数学が必ず克服できるオンライン数学克服塾

オンライン数学克服塾MeTa(メタ)本部のインタビュー

対象学年

高校1年〜高校3年、浪人生

授業形式

個別指導(1対1),オンライン指導

オンライン数学克服塾MeTa(メタ)本部は
こんな方におすすめ!
  • 数学がとにかく苦手!どうしても克服したい方
  • 他教科が伸びても数学が伸び悩んでいる方
  • 数学専門塾で数学がもっと得意になりたい方

【全国の高校生が受講】オンライン数学克服塾MeTa春日幹雄代表にインタビュー

【全国の高校生が受講】オンライン数学克服塾MeTa春日幹雄代表にインタビュー
目次
  1. 家庭教師の現場で知った、数学克服の必要性
    1. オンライン化で全国の生徒を指導
      1. 綿密なヒアリングで、生徒と向き合う
        1. 苦手を克服するソクラテスメソッドとは?
          1. 夢を叶えるために苦手な科目を克服する生徒をサポート
            1. 高校数学は本当に難しい!でも必ず克服できる

              大学受験を専門にしたオンライン数学克服塾MeTa。本社は宮城県仙台市にあるものの、その授業はすべてオンライン化されています。オンラインでどのように数学を教えているのか? また、数学に対する考え方や、苦手克服法について、代表の春日幹雄先生にお話をうかがいました。

               

              お話をうかがった先生
              春日 幹雄(かすが みきお)先生
              株式会社MeTa 代表取締役 東北大学卒。
              大学在学中の2018年に仙台市で数学専門塾MeTaを開業。その後、200名を超える高校生への指導を通して数学教育の奥深さを感じ、数学克服に特化したサービスを提供しようと考え、2019年に株式会社MeTaを設立。現在ではオンライン学習塾に移行することで全国の高校生向けて数学克服のための指導を続けている。

               

              家庭教師の現場で知った、数学克服の必要性

               

              ーーなぜ数学専門の学習塾を立ち上げたのでしょうか?

               

              実は開業前は学習塾に勤務した経験がなく、個人の家庭教師をしていました。その現場で、数学だけが苦手だったり、他の科目はできるけれど数学が足を引っ張って国公立の大学進学を諦めようとする生徒を何人も見てきました。そんな生徒たちを指導し、進学をサポートできた経験を活かし、数学の克服に特化した学習塾を作ろうと思いました。

               

              そこで2018年ごろ、私が大学3年生の時ですが、21歳のタイミングで学習塾を起ち上げました。一旦大学を休学して、塾経営をスタートしました。

               

               

              ーーMeTaの対象は主に高校生ですか?

               

              はい、私たちは、完全に大学受験を目指した学習塾です。受験対策と同時に高校の定期テスト対策も強化していますが、対象は高校生になります。ただし、例外として、中高一貫校の中学3年生だけは、高校数学の先取り学習していることが多いので特別に入会可能です。

               

              ちなみに、一般的に塾への問い合わせは保護者がすることが多いようですが、当塾では生徒ご本人からお問い合わせをいただくことが多いです。

               

              数学の根深いところから苦手な生徒は、一度数学に苦手意識を持つと、本番の定期試験や大学入試などで初めて見る問題に対して、なかなか対応できません。応用問題もしかり。努力しているのに、定期テストでいい点数が取れてない。そんな悩んでいる生徒がネットで当塾を見つけてご相談いただくことが大半です。

               

              オンライン化で全国の生徒を指導

               

               

              ーー塾スタート当初は、対面指導はしていなかったのですか?

               

              いいえ。当初は対面指導をしていたのですが、コロナウイルスの流行があって、生徒を全員一旦オンラインに移行しました。

               

              その後、意外にも生徒たちから「塾まで来る手間が省けるから、オンラインの方がすごく取り組みやすい」という声をいただきました。実際、遠くから通う生徒は、移動時間だけでかなり時間が取られていたようで。

               

              他にもオンラインに移行してよかったことがあります。

               

              対面指導の時は、仙台市の高校生しか対象にできませんでした。当時は、数学が苦手な生徒がいたとしても、仙台市の生徒しか救えない……と、歯がゆい思いをしていました。ですが、今は全国の数学が苦手な生徒たちを直接指導することができるようになりました!  現在は、北海道から九州まで、幅広いエリアに生徒がいます。

               

              ーー全国の生徒に教える上で気をつけていることはありますか?

