、なぜ「春期講習」が重要なのかを解説しますね。

それは前年度の総復習をやることに「春季講習」が絶好のタイミングのためです。春休みのうちにわからないままにしていたことを理解することで不安なく新学期を迎えることができます。

また苦手科目を克服する良い機会ともいえます。受験生にとっては、夏期講習で学習する内容を春期講習に前倒しすることで、受験までのスケジュールに余裕をもたせることもできるのです。

なかには、復習をする必要のないお子さんや苦手科目のないお子さんもいるでしょう。そういう子たちは新学期に向けた予習をしましょう。

新学期の学習内容を先取りした講習や志望校別の出題傾向に合わせた講習を受けることで、まわりの友達やクラスメイトと春休みに差をつけることができます。

補習タイプの講習や予習タイプの講習など塾によってさまざまなプランを取り扱っているので、お子さんの学習状況や目的に応じて適した塾を選ぶようにしましょう。

春期講習を受けることのメリットとは

つぎに春期講習を受けることのメリットをみていきましょう。大きく3つを挙げることができます。

新学期前に前年度の総復習をすることで、苦手分野を克服できる

新学期が始まる前に復習をおこなうことで、自分が苦手な分野をみつけて向き合うことができます。また、春休みや宿題が少ないので時間をかけて苦手分野を克服することができます。

いまの自分の実力を把握して、目標を立てることができる

自分の実力を把握できることも重要なポイントです。今の自分はなにが苦手なのか、これからなにを学ぶべきなのか。また塾でなにを補う必要があるのか。これらを意識しているかどうかでも大きな差がでるのです。

新学期前に新学期の学習内容を事前に予習することができる

復習に余裕がある場合は新学期の予習を進めることができます。予習を進めることで余裕をもつことができますので、学期が進むにつれて勉強で遅れをとるということを防ぐことができます。

失敗しないために事前に知っておきたい注意点

ここまでは春期講習の重要性やメリットについて述べてきましたが、過去に春期講習を受講して失敗したというかたもいるのではないでしょうか。そのため、ここでは失敗しないために事前に知っておくべきことを解説します。

まず前提として、ただたんに「塾が開催している春期講習を受講すれば安心だ」という考えは持たないようにしたほうが良いでしょう。一番危険なことは、なにを学べばいいのかわからないため、なんとなく春期講習に申し込むというケースです。お子さんに足りないことはなにか、春期講習に求めることはなにか、というような具体的なイメージをもち、今の課題を解決するために春期講習へ通わせるという目的意識を持つことが大切です。

つぎに、通わせたい塾の春期講習の内容を事前に把握するということです。春期講習の内容は塾によって異なります。そのため補習に力を入れているところもあれば、予習に力をいれているところもあります。

ここを把握していないと「前年度の総復習をさせるために通わせたのに軽く触れる程度で授業が進んでしまった…」ということになりかねません。またその塾の学力も把握すべき点でしょう。お子さんがもともと自学学習ができるタイプである場合に、授業の学力が合っていないと春期講習を受ける時間を無駄にしてしまいます。

一般的な春期講習の費用の相場

さいごに一般的な春期講習の費用の相場をみていきましょう。夏期講習に比べると期間が短い春期講習ですが費用はどのくらいかかるのか気になるところですよね。

小学生・中学生の場合の一般的な相場
集団指導形式:3万~
個別指導形式:3万~6万

高校生の場合の一般的な相場
1コマ(90分×4回)で1.5万円~

春期講習に伴う費用は、基本的に授業料と教材費となります。ただし、塾によっては統一テストなどを実施しているところもあります。これらの費用が別途かかる場合もありますのでご注意ください。

さいごに

このページでは春期講習の重要性やメリット、また注意点を解説しました。春期講習を受講することは新学期にスタートダッシュをきる上で非常に重要な反面、目的意識や塾の事前知識がないと時間とお金を無駄にしてしまう危険もあります。そのため、この記事がこれから新学期を迎えるにあたって親御さんやお子さんの何らかの気づきになれば幸いです。

※本記事に掲載している情報は記事執筆時点のものです。料金・キャンペーンなどの最新情報は各教室にお問い合わせください。

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