               

              授業の進め方は、やはり地域によって少しだけ違いはあります。ですが、基本的には学習指導要領に基づいているので、問題ありません。ただし、学校によっては方針も異なるので、そこは直接生徒にヒアリングしたり、学校のカリキュラムまでしっかり目を通した上で、講師が工夫して進めています。

               

              ーーオンライン指導はどのような形で行なっているのでしょうか?

               

              数学の指導はしっかりと生徒のノートを見なければうまくいきません。そこで生徒が普段使っているスマートフォンを使い、講師と生徒のノートを写し合いながら授業を進めていきます。講師は、生徒のノートを見ることで、生徒の考え方がわかり、それに基づいた指導ができます。生徒は、講師のノートにある図や数式を参考にできるため、理解がより深まるのです。

               

              一般的に、学校や塾ではスマートフォンは遊びで使うという理由で禁止されているそうですが、当塾では有効に活用してもらっています。また費用面の負担も考慮して、この運用にしています。パソコンやタブレットが必須となると、生徒や保護者へ負担がかかります。スマートフォンならすでに持っている生徒がほとんどですし、受講に必要なスタンドは当塾から無料提供しています。

               

              綿密なヒアリングで、生徒と向き合う

               

              ーーオンラインのみですと、対面よりもコミュニケーションが不足するということはありませんか?

               

              当塾では、ヒアリングに力を入れています。

               

              通常は60分程度。体験授業の場合でも、30分は生徒から直接お話をうかがっています。学校では今どのような指導が行われているのか、今までどんな勉強法を実行してきて、どのくらい定期テストの点数を取っているのか、など。これらをヒアリングした上で、勉強の改善やカリキュラムの工夫などを行っています。

               

              入塾前はもちろん、毎回の指導ごとにヒアリングをして生徒がどれくらい理解しているかに努めています。

               

              ーーちなみに、入塾前のヒアリングの際には保護者は同席しますか?

               

              基本的に、保護者とは面談を行っていません。

               

              限りある時間をできるだけ指導に使いたいので、生徒本人との面談を密にしています。受験生とは特に濃密に面談をしていて、3ヶ月に一度は志望校を決めていくための相談を設けています。

               

              とはいえ、もちろん保護者からお問い合わせご相談があれば、すぐにお子さまの今の成績状況や、学習状況などしっかりお伝えしています。

               

              ーーヒアリング段階で、数学が苦手という生徒にはどのように対応していますか?

               

              数学が苦手な場合、小学校の算数や中学校の数学からつまずいてしまった生徒が多くいます。これは非常に根深い問題です。たくさん数学の問題集を解く、たくさん指導すれば解決する、というわけでもありません。

               

              たとえば、中学校で習う因数分解や二次関数のグラフについて理解していない生徒がいたとします。そういった生徒に高校の数学の問題を指導しても苦手意識が強くなるだけで、理解は深まりません。
              その一方で、中学の内容にさかのぼって問題を出題したとしても、簡単には解決しません。今までも中学校の授業中に問題演習をしてきた上で苦手なわけで、単に問題を解いてもらうだけで克服はできないのです。

               

              解決するためには苦手の原因の追究、式を目の前にして考えていることは何か、式変形において致命的な勘違いはないか、小学校レベルの計算でもつまずいていないか、などの分析をした上で対応いたしています。

               

              苦手を克服するソクラテスメソッドとは?

               

              ーー授業の流れを教えてください。

               

              授業は、3種類あります。

               

              まずは、オンラインでの完全な1対1の個人授業(80〜100分、1回以上/週)。

               

              次に、演習授業(100分)。生徒10人ぐらいを同時接続し、1人1人が自分の問題集に取り組んでもらいます。オンライン上に講師がいるので、わからなくなったらすぐに質問ができ、演習の習慣づけとしての授業を実施しています。

               

              そして、毎月1回、1対1の個人面談を実施して、1ヶ月間の振り返りと学習計画を綿密に立てていきます。

               

              ーー他の塾にはない指導の強みはありますか?

               

              一般的な数学の授業というと、先生が前に立ってホワイトボードや黒板などに「この問題はこうやって解くんだよ」とか、「この公式を使えば、こんなふうに解けるんだよ」というふうに、解き方の解説に偏りがちでした。

               

              これだと、数学が苦手な生徒からすると、解き方の暗記になってしまいます。そこで、私たちは「ソクラテスメソッド」という手法を用いています。

               

              ーーソクラテスメソッドとはどういう指導法ですか?

               

              簡単にご説明すると、講師陣から生徒に対して問いかけを中心に行う指導です。哲学者ソクラテスになぞらえて問いかけを重視した方法です。問題を目の前にしたときに、「今どんな答えを求めたいんだろう?」「今使いたい公式は何だろう?」「その公式を使うためにはどういう条件を引っぱってこようか?」といった講師からの問いかけを中心とし生徒が自分で考えて解き進めていく指導です。

               

              他にも、数学克服に特化したカリキュラムや指導方法を実践し、数学を専門とした講師が指導を務めています。

               

              ーーお話を聞く限り、講師には高度な指導スキルが求められそうですね。講師の採用基準はありますか?

               

              講師は全員東北大生で構成しています。とはいえ、採用基準は学力だけではありません。「数学が苦手な生徒に共感できるかどうか」を特に重視しています。数学は、努力していないから伸びていない、というわけではないので、そのような考え方をお持ちの方は採用選考の時点でお断りしています。

               

              本当に真面目に数学をコツコツ勉強していても、伸びないという生徒から問い合わせを受けることが多いため、そういった部分に共感していただけるような講師を採用しています。そのため採用倍率は6倍ほど。厳しい採用基準を設けながら採用しています。

               

              また、採用後も1ヶ月に及ぶ研修を実施して指導力を高めています。さらに、生徒の成績は常に可視化できるようにしており、担当生徒の成績がうまく上がっていない場合は再度研修を実施しています。

               

              生徒が数学を克服するために何ができるか、それを第一に考えながら指導を務めています。

               

              夢を叶えるために苦手な科目を克服する生徒をサポート

               

              ーーどんな生徒が受講していますか? 数学塾となると、他の科目はどうしているのでしょうか?

               

              ほとんどの生徒が、国公立大学を志望しています。宮城県内ですと、多くが1番手から3番手の進学校の生徒。進学校特有の難しい授業に置いていかれた生徒が入塾することが多いです。

               

              また、地方の進学校の生徒だと、ほとんどが国公立を目指しています。国公立といっても幅広く、難関の東北大学などを目指している生徒もいれば、自宅から通えるような地方の中堅国公立大を目指したいという生徒もいます。

               

              生徒は皆さん、受験に対する意識が高いので、私たちの塾以外に予備校に通い、得意科目は予備校の集団授業で賄って、苦手な数学だけ私たちの個別指導で克服を狙っていく方も多いですね。

               

              ーー理系を希望する生徒が多いのでしょうか?

               

              当初は、文系の方が多くなると考えていました。数学が苦手で、だけど国公立を目指したいという生徒たちです。でも実際、塾をスタートさせてみると、理系と半々ぐらいですね。

               

              理系の方はやはり理科が好きだからとか、あとは看護師や薬剤師になりたいから、数学は苦手だけど克服したいという生徒が多くいます。苦手科目があるけど、夢を突き通すために取り組みたいという生徒を応援しています。

               

              高校数学は本当に難しい!でも必ず克服できる

               

              ーー数学が苦手な高校生にメッセージを!

               

              高校数学は、本当に難しいと考えています。学校で習う他の科目に比べると、数学の難易度が一番高いのではないでしょうか。私が言うのもなんですが、数学Bのベクトルとか数列とか、人間がやるものではないような感じがしています(苦笑)。

               

              国公立進学において、数学はボトルネック(つまずき)になりやすく、他の科目はできても数学だけ苦手で、共通テストも全然点数が取れず国公立に行けない生徒も多くいます。他の科目と比べて、数学ができないばかりに自信を失っていく生徒は多いのではないでしょうか。

               

              しっかり数学を勉強しているのになかなか克服できない、たくさん時間をかけて勉強しても定期テストの点数が伸びなかったり、赤点を取ってしまう生徒を多く見てきました。すると、「元々数学はセンスで成績が決まってくる」とか、「勉強してもなかなか成績が上がらないのでは?」と心配してしまいがちです。

               

              しかし、数学克服には必ず解決の糸口があります! 私たちは、そんな数学が苦手な生徒たちをわずか数ヶ月で平均まで伸ばしていく、ということをこれまでやり遂げてきました。私たちは、そんな生徒のためになれば、と考えています。

               

              ーー本日はありがとうございました。

               

              取材協力:オンライン数学克服塾MeTa

               

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